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ミュージカル作品紹介vol.15/マンマ・ミーア!

今日は週2回出社のうちの1回目。明後日はずっと出来ていなかったメンバーの歓迎会をする。流石に色んな意味で「え、今?」ってなってます。

さて、先々月2回紹介してたってこともあり、先月ちゃっかり忘れてました、ミュージカル紹介。

こんな時だからこそ、元気になる、そして何より私の1番好きなミュージカル『マンマ・ミーア!』を紹介します。

劇団四季では2002年12月から開始、全世界170都市以上で上演されてきたミュージカル。しのごの言わず、まずはストーリー!


舞台は、海と空の青さがまぶしいエーゲ海に浮かぶ小島。
ここで小さなホテルを営んでいるのは、
シングルマザーとして娘を育ててきたドナ。
20歳のソフィは、恋人スカイとの結婚式を控え、父親とバージンロードを歩くことを夢見ています。
母の昔の日記をこっそり持ち出して読んだソフィは、サム、ビル、ハリーというドナのかつての恋人たちをこっそり結婚式に招待してしまいます。
本当のお父さんなら一目でわかるはず…。
そして迎えた結婚式前日―
ドナの若かりし頃のバンド仲間、ターニャとロージーに続いてホテルに現れた3人の男。ソフィが招待状を出したかつての恋人が全員一度にやってきたのです。
ドナは仰天、ソフィは本当の父親が誰なのかを探り出そうとしますが、なんと全員が「自分が父親だ」と名乗り上げてしまいます。大混乱に陥ったソフィ。
結婚式は刻一刻と迫ってきます…。
(劇団四季公式HPより引用 https://www.shiki.jp/applause/mammamia/story/)

ストーリー読むだけでウキウキしちゃいますね!以下、おすすめポイント!

①ABBAのヒットソング

『マンマ・ミーア!』は既存の楽曲を使って構成された、いわゆるジュークボックス・ミュージカルと言われる類のミュージカル。

日本で生きていれば一度は必ず耳にしたことのある楽曲があるはず。

いきなり黄金伝説を見たことがある人なら「Money,Money,Money」、天才てれびくんを見ていた人なら「Mamma Mia!」「Dancing Queen」を聞いたことがあると思う。

もーーーどれも聴いていて飽きない。思わず口ずさんじゃう。

ミュージカル版転じて映画版も大好きなんですけど、映画版でメリル・ストリープが歌う「The Winner Takes It All」は何度見ても何度聴いても泣いてしまう。これだけでも聴いてください。

②パワフルで一緒に踊り出したくなるダンス!

ミュージカルっていうと、やっぱり歌がメインの作品が多いと思うんだけど、この作品のアンサンブルはずっっっと踊ってる。

「Gimme!Gimme!Gimme!」の女性アンサンブルなんて、ポップでありながら色気を出してくるダンスがみんな上手で一人ひとりから目が離せない。

「Voulez-Vous」の男女混合で踊り続ける感じ、最高のフォーメーション、全員が振り向いてドナ・ターニャ・ロージーを迎えるあの一瞬。一見の価値あり!!

「Does Your Mother Know」のペッパーのキレッキレのダンスからの連続ジャンプも見どころ。思わず拍手しちゃう。

(歌もダンスも好き過ぎて全曲にコメントできちゃうんですけど、熱量が文章だと伝え切れないのでこの辺にしておきます)

③母と娘の物語

あらすじを読んだり、実際見たりした時に「何かすっとんきょうな話だな」と思う人がいるのも分かっている。

…が、これは全世界の母と娘しか分からない愛の話だと私は思っている。

キラキラ!ロック!ハッピー!が取り上げられがちなこの作品だけど、ホテルを経営しながら女手一つで子どもを育て上げたドナ、そして大切に育てた娘ソフィを嫁にやる母の気持ちといったらもう、、

結婚式当日、ウエディングドレスをソフィに着せながら歌うドナの姿は涙無しには見れません。

とっても個人的な話になってしまうのだけれど、初めてこの作品を見たのは小学生の頃、母と。当時は隣で泣く母に対して不思議に思っていたけれど、いつの間にか自分がソフィの年齢に追いついて、家を出て、そして結婚して。

この作品は舞台で30回近く観ている(途中で数えるのやめたから実数が分からない)のだけれど、これまでずっとソフィに感情移入していたのに段々とドナへ感情移入を始めている。

そしてドナがソフィへ向けているように、自分も母に愛されて生きてきたのだなぁと何だかしみじみする。

そこで歌われる曲が「Slipping Through My Fingers」。この曲は是非歌詞を検索してみてください〜!

④本編が終わってからが本番

この作品はカーテンコールが何より見どころ!スタンディングオベーションは当たり前。3曲とも歌って踊れば人生は最高!是非恥ずかしがらず参加してください!

以上!あ、ちなみに映画の続編ヒア・ウィ・ゴーも嗚咽しながら泣き笑いしたので、まずは原作を見てから見てみてください!

舞台クラスターの誕生で、現在演劇業界がまた揺れ出していると思うけど、今日から劇団四季の「マンマ・ミーア!」は再開している。

こんなに素敵な作品を届けられないなんてとにかく悲しいので、本当に一刻も早く収束することを祈るばかりです。

とりあえずテレワーク環境が揃ってる会社は在宅勤務をマストにしろ!(弊社)

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