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TOP DOCTORS インタビュー②~クロスイノベーション事業、マッチングプラットフォーム事業~ 運営会社:株式会社ピーク・ワン 代表取締役 大野誠

 TOP DOCTORSを運営する株式会社ピーク・ワンの代表 大野誠へのインタビュー 第2弾は、TOP DOCTORSが手掛ける2つの事業(クロスイノベーション事業、マッチングプラットフォーム事業)について語っていただきました。

――TOP DOCTORS設立後、実際に行ったクロスイノベーション事業について、教えてください。 

 「がん医療×YouTube」です。まずは、私たちの想いや事業内容を、産業界に知ってもらう必要性がある。そこで、新たな企業プロモーションの手法で注目される ビジネス映像メディア 「PIVOT」と共同で、番組を制作しました。タイトルは「がんメディカルテクノロジー最前線」で、今年 8月からYouTubeで配信されました。

今回、番組にご出演いただいたのは、
国立がん研究センター東病院 副院長 吉野孝之先生

国立がん研究センター東病院 副院長 吉野孝之先生

国立がん研究センター東病院 医員 今井光穂先生

国立がん研究センター東病院 医員 今井光穂先生

九州大学大学院 消化器・総合外科 准教授 沖英次先生

九州大学大学院 消化器・総合外科 准教授 沖英次先生

の3名です。昨今の医療の発展における最先端テクノロジーの動向や、10年後のがん治療についてなどを、語っていただきました。

――今回、YouTube番組を制作して、感じたことはありますか?

 まず、先生方ご自身が考えるがん医療の未来についてや、患者さんやご家族への思い、治療への取り組み方などについて、YouTubeを通じて情報を発信するといった我々の取り組みに、ご賛同いただけたことに感謝をしております。今回の収録を通じて、先進テクノロジーと医療が切っても切り離せない関係にあることや、先生方がベンチャーをはじめ、がん医療の発展のために企業との新たな出会いの場を模索されていることを、改めて痛感しました。

PIVOT「がんテクノロジー最前線」に出演された吉野先生、沖先生、今井先生

――今回のPIVOTとのクロスイノベーションは、TOP DOCTORSのミッションを果たせたのでしょうか?

 はい。医療専門メディアとは異なる視点で、先生方の人間性、思いや考え、患者さんのために命を削って取り組む姿勢を、番組を通して多くの方に伝えることができたはずです。先生たちが自由に発言し、MCが企業側の視点で聞きたいことを聞く。その結果、「医療業界と産業界がタッグを組んで、今後のがん医療にどのように取り組むべきか」のヒントを提供できたのではないかと思います。お陰様で、再生回数も、現在、11万回を超えている状況で、我々が予想していたよりも高視聴率となっています。

――他の医療サービスとは異なるTOP DOCTORSならではの強みとは?

 がん医療に特化している点です。国立がん研究センター東病院の吉野孝之先生を筆頭に、全国80名のがん専門医と直接のつながりがあります。さらには、ASCO(米国臨床腫瘍学会)JSMO(日本臨床腫瘍学会)ESMO(欧州臨床腫瘍学会)CEMIT(22世紀先端医療情報機構)とのお取引の中で培った人脈を、フル活用できるところも強みであると思っています。企業側にとっての最大のメリットは、「的確な医師に、いち早くアクセスできる」ことです。

――どのようにして、多くの医師、学会の方々とつながることができたのでしょうか?

 もともと、TOP DOCTORSを運営する株式会社ピーク・ワンは、IT企業、コンサルティングファーム、ベンチャー・投資家向けのプロモーション活動を支援する会社です。その企業活動を通じて、医師や学会の方々との関係性を築いてきました。医療専門会社とは異なる視点でのサービスを提供出来る点も、更なる強みの一つです。
 通常、医療業界のプロモーションは、医療を専門にした広告代理店や学術会議の運営を支援するコンベンション会社が担当します。しかし、我々は、企業や団体の「目には見えない価値」を発掘し、それをプロモーションで表現することを得意としています。その点が、他社とは異なるかもしれません。もともと、医療業界でお仕事をすることになったきっかけも、「がん専門医師やがんゲノム医療の中にある見えない価値をブランド化して、世の中に訴求する」といった考えが、受け入れられたからこそなのではと思っています。

――次に、マッチングプラットフォーム事業について、お聞かせください。

 ここで使っている「プラットフォーム」という言葉は、TOP DOCTORSが80名の先生方と繋がるネットワークを持っているということを意味しています。

TOP DOCTORS マッチングプラットフォーム事業 図解

 前回お伝えした、医師の先生方への「60分間のWebインタビュー」がベースにあります。企業側から先生方に「インタビューやアンケートを行って調査をしたい」、「製品やサービスの評価を聞きたい」、「実際に市場が存在するのかを知りたい」という要望があれば、いつでも対応が可能というのがTOP DOCTORSのマッチングプラットフォームの基本形です。100名のドクターに対して、15分程度のアンケート調査を行った経験も活かしたいですね。

次回のテーマは、「海外展開」そして、「TOP DOCTORSが描く未来」についてです。インタビュー最終回で、TOP DOCTORSを運営する株式会社ピーク・ワンの代表 大野はどんなことを語るのか!?お楽しみに!

 




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