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余生な午後

巷で
眼にするような
「正直」でなくていい

いつかは
ずるくなく居られるようになれるだろうか

社会で
耳にするような
「誠実」でなくていい

在りたい未来と
向き合えるだろうか

世間が
鼓舞するような
「ひたむき」でなくていい

取り敢えず
開き直るために諦めない時間の中に

身を置く・・・
唯だ唯だ身を置く・・

そんな想像に融けてゆく
余生な午後が
融けてゆく

嫌悪しているずるさの中で
そう居ることの充実感の中で

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