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危うく感情的になるところだった。

危うく職場で泣き出すところだった。
この職場がきついことは知っていたけれども、
想定外のことだった。

経験のない僕でも
労働環境の悪さは良く分かった。

僕は、それらにイラついて
悔しくて泣いた。
でも、入社の時にじいちゃんの名前を使ってしまったから
今僕にできることはここに留まること。

一社員が、泣いたところで会社は変わってくれないので、
あの手この手で、やってみる。

この間に打開策を練る。
または、今の労働環境が悪いから改善可能なところから改善をする。
そうすることで、自分が居なくなった後でも、安全に働くことができる。

僕が寝ているときに、誰かに呼ばれている幻聴を聴きながら、
山の中を走ってたら、もしかして、トラになってないかな。
そしたら、幼馴染が来て、
僕のこの傷ついた内面をよく理解してくれないかな。
そうだったらうれしいな。
でも、どれだけ吠えても、わかってもらえない。





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