1月10日 ゲームソフト売り上げを見ながらゲームのゆるーい話。

『ドラクエビルダーズ2』2週目に入ってSwitch版が巻き返した。

ファミ通COM

 2週目で逆転ってあり得るんだな……。
 私も早く『ビルダーズ2』がほしい。いま求職中でございます。
 体験版はすでにプレイ済みだけど、面白くてね。早く本編をやりたいです。仕事探さなくちゃ。
(※ 数字は1月10日時点のもの。1月31日データでは『ドラクエビルダーズ2』Switch版累計23万4189本。PS4版累計21万1304本)

 ついでなんで他の作品も見てみましょう。

(すべて1月10日時点のデータ)

 『スマッシュブラザーズspecial』特需でSwitch本体の販売にブースト。その影響でしょうな。『マリオカート8』『Splatoon』といった去年のタイトルがまた売り上げを伸ばしている。『ポケモン』は発売週はいつものポケモンと比較すると落ち着いているかな……という感じはあったが、高めのロングテールで気付けば125万本。
 Switch爆売れの第1原因である『スマブラ』は累計236万本。いきなり『Splatoon2』の287万本の真後ろに付けてきている。『スマブラ』の存在感がいかにすごいかがわかる。
 その陰でいまいちな感じになっている『GO VACATION』と(『マリオバーティ』とイメージが被ってるのがな……)、さっぱりの様子『マリオ&ルイージRPG』。サードパーティもうちょっと頑張れ、と3DSはさすがにもう厳しい。

 ところで、「ニンテンドーeショップ」を覗いてみると、ダウンロード売り上げいま1位が『ふたりで! にゃんこ大戦争』。週によって『スマブラ』と入れ替わってたりするけど、『スマブラ』真っ向に張り合っているのがこの『にゃんこ大戦争』。
 具体的な数字としてどれだけ売れているか把握できないけど、ダウンロード版も当然爆売れしているはずの『スマブラ』と張り合えるくらいだから、相当な数が売れてるんでしょう。どんなゲームなんでしょうね(映像見ても、そこまでのゲームとは思えないんだけど……)。
 いまSwitchで『スマブラ』と殴り合える唯一のゲームは『にゃんこ大戦争』です。これは……参戦ありうるかもね(これは冗談です。本気で参戦あるとは思ってません)。

 ここでこの話も終わりなんだけど、ちょっと別の話題も。

Gamesindutry.biz:その先にあるものは? アナリストによる2019年の予測

 色んなアナリストが2019年のゲーム業界の予想を立てています。……まあアナリストの予想なんてだいたいハズレるので(占い師より外れる)、話半分に見るのがちょうどいい具合ですが。

 でもそろそろ来るかな、というのはXBOX、PSの新型。具体的な発表が今年中にあるのかどうかはわからないけど、そろそろお互いの腹の探り合い、情報合戦がじわじわと始まるんでしょう。どちらもおそらくクラウドを活用したゲーム機になるんだろう……という気はしている。
 PSと並んだものはPSと張り合わなければならないというのは宿命みたいなものなんで、XBOXには踏ん張ってもらいましょう。
 Switchは『スマブラ』のおかげで充分に行き渡った体勢に入ったので、ここで『メトロイド』の新作、『ファイヤーエムブレム』の新作、『どうぶつの森』の新作、『ポケットモンスター』の新作が登場予定なので、PS&XBOXがいなくなった間隙に勢いを伸ばしていくでしょう。他にも『F-ZERO』や『マリオカート』『ウェーブレース』『スターフォックス』『マリオメーカー』など、持ち玉は一杯あるので、今後もSwitchは安定的に売れていくでしょう。
(※『メトロイドプライム4』は制作体制仕切り直しが発表された)
 と、この辺りは別にアナリストじゃなくても、「そうでしょうね」と言えるところ。
(今までにあったパターンの話をすると、PS、XBOXの新型が公開になると、急激にSwitchのスペックが色褪せてくる。次世代のゲームシーンを生き抜くにはスペックが低すぎる……ということになるかも知れない。Wiiや3DSもそうだった。次世代機では4Kは当然、もしかすると8Kまで行くかも知れないので、その時代に「いまだにHD画質」は画質が低すぎてそれでゲームをやろうという気にもならない……とゲーマーの考え方がアップデートされてしまうかも知れない。現時点でも、ゲーマーが一番注目するいわゆるAAAゲームなどはSwitchで出ていない。今はまだ「PS4、Switch」マルチ展開はそこそこあるけど、これ、2年後にはなくなるかも)
 Switchのバージョンアップ版があるかどうかはいまいちよくわからない。『Switch pro』のようなSwitch本体買い換えを促すような製品を任天堂が出すとは思えない。あり得るなら、パフォーマンスを上げるドッグとか。どこかでちらっと見たけど、HD振動技術を提供したImmersion社が、HD振動のバージョンアップ版の情報を出したという話なので、「新型ジョイコン」の可能性もある。もしかしたら、誰も考えもしなかったような周辺機器がいきなり発表……。と、可能性だけの話をし始めると、いくらでも出てくる。
 あとはSwitchの課題はサードパーティのソフトがもうちょっと売れることかな。サードがヒットした実績が必要だが、どうにも任天堂タイトルが売れすぎて、任天堂タイトルの陰に隠れ気味になってしまう。インディーズタイトルはかなり売れているという話は聞くけど。任天堂自身も、いつもの「定番タイトル」ばかりになりつつある。『Splatoon』は大成功だったけど、これに続くタイトルの開拓を頑張ってほしい(実は新規タイトルはわりと出ているけど、どれもあまり売れてない)。

 Switchは安定路線に入っていくとして、気になるのはPSとXBOX。ひたすら天井を上げての殴り合いが続いているけど、次はどこまでいくんでしょう。PSとXBOXのパフォーマンスが最先端のゲームの基準になるので、かなり気になります。

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