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2年ぶりの羊祭り

おかげさまで、久しぶりの羊祭りが無事に終了いたしました。

それぞれの回で、若干盛り付けや順番が変わりますが、メニューを振り返ってみましょう。

ラム・ワダ
ラム肉を粗挽きにしていただいたものを、ワダ生地にあわせて、揚げました。
お腹いっぱいになってしまうことを懸念して、小さめに作ってもらいました。
合わせるのは、グリーンチャトニです。

ラムワダ&グリーンチャトニ

ダール
これからやってくる羊だらけのメニューの中で、数少ない羊要素0メニューです。

羊要素0のダール

塩茹でマトン
シンプルな分、マトンの美味しさを一番感じていただけるメニューです。
「どれが一番印象に残りましたか?」という質問に、この塩茹でを挙げる方も多いですね。

シンプルですが滋味深い塩茹で

ニルギリマトンクルマ
紅茶やコーヒーの名産地として知られる高原の名前を冠したソース「ニルギリ」
私は密かにマトンに一番合うのでは、と思っているメニューなのですが、いかがでしたでしょうか?
コリアンダー(パクチー)、ミント、青唐辛子、そして、カレーリーフをたっぷり贅沢に使ったグリーンのソースです。

ニルギリクルマ

ニルギリソースのために、大量のコリアンダーを仕入れたことで、ドリンクメニューにこんなラッシーが加わりました。

コリアンダーのソルトラッシー


マトンヴィンダルー
酸っぱ辛い、旨味たっぷりのヴィンダルーソースは、これまたマトンにぴったりです。これらのソースは、ミニワダやバゲットと一緒に召し上がっていただきました。

マトンヴィンダルーと藤の木さんのバゲット



バゲットは、創業1937年西荻窪の老舗「藤の木」さんのものです。噛み締めると、じっくり味わいが口の中に広がる真面目な美味しさがとても魅力的です。
ちなみに、今年もカレーパングランプリで金賞を続けて受賞していらっしゃいます。
カレーパンはもちろん、いろんな美味しいパンが並んでいますので、ぜひ西荻窪にお越しの際には、足を運んでみてください。とら屋食堂から徒歩1分です。

カレーパングランプリ金賞ののぼりが目印「藤の木」さん

羊肉麻婆
粗挽きのラム肉を使って、麻婆豆腐を作ってもらいました。

羊肉麻婆


使うのは、まめなとうふ店さんの厚揚げです。
まめなとうふ店さんは、もともと南口にお店があるのですが、北口側に工房を構えたことで、週に2日はそちらでもお豆腐たちが買えるようになりました。

まめなとうふ店さん

ラムバーグ&キャロットコサンバリ
函館祭りでも、ご好評いただいたラム肉100%のハンバーグが、ここでも登場いたしました。お客さまの中には、以前お出ししていたカレーリーフソルト香るラムバーグを覚えてくださっている方もいらっしゃいまして、今回お出ししたハンバーグはラムバーグ、あのオリジナルハンバーグは「とらバーグ」だそうです。
いつか「とらバーグ」もお出ししてみたいですね。

ラムバーグ&キャロットコサンバリ

ラムしゃぶラッサム
しゃぶしゃぶに使うような薄切り肉をラッサムスープに合わせてみました。
このスープに麺を入れて食べてみたいと思うのは、私だけでしょうか???

ラムしゃぶラッサム

ラムペッパーフライ
こちらも薄切り肉をパプリカと一緒に炒めた一品です。色合いも綺麗ですね。

ラムとパプリカのペッパーフライ

マトンビリヤニ
これらのメニューに合わせて、600gのビリヤニってどうよ、って、お出ししているこちらも思ってしまうサイズ感。
複数人でいらっしゃっているテーブルでは「えっ、これ一人分ですか?」という声があがり、おひとり席では、ため息が、、、

マトンビリヤニ

いいんです、祭りですから。
ちなみに、今回はおひとりあたり、1キロ強の羊肉をご用意いたしました。あ、骨付き肉ですので、可食部はもっと少なくなりますが、それでも、結構な量ですね💦
もうね、翌日も羊祭り開催決定ですよ。ね。

ビリヤニに合わせるライタ
今回はシンプルにきゅうりを使いました


とはいえ、羊肉の原価も上がり、そう、前回のイベントと比べると、なんと5割増しです。
今回は、先日からお世話になっている函館の食肉業者さんが頑張ってくださったので、そのままの会費でなんとかやり切りましたが、今後はちょっと内容を考えていかなければならないな、と思っています。

オプションでラムチョップアチャールもお出ししました

と、ちょっとシリアスになりつつも、次回は秋刀魚?牡蠣?もしくは鹿肉?などと盛り上がる時間も楽しくて、やっぱり祭りは続けていきたいなぁと思ったりしております。
今回、ご参加いただいた皆様も、そして、キャンセル待ちしてくださっていた皆様、ご都合が合わなかった皆様も、どうぞどうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

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