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入れ歯歴、4週間


新しく「入れ歯」というツールを入手して
1ヶ月。ようやく入れ歯保持者という感覚に
慣れてきた。

それでも入れ歯をつけずに食べようとしたり。
ちょっと置いたら探し回ったり。

慣れたらどこかへ置いてこないか。
十分注意しないと。
とにかくこの歯は1つしかない。
代わりはすぐに作れない。

治療のほうは、口腔外科、補綴科が
一段落して次に歯周病科へ。
残っているオリジナルの貴重な歯も
すでにかなりダメージがあるので
治療してくださるそうだ。

どんな治療?

ここは初めての受診、目ヂカラのある
いい感じの男性医師と女性医師。
まず話を聞いてくださる。

「入れ歯になって英語の発音がうまく
できなくて困っている」というと
「これから改めて練習してください」と。

レントゲン写真や、これまでの治療の
カルテはすでにコンピュータで
こちらへ回ってきている。

最初に歯周ポケットの検査から。
痛いから覚悟してくださいねと
言われたけど😰

歯と歯茎の間の検査は過激に痛かった😱😱
1本の歯につき、何度も何度も針を
突き刺して歯茎の状態を調べる。
歯科医も患者をいじめているわけではない。

泣きながら「先生が真摯に向き合って
くださるのでがんばります!
痛いけど、もっとやってください。
もしかしたら自分は変態かなと思います」
と言ったら、彼らは笑った😅

しかし拷問だ。口の中は血まみれになり、
ゲホゲホッと血へどを吐きながらの検査。
心拍数は爆上がり。
歯科椅子に縛り付けられていないのが
不思議。

自分は若いからこの程度辛抱できる
はずだと信じて耐える。
ごめんなさい。
もう悪いことはしません!と誓う。
お菓子もアイスも食べません!

しかしその一方で頭の一部は冷静だった。
滅多にない機会なので、歯周病治療を
しっかりやっていただかなくては❤️‍🩹
歯は大事だとつくづく感じているので、
この治療は今後の人生を左右するだろう。

次に口内を染色してプラークの状態を調べる。
これは雪女だ。口の中が赤紫色。
サイコサスペンスかホラーだ。

最後にブラッシング指導。
鏡を見ながら🪞歯を磨く。
角度や歯ブラシの持ち方など。
「磨けているので、時間をかけて
丁寧にやってください」と女医さん。

今回認識したことの1つは、
これまで丁寧に磨けていなかった
のは歯茎が腫れて痛かったから。
磨けないから余計に歯茎が悪くなる。
悪循環。
適当に磨いていたことを自ら反省。

歯ブラシ2種、歯間ブラシ2種など
持っている道具を全部並べた。
「意識も高いし、道具も揃っている。
でもこれまではきちんと磨けてなかった
ようですね」といわれた。
「つまり英語の参考書はいっぱい持ってるけど、
勉強しなかったということですね」
と答えたら、彼らはまた笑った。🤣

時間をかけて治療してくれるという。

歯科治療が嬉しいという変態なので、
今後がますます楽しみになり
ドキドキしてきた💓💓

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