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希少性の継続を探る

希少性を継続できるか



いつも読んで頂き、ありがとうございます。
運動会の後片付けを手伝っただけなのになぜか身体のアチコチが
痛いとらよしです。おはようございます。
#運動不足にも程がある

今回は、薄利多売と少数暴利の世界観をもう少しイジイジしてみよう
かと思います。薄利多売が避けたい経営方針である事は多くの方が
持つ希望だとは思いますが、少数暴利というのは一体どのような
考え方なのかについては、あまり触れられていないと思いますので
この辺りを重点的に掘ってみましょう。



本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に
書かれた内容をリニューアルして転載していますので
若干扱う情報が古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて行っております。

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少数とは希少価値


以前から何度も出てきていますが、この少数というのは希少価値の事です。世の中に「数が少ない物は高価である」というのはココだけの話ではなく
世界共通です。しかし、この「数が少ない」という状態が、一体どういう
状態の事を指すのかについては、あまり知られていないところではないかと思いますので、この辺りをもう少し詳しく解説していきます。

地球が生み出す元々の原材料(鉱石やガスや液体等)の中で希少な存在
というのは勿論あるんですが、そういった人の手が全く加わっていない
原石というのは扱うのが大変難しいです。

何せ採掘に大掛かりな機械と工数が必要な上に、生成工程を挟まないと
普段使える原料にすらならないからです。

なので、普段一般的に「仕入れ」というと
「あらかじめどこかで人工的な加工が施された物」
を入手する事になりますよね。つまりどこかの工場で生成加工
された物を入手するワケなのですが
製造業界では「試作」と「量産」という2つの考え方で
ものづくりをしています。ちなみに特注品というのもこの
「試作」の部類に入ります。
#いわゆる専用仕様と呼ばれる物です

簡単な例でいきますと、現代では季節ものの野菜や魚でも季節に
関係なく流通していますね。これらは人工的に環境を整えて
量産が可能になったからで、天然ものが高価なのは
「常に獲れるかどうか分からない」といった試作の考え方と同じ

大きな工数をかけているからに他なりません。
#ハイリスクなのでハイリターン

そしてもう一つ、大型のモノも無条件で高価になります。
これは「重力」の影響が大きく関係するからなのですが、人の手で
持つ事ができないぐらいの重量の製品や部品は、加工を施すにも
組み立てをするにもいちいちクレーンやフォークリフトなど
重機の力を借りる事になりますので単純にコストがかかるからです。
#あと単純に材料費が高い

これらが高価な希少価値になる理由は他にもあって、あまりにも
物が大きいと「作れる企業が限られる」という事も理由の1つに
含まれます。そこにプラス「特殊技術」が入れば、尚希少価値は
跳ね上がります。ここまでくれば何となくピンとくるかもしれませんが
大型商品で一般人が買える物ってそんなに多くないですよね。
#セスナ機やヘリやクルーザーなんかも大型商品

Paul BrennanによるPixabayからの画像



希少価値は「数」の話じゃない


さて、こういった高価な商品を扱えるようになるのが商売人の目指す道
ではあるのですが、これは実際の「現物商材」を扱う人のお話であり
インターネットを使う情報戦略には「重量による制限」がありませんので
そもそも小型も大型もありません。
ここから少し難しい話をしますが頑張ってついてきて下さい。

プロデューサーやコンサルタント、コーチングやプロモーターが扱う
情報の「価値」は一体何で決まるのでしょう?これは「価格戦略」の
話にも精通しますが、多くの人は自身が持っている情報の
価値を知りません。

それもそのはずで、Googleが世界に「正解」を出し続けて早や
20年ぐらいになると思いますが、その間に情報を商材にしようと
考えた起業家の中で自身が知らなかった情報を
「直接専門家に聞いて知った」という人はあまりいない
んじゃないかと
思えるほどインターネットは確かな情報を確立しつつあります。

という事は、医学的に解明されていない難病や症例数の少ない病などは
別として、知りたい事を知りたい時にGoogleで検索すればだいたいの事は「正解」として教えてくれるんです。
#だから情報の価値が分からなくなってしまう

しかしこれを額面通りに受け取ってしまいますと、未解決の情報として
残っているのは「誰も興味のない情報」「超個人的な情報」
どちらかに寄ってきますよね。つまりフレッシュな情報など最早
フィールド上には転がっていなくて、個人起業家の選択肢としては
2番煎じと知りながらもレッドオーシャンへ飛び込むか、情報提供を
早々に諦めて「元気を与える存在になる」に割り振られるんだと思います。
#今はそれが正解だと言われ始めていますね

ただし以前どこかで言いましたが、まだまだ
「普通の人が避けたがる領域」の情報は転がっていて、そこにはまだ
コーチング業の可能性は眠っているんじゃないかとボクは考えています。
#法律だったり心理学だったり複雑な情報領域ね

またマーケティング心理の手法では「情報を隠す」というのが
常套手段としてあります。

例えば、期間や人数などを限定する事で「希少性」を自ら
生み出すのですが、これだけを根拠にしてしまいますと
「ほんまかいな?」といった懐疑的な心理をユーザーにも
生み出す原因にもなりますのでそれだけを頼りにおいそれと
「情報の価格」を上げられない
というのが
時代の本音ではないでしょうか。

UnsplashのMorgan Houselが撮影した写真



数に希少性を持たせると単発になる


こういった懐疑心を生む手法は近年ではあまり効果が薄れてきた
ようにも思えます。これはやはりGoogleが持つ「正解」の幅が
年々広がってきている事にも起因していますが、それにも増して
やはり主宰者側が後ろめたさを感じてしまっていて
「次、こんなんあるけどどう?」っと堂々と前のめりに
広告する事が困難
になってきているのではないかというのが
ボクの見立てです。

今の時代はネットでスグに炎上してしまいますし
有名になってくれば必ずアンチが現れます。

それこそ「情報隠し」は良い隠れ蓑になってしまいますので
「価値はないが超高額で単発」のような運用方針が増えてくるような
予感がしています。

また、こういった事態を見越してか、最近では
「Low Qualityで Community」「GlobalでHigh Quality」かの
2択だという究極の意見も出てきています。
つまりクオリティはそこそこでいいからローカル(地域)の
コミュニティ(町や街)内でこじんまりと活動するか
はたまたメチャメチャハイクオリティに仕立て上げて
世界を舞台に戦うかのどちらかだ!っと言われているんですね。

多分、この考え方は「投資に対する回収率」が関係してくる
のだと思いますが、それでもここでやはり勘違いしやすいのは
この「LowQuality」という考え方。

これを本気で低品質にしてしまいますと「素人が開催するサーカス」
ような姿勢になってしまう事も確かですので、ここはコミュニティ持ちで
あっても圧倒的なクオリティに仕上げ続ける努力はマストであると
考えています。
#金返せ !って言われちゃう

Myriams-FotosによるPixabayからの画像



高額設定をいかに盛り込むか


さて、我々個人起業家の最大の課題は「高額設定がいかに売れるか」に
かかってきます。という事は高額商品だけを頼りにフワフワと売り逃げ
スタンスでいるワケにはいきませんよという事になります。

フロントエンドはもう誰かに託してミドル・バックの準備は早々に
始めなければなりませんし、こちらの高額設定の「中身」も
早々に作り上げなければなりません。
#ここが自動化できると良いのですが

高額設定は決して「単発」狙いではなく、やはり継続して
「もう一回」と言われるぐらい濃い内容でないとイカンですばい。
その為に必要な要素は「まず自身が変わる事」

その変わった様を俯瞰的に解説できる事。
これらが文書として残す事ができれば、継続的に高額設定の教科書として
活用できますし検定試験の中身にも活用できます。

継続的にビジネスを運用する為に必要なモノは、やはりどこにでも
何にでも転用できる教科書です。ここに時間と工数を投資する事は
未来の自分を助ける事になるとボクは信じて疑ってません。
この教科書ができれば、虫食い状態にすれば問題集が創れますし
それがクリアできれば検定資格も授与できます。
是非ご参考にされてみて下さい。




今回はここまで。

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