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【投資の種類4】モノを買う

いろいろと環境が変わり、気付けば最後の更新から1年が経とうとしています。
引き続き、投資にまつわる話をボチボチ更新していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
今回は、投資の種類の4番目「現物投資」についてです。


1 現物投資とは

「現物投資」という言葉を聞いたことがある方もいると思います。「現物」というあまり馴染みのない言葉は、小難しく聞こえるかもしれませんが、実際には何の事はない「モノ」を表す言葉です。

高価なワインや絵画など、目で観ることができ、実際に触れることができるモノを所有することを現物投資といいます。この時、現物投資として購入したモノのことを商品といいます。

現物投資で儲けを得るには、商品を安く購入し、高く売って利益を出す「転売」という方法が一般的に用いられます。

2 代表的な現物投資の種類

代表的な現物投資の種類は以下のとおりです。

・貴金属(金、銀、プラチナ、など)
・不動産(土地、マンション、家)
・美術品(絵画、彫刻、骨董品、など)
・宝石(ダイヤ、パール、エメラルド、など)

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その他にも、最近ではウイスキーやワイン、自動車や腕時計といったものが現物投資の商品として人気があるようです。

3 現物投資のリスク

商品を購入し手元に置いておくことで、ある程度安心できる資産となりますが、当然そこにはリスクも生まれます。

たとえば、金などは泥棒に入られて盗まれる可能性がありますし、絵画や彫刻などは地震や火事で失くなってしまう可能性があります。ワインなどは中身が劣化(腐敗)してしまうと何の価値もなくなってしまいます。

また、骨董品や土地などはその時々によって価値が変わってくるため、購入した時と売却した時の値段が異なる可能性があります。売却時に価値が上がっていれば良いですが、下がってしまっていると損をしてしまいます。

このように現物投資には、商品を購入した時点の状態が維持されている限り同等の価値がありますが、その状態を維持し続けるのは通常困難であるため、リスクが存在します。

4 まとめ

今回の話をまとめると、以下の通りです。

・現物投資とはモノを購入することである
・モノを買うことで、そのモノが手元に残る安心感が得られる
・モノの価値は刻一刻と変わるため、損をするリスクがある

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しがない薄給の会社員です。大金持ちになることは、とうの昔に諦めましたが、将来、無一文になることには恐怖を感じています。衣食住に苦労せず、人生をゴールしたい、そんな思いでノートをはじめました。ノートが多くの人の役に立つことを願っています。もしよろしければ、サポートをおねがいします。