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【#春の連続投稿チャレンジ vol.4】わたしの転職体験記

こんにちは、とりコレです🐣
#春の連続投稿チャレンジ 、続いて「わたしの転職体験記」をお届けしたいと思います!

うつ病からの再就職については、以前にこちら👇でお伝えしました。

なので今回は、Vol.3(👇)でお伝えした、新卒での就活の後日談を書こうと思います。

怒涛の日々

無事に内定をいただき、社会人となったとりコレ。
ざっくりとした就活の軸だった、「英語を使う」と「海外とつながる」が社内で一番できる場所かも?と思えるくらいに希望通りの部署に配属してもらえて、好スタートを切ることができました。

また、早くからチームのリーダー的なポジションや、新人の教育係にも抜擢していただき、忙しくも充実した日々を送っていました。

しかし本当に忙しいチームで、わたしも配属されて早々から残業してましたし、その後も毎日数時間は残業するのが当たり前、な生活でした😅

慣れとは恐ろしいもので、またそもそも、まっさらな状態で入る1社目は比較対象がないので、「これが普通、こういうものだ」というすり込み的なものも大いにありました。

プラス、もともとわたしは「コツコツ真面目にがんばる」優等生タイプで生きてたので、疑問もなく働いていましたね…(社畜体質…)

とはいえ残業代はいただけてましたし、同僚や上司もいい人たちばかりだし、何より「自分が英語力や自分の性質を活かして、活躍できている。頼りにされている」という自負が持てていたので、やりがいを感じながら楽しく働けていました。

余白と疑問

そして社会人3年目となった頃、ようやくチームの繁忙が落ち着いてきて、残業もかなり減っていました。

がむしゃらに突っ走ってきたけれど、はたと立ち止まって考える、時間と心の余白ができたのです。

すると、
「今はわたし、前線で英語を使って活躍できるのが楽しいけど。将来管理職になって人の管理のみになったら、つまらないかも…?」
と気づいてしまいました。

また、「長期海外研修の選抜に受かって参加する」ことを入社前から目標にしていたのですが、そのプログラム内容と自分が日々行っている業務が、実はあまり直結していないということにも気づいてしまっていました。
せっかく参加しても、期待していたほどの収穫が得られなさそうだなと思い、モチベーションが下がっていたのです。

さらに、仕事でプライベートで、「日本人の多くが英語を話せないのは、学校教育のせい」という意見が多いことに、驚きモヤモヤもしていました。

わたしは高校まで公立学校で、英語は学校の勉強プラス自学で学んできたという自負があったので、
「えっ?!みんなそう思ってるんだ…」
「でも必ずしもそうじゃないと思うんだけどな…」
と密かに思っていたのです。
(たしかに、特に「話す」という点で弱い部分はあったと思いますが。素地は身に着けさせてくれたし、学生時代に語学留学したときは「やっぱり日本の教育はしっかりしてるな」と日本人学生の強みすら感じてました。)

衝撃と方向転換

そしてその頃、衝撃を受ける映画に出会ってしまいました。
それがこちら、『フリーダム・ライターズ』(原題:Freedom Writers)。

これ、実存する方のほぼ実話なのですが。
将来有望な主人公エリンが、人から見たら「あえて」いわゆる「荒れている」公立高校の教師という険しい道を選び、熱い想いや行動で、生徒の心や人生を大きく変えていく、というストーリーです。

これまで、観て震えるほど感動したのは、この映画だけかもしれない。
というくらい、わたしは感化されてしまったのです…!

「わたしも、エリンみたいになりたい」
「日本の英語教育、そんなに悪いもんじゃないよ!と伝えたい」
「日本の英語教育を、もっと良くしたい」

「そしてそのために、海外で長期で学んでみたい」

という気持ちが大きくなり。
あれだけ苦労して手に入れた就職先を手放して、海外留学することを決めてしまったのです…!

ひとまず両親に伝えたら、やっぱり反対されました。
が、わたしは自他ともに認める頑固者。笑
こうと決めたら動かないところがあり、すでに留学に向けたリサーチや行動を開始していました。

その様子を見て両親も、「あ、これは本気だな…」と気づいた、というか観念したらしく。笑
その後は応援して色々な面でサポートしてくれました。本当に感謝ですね...✨

その後とふり返り

こうしてわたしは新卒で入社した会社を、割と早々に退職し、まったく違う業界や職種に飛び込むべく、海外へ渡りました。

留学中は、やる気も熱意もあふれていたので、自分の人生の中でも一番じゃないか?と思うくらい、アクティブに動きまくり、たくさんの出逢いや経験を得ることができました。

そして無事、希望した業界と職種に就くことができました。

その結果、最終的にはうつ病になってしまったのですが…
そして、残念ながらあのとき持っていた、英語教育という分野に対するほとばしるような情熱を、いまのわたしはもう持っていません。

でも、後悔はしていません。
あの転機がなかったら、出逢えなかった人たち、経験できなかったこと、感じられなかった想いがあった。
そして、それらがあったからこそ今のわたしが在る。

今後の自分の人生がどうなっていくのか、未知数ですが。
「あのとき、ああすることを選択した。それで良かった。」
と思え続けていたいな。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました🐣✨

#春の連続投稿チャレンジ , #転職体験記 , #転職 , #退職 , #インスピレーション , #フリーダムライターズ , #freedomwriters , #英語 , #英語教育


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