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【イベントレポート】made部主催・通販マーケティング勉強会に参加しました!

こんにちは!株式会社トリドリ・インターンのリです。

以前もご紹介させていただいたように、toridoriではメンバーの専門知識・ビジネススキルを強化し、会社と個人が持続的成長を続けるために、勉強会や研修会を定期的に行っています。

▼これまでの研修や勉強会のレポートはこちら

今日は、そんな取り組みの一つ、made部の通販マーケティング勉強会を紹介したいと思います!
今回の勉強会はいつもと違って、何と…インターン生の私も参加させていただきました🥳✨

それでは、通販マーケティング勉強会の様子を詳しくご紹介していきたいと思います!



◆made部通販マーケティング勉強会

今回の通販マーケティング勉強会は、株式会社エルゲートの代表取締役・関さまを講師にお招きし、全4回で開催しました。

第1回 ■通販の利益構造とマーケティングの基本概念
第2回 ■市場の捉え方
第3回 ■市場調査とターゲットの作り方
第4回 ■ファネル別コミュニケーション設計

◎第一回 通販の利益構造とマーケティングの基本概念

通販マーケティング勉強会の初回は“通販とマーケティングに関する基本的な概念”を中心に解説していただきました。
消費者の購買環境が急速に変化している現在、マーケティングが私たちの生活の隅々まで浸透しています。

そこで、突然ですが、昨日のお昼ご飯皆さんは何を食べましたか?

例えば、渋谷のオフィスに私が出社する時は、ほとんどチェーン店のハンバーガーを食べています。
その理由を深く考えることはなかったのですが、今思い出すと、自分が健康的な食事よりも手軽に食べられるという要素を重視していたんです。

このように、皆さんが「お昼ご飯何を食べようか」と考える時にどこかのお店の食べ物を想起すること、実はそれも各社のマーケティング活動の結果です👀!
「健康な食事にしたい」、「サクッと食べれる物にしたい」、「ガッツリ食べたい」など、人々のランチに対するニーズはさまざまだと思います。そこで、各社が顧客ニーズと商品をきちんと理解した上で、自社の潜在顧客層と合致している正しいアプローチをすることが重要になってきます。

マーケティングは、私たちの意思決定や行動に影響を与えて、企業においても重要な役割を果たしているそうです。

■この回の私の感想
通販に関する知識がほとんどない私ですが、関さんの説明がとても分かりやすくて、勉強になりました!
最初は「そもそも通販は、メイクやナイトブラ、アニメグッズなど若者向けの物に限られているし、マーケティングも狭いものなのでは」だと考えていましたが、今回の勉強会を受けた後、マーケティングに関する知識は、「お昼ご飯の選択」のような私たちの生活に密着した小さなことにも関連していると改めて認識できました☆

◎第二回 市場の捉え方

第二回は”市場の捉え方”についての内容でした。
自社のターゲットに合うマーケティング施策を行うためには、市場を理解することが不可欠です。
商品理解と顧客理解をより深められるように、今回は市場シェアに関する理論と実践的な使い方を説明いただきました。

まず紹介したいのは、『イノベーター理論』です。
この理論は自分は大学でも教えてもらったことがあるのですが、マーケティングに関わる仕事をしている人なら少なくとも一回は勉強したことがある理論だそうです…!

この図は、消費者を5種類に分類し、市場にサービスが浸透するまでのプロセスを表現しています。

・イノベーター(Innovators:革新者):市場全体の2.5%
冒険心にあふれ、新しい物を進んで採用する人。ディテールに興味はない

・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):市場全体の13.5%
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。商品やサービスのディテールやメリットを重要視。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダー、インフルエンサーとも呼ばれる。

・アーリーマジョリティ(EarlyMajority:前期追随層):市場全体の34.0%
比較的慎重派な人ではあるが、平均より早くに新しいものを取り入れる。世間で話題の商品やサービスに反応する。

・レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随層):市場全体の34.0%
比較的懐疑的な人。流行りものをすぐ受け入れるのではなく、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。

・ラガード(Laggards:遅滞層):市場全体の16.0%
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。最後まで採用しないという層も含む。

勉強会資料より抜粋

イノベーター理論は、通販マーケティングにとって市場が今どれぐらい普及しているかを把握して、商品開発と広告戦略を立てるための有力な手法だそうです。

■この回の私の感想
自分が学校で馴染んでいるマーケティングの知識がたくさん出た第二回です!
理論的な原理は学校で勉強したことがありますが、実践的な話や実例紹介はとても新鮮でした。特に、イノベーター理論に関して、市場が今どれぐらい普及しているかを把握してから商品開発と広告戦略を立て、「顧客の潜在ニーズの掘り起こし」が大事だということが、自分の認識とも共通しているなと感じました。

◎第三回 市場調査とターゲットの作り方

第三回の勉強会は、”市場調査とターゲットの作り方”がテーマでした。
市場調査/アンケートの種類についての説明から始まりました。

一言で調査/アンケートと言っても、狙いや種類によって様々なものがあるそうです。(初めて知りました…!)

📌調査/アンケートの種類:
購入者データ:定量データを集めて調査する(年齢・性別・購入商品・頻度・単価・アクセス経路・滞在時間など)
購入者アンケート:定性データを集め調査に利用する(購入導線・購入理由・ブランド好感度・他社商品検討履歴など)
市場調査:広く一般の人に対しアンケートを実施する(商品認知・市場シェア・購入理由/非購入理由など)
デプスインタビュー:インタビュアーと対象者が1対1で対話をしながら定性的な回答を引き出していく調査方法

調査アンケートを通じて市場での立ち位置を把握することができ、ターゲットとペルソナ(ターゲットより詳細で細分化された人物像)を明確に把握しやすくなるそうです。

■この回の私の感想
自分が大学の中で一番苦戦しているマーケティングリサーチに関する第三回です...!
マーケティング活動には「人の気持ち」という要素が欠かせません。そのために、アンケートや調査問題を通じて市場規模やニーズを把握することがカギを握るのだなと思いました。消費者のニーズに合わせた適切な商品・情報を提供することで、新規顧客の獲得につなげることができると感じました。

◎第四回 ファネル別コミュニケーション設計

第四回は”ファネル別コミュニケーション”をテーマに、実戦的な通販マーケティングのノウハウやコツをたくさん教えていただきました。スペースの制限で全部説明するのは難しいですが、通販マーケティングにおける重要な概念を二つ紹介したいと思います!

📌ファネル

「ファネル」とは顧客が商品やサービスを認知してから購入に至るまでの行動をフェーズに分類し、モデル化したものです。
通販においては、ファネル別にコミュニケーションプランを立てていく必要があります☆
ユーザー数の多さと関心度の高さは反比例していることがこの図からもわかると思います。

例えば、あるLED美顔器の販売を例として考えてみましょう。
ユーザー数が一番多いかつ関心度が一番低いアッパーファネル(潜在層)は、一般的にLED美顔器がどんな物でどんな効果があるか知らず、「直視すると目に悪い」「皮膚が薄い目元にダメージがあるかも」などの懸念を持っているかもしれないです。
このようなアッパーファネルのユーザーに対しては、懸念を払しょくするため、美顔器の安全性の高さを宣伝しながら、美顔器の小じわや毛穴が目立ちにくくなる美肌効果や皮膚老化の予防効果について説明するコミュニケーションプランの方がより効果的だと考えられます。

📌パルス型消費
パルス型消費行動とは、2019年にGoogleが提唱した消費行動の分類の1つです。
「空き時間にスマホを操作しながら瞬間的に買いたい気持ちになり、買いたいと思う商品を発見し、その瞬間に買い物を終わらせるという消費行動」のことをそう呼びます。

私も、SNSを見てすぐ欲しいとなって、通販サイトに飛んで購入を完了することがよくあります...!この行動にも名前がついているんですね。
パルス型消費行動で動きがちな私たちにとって通販サイトは相性が良い購入場所と言えるでしょう。

■この回の私の感想
勉強会の最後の一回として、専門的な知識がたくさん出てきました!新しい知識やアイデアを得ることができ、将来のキャリアに活かせる貴重な経験となりました🙇‍♀️
勉強会はこれで終わりですが、マーケティングにおいて、これらの知識を活かして、最終的に売り上げの向上に繋げるためには、今回の勉強で学んだことを大事にしつつ継続的な知識のアップデートと実践が欠かせないじゃないかと思っていますので、4回の勉強会で学んだ知識をよく覚えた上で、継続的に今後も学び続けたいと思います!

◎インターン生が勉強会に参加した感想☆

全社での研修などには参加したことがありますが、事業部の勉強会に参加するのが初めてなので、少し緊張をしていましたが、そこに足を踏み入れると、まるで大学での授業みたいな雰囲気が広がっていたんです...!

講師の関さんが理論的な知識と現場での販売事例を組み合わせて、とても親しみやすく、分かりやすい説明で参加者たちを引き込んでいました。大学でマーケティングを専攻しているので、「イノベーター理論」や「購買行動モデル」などの概念を学んだことがありますが、関さんの説明を聞くことで、座学で学んだ理論がより具体的な形で現実のビジネスにどのように応用されるかを理解することができました。
勉強会に参加するメンバーたちも、真剣に話を聞き、積極的に意見交換をして、みんなそれぞれが自分の経験や知識を分かち合い、お互いに学び合うことができる貴重な機会になり、自分の成長にとっても大きな助けになると感じました。
まだ早いかもしれませんが、既に次の勉強会に参加することを楽しみにしています...!


以上、made部通販マーケティング勉強会のイベントレポートです。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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