見出し画像

徒然なるままに 日々思うこと 韓国の芸能事務所②

こんばんは
引き続き韓国の芸能事務所②です。

次にSM enntertaimentの闇の衝撃を受けたのは2017年12月18日、SHINeeのメインボーカル ジョンヒョンが自殺した時です。私はその年の9月彼ら5人のコンサートを見ていたので衝撃もかなり大きかった。なぜ、あんなに才能ある(歌唱力抜群、作詞作曲もする)彼が鬱に陥ったのか?なぜ直前まで(自殺後も)仕事が詰まっていたのか?なぜ休養を取らずにSHINeeの活動を続けていたのか?なぜSMは彼を休ませなかったのか⋯⋯?
4月にラジオ「青い夜」のDJを降板した時、もうかなり病状は良くなかったと思うのだけど、メンバーからもSMからも全く説明無し。どんな理由があったとしてもこれがSMのやり方か、と思ってしまった。これからは決してSMには近づくまいと思いました。
SHINeeは永遠にリードボーカルを失ったのです。

その後f(x)の元メンバー ソルリが2019年10月14日に自殺しました。やはり鬱病だった言われている。ソルリは2014年にグループ活動を停止、2015年にSMを脱退している。ネットでの酷い書き込みが直接の原因で自殺に至ったと報道されました。f(x)は2009年デビュー、2016年に単独コンサートが日本各地でも行われたが、2019年、2020年、2021年とメンバーのSMとの契約が次々と終了となり、事実上の解散となっている。

K-pop第2世代の代表といえば東方神起、SHINeeの他に少女時代も忘れられない存在です。2007年デビュー。全盛期は2010〜2015年でしょうか。優れた歌唱力と鍛えられたダンスで一世を風靡しました。私はさほどこのグループに詳しくないですが、それでもいくつかの曲は覚えています。なんか全員可愛いのにタフな子達だな、という印象。リーダーのテヨンは華奢で身長も低いのに、歌声はもの凄い響く。
後年、地元の古い会場で、単独のソロコンサートを見にいく機会に恵まれたので聞きに行きました。何か寂しそうで、『それでも私は歌う』悲壮感さえ漂ってた。(無論私の印象)その後しばらくして2019年6月テヨンも自身が鬱病であることをインスタで公表した。

SMの闇は所属するアイドルたちにも影響していると思うのは私だけでしょうか。心を病むアイドルは他の事務所の子達ももちろんいます。それでも救えた命はあるんではないでしょうか。

イスマン元統括PDの集金システムについてはまた書く機会があるかもしれませんが、SMの外に出たイスマン元統括PDが、一度は断った提携話を復活させて、自分の株をHYBEに売って、HYBEはSMを傘下にしようとし、現在のSMの役員たちは反旗をあげてカカオと提携しようとしているというのが私の理解したざっくりした様相です。現在ではHYBEがSM enntertaimentの筆頭株主となっています。今後カカオが株の増資や転換社債でもっと大株主になる可能性もあり、SMとカカオとHYBEは法廷闘争に入るかも知れず、予断を許さない状況です。毎日なんらかの動きがあり、どこに着地地点があるのかわからない。

昔からSMのファンであり続けた人達は複雑な思いで事態を見守ってるんじゃないでしょうか。成り上がりの成金のHYBEにSMを救うことができるのか?SMらしさを失うのではないか?これはSMの現役員も感じているでしょう。

次回はHYBEとBTSについて書いてみたいと思います。(つづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?