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【神戸市バス】燃料電池バス登場!NATURE STUDIOお披露目イベント

「神戸スマートシティ構想」にて導入計画が発表された神戸市交通局さまの水素バス(燃料電池バス)の運行が2023年4月1日より開始されます。それに先だった2023年3月24・25日の2日間、兵庫区のNATURE STUDIO(湊山小学校跡)にてお披露目イベントが開催されました。ひと足先に神戸の燃料電池バスを拝見してきましたので、ご紹介します。

7系統で着いたのは石井橋停留所です。車両は松原営業所に2022年度に入ったばかりの新型エルガの松722でした。

石井橋停留所に停まる松722

石井橋停留所のそばにあるのがかつての湊山小学校の建物や敷地を利用したNATURE STUDIOです。入ってすぐに燃料電池バスの姿が見えました。

NATURE STUDIO
お披露目イベントの案内

燃料電池バスは姫路で神姫バスさまが運行しているものと同じトヨタ・Soraです。黒メインのデザインは格好いいですね。ただ、神戸市バス伝統の菊水カラーになっているっぽいのが黒い部分で隠されているような気がします。これまでにない青色のカラーリングは水素をイメージしたそうです。

NATURE STUDIOで展示中の燃料電池バス
NATURE STUDIOで展示中の燃料電池バス
NATURE STUDIOで展示中の燃料電池バス
NATURE STUDIOで展示中の燃料電池バス

車内は海外製バスのような硬い座席が並んでいます。中扉付近の天井には案内モニタが設置されていました。車椅子スロープの収納場所が独特ですね。

燃料電池バスの車内
燃料電池バスの車内
燃料電池バスの車内
燃料電池バスの車内

運転席周りや車載機器も見学させていただきました。ハンドル左側の連節バスについているみたいな大きなモニタは全方位カメラのモニタとのこと。電子スターフはハンドル左側、インパネの中に組み込まれるように設置されていました。

燃料電池バスの運転席
燃料電池バスの運転席
全方位カメラのモニタ(左)と電子スターフ(右)
燃料電池バスの車内表記
燃料電池バスの音声合成操作器

燃料電池バスが運行される予定の7系統にはシンボルマークと沿線のスポットを紹介するマップが登場していました。燃料電池バスとともに訪ねてみたいですね。

7系統のシンボルマークとマップ
7系統のシンボルマーク

神戸市交通局さまの燃料電池バスは4月1日より7系統と新港町系統で運行開始予定です。営業運行開始が楽しみです。

NATURE STUDIOで展示中の燃料電池バス

神戸市交通局さまのプレスリリースはこちらへ

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ちなみに、NATURE STUDIOの辺りは平清盛の邸宅「雪見御所」のあった場所とされています。敷地にはそれを示す石碑が佇んでいました。

雪見御所の石碑


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