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あなたの味方になる脂肪細胞とは

こんにちは

body make studio BASE 代表の高鳥です





脂肪って良いイメージないですよね

でもね、実は味方になる脂肪もあるんです




というわけで今回は

【脂肪細胞】

のお話をひとつ



誰しもが脂肪は燃やしたいじゃないですか


でもそもそも脂肪細胞とはなんぞや?


そこから紐解いていきましょう





人間の体にしつこくまとわりつく体脂肪は脂肪細胞が集まったものです


これには白色脂肪細胞褐色脂肪細胞に分けられ

それぞれ脂肪細胞の中に脂肪滴というものがあります




いわゆる一般的に体脂肪と認識しているのはこの白色脂肪細胞のこと


脂肪細胞内の脂肪滴が大きくなると脂肪細胞自体が大きくなり


キャパを超えると脂肪細胞自体の数が増える

これがいわゆる体脂肪が増えるということ




一方、褐色脂肪細胞内には脂肪滴が小さく多数存在し、増えることもありません


しかも、脂肪の燃焼をしてくれる良い脂肪細胞なのです




ここまでが脂肪細胞についてザックリと


ここからは気になる脂肪の燃焼について…




脂肪組織に多く存在する脂肪細胞は、まず

分解されて遊離脂肪酸となり血中に溶け出します

遊離脂肪酸は血流に乗って運搬され、筋細胞内のミトコンドリア(エネルギーを作り出す細胞)へ運ばれ

β酸化という反応を経てミトコンドリア内に取り込まれてさらに分解され、それを材料に燃焼します


まとめると

【分解→運搬→分解→燃焼】

このサイクルで脂肪は燃焼される




これらのステップを滞りなく繰り返し続けられると

脂肪を燃焼させるための回路が確立され

脂肪を燃焼させやすい身体になっていきます




脂肪を燃焼させることは、単にダイエットとしての効果だけではなく

脂肪細胞内に溜まっていた毒素の排出や

体内の脂肪酸のアンバランスのリセットなども期待できます

痩せるってデトックスってこと





ここからは生理学というか、非常にややこしいお話なのですが…

実は糖も脂肪もエネルギーを作り出すミトコンドリアに運搬されてからは同じ燃焼回路になります




は?どういう意味???




って思いますよね。私もトレーナー始めたてはそうでした

いや今でも苦手な分野かな



要するに

人が体を動かすためにエネルギーを作らないといけないのですが

そのエネルギーはミトコンドリアという筋細胞で作られて

エネルギーの燃焼材料は糖や脂肪であって

燃焼の仕方はどちらも同じ

という感じ



わかりやすく例えると、そうだな…

ガソリンエンジンを動かすのに、ハイオクでもレギュラーでも動く

伝わるでしょうか?




でね、

体脂肪の燃焼をするためには、脂肪ををメインエネルギーにしたいわけですが、

じゃあ糖の摂取を控えて脂肪をメインエネルギーにしちゃえ!って思うじゃないですか

これが糖質制限ダイエットの理屈なのですが

これにはこの理屈には決定的な欠陥があります!



先ほど糖も脂肪も細胞内では同じ燃焼回路というお話をしました


その回路を回すためにはクエン酸が作られないといけないのですが

そのクエン酸は糖(グリコーゲン)から作られるのです



ってことはですよ




糖がないと脂肪は燃えないんですね


これが糖質制限ダイエットの欠陥



糖の摂りすぎは良くないけど、摂らなさすぎも良くないってわけです



じゃあなんで糖質制限は痩せるの?ってことなんですけど、

単にカロリーが減るだけ






だいぶ脱線しましたが


褐色脂肪細胞を活性化させれば脂肪は燃焼されやすいと言われています



この褐色脂肪細胞は肩や腕まわりに多く存在すると言われており


活性化させるためには寒冷刺激やカフェイン摂取、運動


活性化することで、体温も上がり、代謝が上がるので痩せやすくなるという流れになります



ただ

この褐色脂肪細胞は乳児期をピークに加齢と共に減り続けると言われており

最初で言ったように数も増えない

ってことはいかに活性化させるかがポイントとなるため

適度な運動は必要ってことですね



今回は脂肪細胞についてのお話というか

脂肪燃焼に必要なことっていうお話になってしまいました

脱線癖ですねー




おつかれさまでした


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