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【育休日記 番外編1】 育休中の学びなおしはどこまで可能なのか?

少し前に『育休中の学びなおし』が話題になっていましたね。

賛否あったようですが、個人的にはできるならやった方が良いと思います。

私も4月に2人目が生まれて、約3ヶ月の育休を取得中です。育休が始まるまではあれこれ勉強しようと考えていましたが、当初予定していた勉強はほとんどできていません。2人目の育休を甘く見てましたね…。

取得してから1ヶ月が経過し、ようやく少し余裕が出てきたので、「育休中の学びなおしはどこまで可能なのか」を考えてみたいと思います。

お急ぎの方は、『結論』だけでもお読みください!

■ はじめに

本記事は以下を前提としています。ご家庭によって異なる点もあると思いますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

  • 環境

    • 兄くん:2歳11ヶ月(保育園通い)

    • 弟くん:0歳1ヶ月

    • 私も妻も育休を取得している

    • どちらも実家は離れており、両親に気軽にヘルプを頼むことはできない

  • 育児に関する夫婦の取り決め

    • 子どもが起きているときは必ず子どもを優先する

    • 弟くんの寝かしつけはシフト制を採用(翌1時までは私、以降は妻が担当)
       

■ 自由な時間はどのくらいあるの?

ある日の弟くんの生活記録

弟くんの平日の様子を記録してみました。これをベースに「育休中に自由な時間はどのくらいあるのか」を調べていきます。

〈弟くんの1日〉
   ~7:30      略(起床前)
 7:30~8:30      略(兄くん登園前)
 8:30~9:30   片手抱っこでねんね
 9:30~10:00    ベッドでねんね
 10:00~10:30  両手抱っこでねんね
 10:30~11:00  片手抱っこでねんね
 11:00~12:00  起きてる(一緒に遊ぶ)
 12:00~12:30  略(昼食)
 12:30~13:00  両手抱っこでねんね
 13:00~14:00  ベッドでねんね
 14:00~15:00  起きてる(一緒に遊ぶ)
 15:00~15:30  両手抱っこでねんね 
 15:30~16:30  片手抱っこでねん
 16:30~21:30  略(兄くん帰宅~就寝まで) 
 21:30~22:30  起きてる(抱っこ)
 22:30~23:00  両手抱っこでねんね
 23:00~23:30  片手抱っこでねんね
 23:30~24:00  ベッドでねんね
 24:00~24:30  両手抱っこでねんね
 24:30~25:00  片手抱っこでねんね
 25:00~            略(就寝)

食事や睡眠、兄くんが家にいる時間帯はそもそも自由な時間は取れないため、記録していません。
また、片手抱っこの場合は『抱っこ布団』を使っています。普通の片手抱っこでは赤ちゃんが起きてしまいます。

確保できる時間はどのくらい?

上記を踏まえて、実際にはどのくらい時間を確保できるでしょうか?

2人とも育休のため、家事係と弟くん係で分担していますが、今回は家事係だったとして考えていきます。(弟くん係ならもう少し時間を確保できそうです)

この場合、午前中は家事と買い物と散歩で終わってしまいます。

よって、自由に使えるのは午後からで、内訳は以下の通りです。

  • 両手抱っこでねんね:2時間

  • 片手抱っこでねんね:2時間

  • ベッドでねんね:1.5時間

合計5.5時間程度は確保できそうです。

また、土日は兄くん就寝後の時間しか使えないため、2.5時間程度しか確保できません。

■ 自由時間にできることは?

自由時間に学びなおしをする場合、どんなことができるでしょうか?赤ちゃんのねんねの仕方によって、できることが変わります。

両手抱っこでねんねの時間

できることは、頭の中で思考を巡らせたり、動画学習くらいです。この時間は将来の計画を練ったり、YouTubeの学習コンテンツを見ています。

また、やったことはないですが、読書も頑張ればできると思います。紙の本ならブックスタンドは必須で、ページをめくるのが少し大変かと思います。電子書籍なら、大きめの端末が良いと思います。

片手抱っこでねんねの時間

片手が空くとスマホが使えるようになります。例えば、ネット記事や電子書籍を読んだり、ネットの問題集を解いたり、noteを書くことができます。

また、紙の読書も可能です。ブックスタンドがあった方が良いと思いますが、なくても大きすぎない本なら読めます。私もブックスタンドは使わずに、文庫本や小さめの参考書を読んでいます。

ただし、紙の読書は日中しかできないと個人的には思います。赤ちゃんになるべく早く昼夜の区別をつけてもらいたいので、夜は部屋を暗くしておきたいからです。

ベッドでねんねの時間

この時間はなんでもできますね。パソコンで作業をしたり、机で問題集を解いたりもできます。私も資格試験の問題演習をすることがあります。

ただし、赤ちゃんがもぞもぞ動いたり、泣いたりすることがあるため、集中はできないかもしれません。

■ その他

おすすめアイテム

「育休 × 学びなおし」におすすめのアイテムを3つ紹介します!

(1)Fire TV Stick
テレビでYouTubeなどが見られるようになります。大きめのタブレットがあればそれでも良いと思いますが、スマホだと画面が小さいめ、動画学習に重宝します。


(2)抱っこ布団、抱っこ紐
寝かしつけのとき、抱っこ紐なら両手を、抱っこ布団なら片手を空けることができます。抱っこ布団は薄くて広めのまくらでも代用できるかと思いますが、できれば安いものでも良いので買った方が良いと思います。

私は腰痛になりやすいため、抱っこ紐はあまり使用していませんが、使える方はこちらもおすすめです。使うのであれば、スリングと呼ばれるものが普段使いにはおすすめです。

抱っこ布団で片手抱っこの例

(3)ワイヤレスイヤホン
夜に動画を見るなら必須ですね。有線だと抱っこしながら使いづらいので、ワイヤレスが良いと思います。

他に、ブックスタンドもあると良いかもしれません。(使っていないので、おすすめとは言えませんが)

休息も大切です

育児は睡眠不足とのたたかいと言っても過言ではありません。赤ちゃんによっては夜に全然寝てくれない場合もあると思います。

その場合、日中は昼寝をしたり、テレビを見ながらぼーっとするなど、頭や身体を休める時間を取った方が良いでしょう。

健康第一、育児優先ですので、学びなおしはできそうならやるくらいの気持ちでいると良いと思います。学びなおしのために体調を崩す、育児がおろそかになるのは本末転倒だと思います。

また、パートナーと会話する時間も取った方が良いと思います。心身に疲労がたまっていくと、お互いに余裕がなくなって、ぶつかることも多くなってしまいます。

せっかく2人で育休を取っているのであれば、将来のことから他愛ないことまでいろいろ話す時間を取るのはいかがでしょうか。

■ 結論

育休中は、自由に使える時間はそこまで多くない、かつ、できることも限られてしまいまます。自身の体力・気力やパートナーと相談しながら、無理のない範囲で学びなおしを進めるのが良いと思います。

確保できる時間

合計5~6時間程度です。1人で育休の場合はもう少し減ると思います。まとまった時間は2時間取れたら御の字だと思います。

しかも、赤ちゃんのことが気になってしまうため、フルで集中することはできないと思います。

できること・できないこと

両手もしくは片手が使えない場合でも、以下のことはできると思います。

  • 動画学習

  • 思考を巡らせる

  • 読書(電子、紙)

  • ネット記事を読む

  • アウトプット(noteを書くなど)

逆に、両手が使えることはほとんどないと思った方が良いかもしれません。以下のようなことは難しい(or できない)と思います。

  • パソコンを使う

  • ノートに書く

  • 紙の問題集を解く

その他

育休中はさまざまな便利アイテムを活用しましょう。おすすめは以下の3つです。

  • Fire TV Stick

  • 抱っこ布団、抱っこ紐

  • ワイヤレスイヤホン

また、パートナーとの会話を大切にしましょう。積極的なコミュニケーションが円満な家庭への第一歩です!!

■ おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。あくまで育休は育児のための休みだということは忘れずに、できる範囲で学びなおしも頑張りたいですね!

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