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【梅雨】こどもと学びたい「てるてる坊主」のお話

保育園栄養士のとろみです。

今日は、知ってるようで知らない、てるてる坊主について書いてみたいと思います。へぇと思ったら♡よろしくお願いします。

ちなみに、私が働いている保育園では梅雨ということで、てるてる坊主の形で作ったドライカレーなどを作るんですよ。

てるてる坊主とは?

ウィキペディアによると

日本の風習の1つであり、翌日の晴天を願い、白い布や紙で作った人形を軒先につるすもの。
日本では江戸中期には飾られていたようです。


江戸時代は晴天になった後は、瞳を書き入れて神酒を供え、川に流していたようです。
私も小学生の時に遠足の前の日になると、てるてる坊主飾っていました。
中学生の娘は、ここだけの話ですが、部活での試合が嫌すぎて、てるてる坊主を逆さに吊るし、「雨よ降れ降れ、てるてる坊主〜明日、雨にしておくれ♪」なんて歌っていました。
先生と友達には内緒の話しのようです(^◇^;)

これって意味あるのかなぁ?逆さにすると雨が降る?思って調べたところ、もちろん科学的根拠はなく気持ちの問題であり、おまじないや願掛けですね。

また、てるてる坊主は平安時代に中国(土)から伝わってきた風習と言われています。

中国の掃晴娘(そうせいじょう)と呼ばれる人の形をした切り紙を門に貼って晴れを祈る風習からきたと言われています。
掃晴娘には伝説があり
「昔、中国の北京に晴娘と呼ばれる美しく、気立ても良く手先も器用で折り紙が得意な娘がいました。ある年の6月に北京では大雨が降り続いて一向に止む気配はありません。水害に苦しみ神様に祈願しましたが何の効果もありませんでした。すると天から「東海龍王の妃になれば、この雨を止めてやろう」とお告げがありました。
このお告げの意味は北京の人々のために生贄になれという意味です。晴娘は天に昇って妃になる決意をしました。その瞬間、晴娘の姿は消え、長く続いた大雨はピタリと止み、空は雨雲を箒で掃いたように晴れていきました。
晴れ娘の犠牲を目のあたりにした人々は以来、6月に雨が降り続くと晴娘を偲んで人形を作り門にかけたり、つるすようになったと言われています。


てるてる坊主にも、こんな深い話しがあったとは興味深いです。

てるてる坊主を作ってみませんか?

保育園では年齢に応じていろいろな製作に取り組んでいます。
日常の中で楽しめる工夫がたくさんありますね。
とろみん家でもてるてる坊主カレーを紹介しています。


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