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自分の顔が恐怖を感じる病にデジタルセラピーは有効か?

自分の顔を醜いと感じる方がいる。

 ネット記事で、身体醜形症(BDD、Body Dysmorphic Disorder)と共に知った。

私はこの文字だけではピンとこなかったのだが、醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)の方が理解しやすいかもしれない。

自分の顔や頭、見た目が嫌いという精神障害の一つだそうだ。美容や整形である程度は変えられるだろうが、限界があると思う。

なので、アイデアとして『デジタルで治療』できないか?と考えた。

 デジタルであれば、無限に修正可能なので自分の好きな顔や姿にする事ができる。
それをメタバースのアバターだったり、立体映像で投影させているのを見る事によって、セラピーとなり症状が落ち着くかもしれない。

しかし、欠点があるかもしれない。現実の自分がどうしても見えてしまうのだ。
鏡を見ないようにしても、身体の一部が視界に入ったりガラスなどの反射で映ったり、人の視線が気になってしまうだろう。

それでも、テクノロジーが進歩すれば、理想の自分がいつでも見えたり、人からもそう見えるようになるのではと思う。
これは『自身へのアバターの具現化』で、デジタルコスプレと言った方がイメージしやすいかもしれない。

 技術として考えられる事は、眼もしくは脳にそう見えるように錯覚させる事。
眼ならば、ARゴーグルかコンタクトなど。
脳ならば、BMI(BCI)によって視覚野に働きかければ可能ではないか?

この方法が正解かは判らない。正解ならば、苦しんでいる方々が良くなるよう早く実現して欲しい。


以下、別アイデア。実現可能かどうかは除く。

・光学迷彩技術で自身にアバターを投影させる。
デジタル仮面、デジタル全身スーツ。
・極論、見なければいい。つまり、見えにくくするか見えなくする。

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