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オンライン図書館サービスについて思う事

 コロナ禍の最中、電子もしくはデジタル図書館というのが増えてきている。

 図書館をよく利用していた自分から言わせれば、目的と制限をはっきりさせた方がいいと思っている。

 例として、ベストセラーや受賞したばかりの本、予約数が凄い事になっているが、借りる人以外利益にはならない。最悪発売したばかりにもかかわらず、著者・出版社に利益がまわってこなくなる。特に近代小説にその傾向が強いように思う。

 なので、ここで提案したいのは『制限をかける』ということ。

 まず、著者・出版社の利益を保護するため話題になっている間もしくは、出版社・著者の許可を得られるまで図書館でのリクエスト不可及び扱わないとする。
また、デジタルであれば購入ページへのリンクだったり前著や著者・出版社の紹介文も貼ればいいのではと思う。

 思いつきになりますが、著者・出版社が欲している事に対して、借りる人が提供する方法はどうでしょうか。アンケートなどに入力や選択してもらう代わりに借りられるというものです。

 目的の方については、図書館という施設の在り方が変わるだろう。コロナ禍の今、密を避ける・毎回の消毒など大変だと思います。
 しかし、一番の良さは『居場所』だと思います。
お爺さんがまったりと新聞を広げて読んでいたり、学生が黙々と勉強していたり、子どもが寝そべって絵本を読んだりと様々な世代が集まる場所。
それが無くなってしまったら、寂しいと思います。

 図書館法を見るに、図書館とは資料の保存施設という風に捉えています。
その捉え方で、現存する図書は倉庫に全て保管し、デジタルとしての図書を館内設置のタブレット端末で館内のみでしか見られないようにすれば、施設の目的は果たされるのではないかと思います。
もちろん、借り出し中は見られません。現存する図書は申請式で館内のみの使用とするのがいいのかもしれない。

➖➖➖ 以下、思いつき➖➖➖ ➖➖➖ ➖
★総合電子図書館
・全ての図書データが見られる。
・購入可能。
・更に検索機能→ページ内画像やイラスト・絵が検索可能。
・AIによるピックアップ検索機能→複数のキーワード入力と候補選択で絞り込める。

★タブレット端末はリース。端末の保険や補償金は初回利用時に回収。
★特定のテーマの図書館→猫のみとか。
★施設は図書館そのものでなくてよい→タブレット端末そのものを図書館とすれば、喫茶店やホテルでも見られる?図書館側がタイアップで色々な店と組むとか。

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