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『ラブジェネレーション』(1997年)


ラブ ジェネレーション』(Love Generation)は、1997年10月13日より12月22日まで毎週月曜日21:00 - 21:54[1] に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は木村拓哉松たか子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


歳をとりすぎて年齢が麻痺してきたのもあるけど、これって27年前のドラマなんだね汗汗汗
びっくりした。自分がこれを見たのは16歳だったんだ。

先週末に全11話見てしまったんだけど。笑
なんで見たかって、たまたまYouTubeにあげてくれている人のがフィードにあがってきてしまったから。笑


昔のドラマを見ると、それぞれにその時代背景も感じて、それが懐かしく愛おしく思う。
2000年以前に作られたものって、今と比べると色んな意味で雑で下品かもしれないけど、勢いと生きる情熱を感じる。

というのも、今見るとコンプライアンスに反するものってたくさんあるし、今では絶対NGでしょ、みたいなことも当たり前にあるんだけど、それでも強くたくましい人間像が描かれている。

松たか子が演じる理子(22)が(確か会社の飲み会か接待の時に)「もう◯◯さんにお尻触られちゃってぇ〜!」みたいな事をヘラヘラしながら言ってて、それが清々しくて気持ち良かった。
まぁ普通にセクハラなんだけど(笑)、それでも社内の雰囲気が自分たちの課にいる若い女の子を大事に可愛がっていて、男女問わず部下に対しても公私共に“気にして”いる感じがあったかいなと思った。

「お前、そんなんじゃダメだぞ、次はしっかりやれ!」「彼女とはうまくいってるのか?元気ないぞ」みたいな、部長や課長だけどお父さんのような存在でいた人たちは今はもういないんだろうし、居てもそんなこと言えない。笑


それが、2000年をまたいで時代が変わった。
わたしがこのドラマを見ていたのは高校生。就職したのが2000年を過ぎて少し経ったその頃。

2008年のドラマ「ラストフレンズ」を数年前に見ようと思った時、開始早々気分が悪くなり、見るのをやめた。
「そんなセクハラくらい軽くやり過ごさないとやっていけないわよ」みたいな会話が冒頭にあった。色んな意味で嫌悪感を抱いた。女性が見下されていて太刀打ちできないという現状。


もちろん程度は色々あるだろうが、2000年以前のセクハラというものはおふざけとかお遊びのような雰囲気が強かっただろうに(する方もされる方も)、現在はちょっと何かあるとセクハラだパワハラだって騒ぎ立てる。

エンパス/HSPのわたしが言うのもおかしいけれど、今の時代、人が敏感すぎる。それはやっぱり世間がそういう雰囲気を出すからそれがもっともっと強まっていく。

もう少し鈍感で、もし女の子のお尻を触って怒鳴られてもすぐ立ち直れる、お尻を触られてもその場でビンタして終わりにできるような切替の早いメンタルを持てる時代がまた来ればいいなって思う。


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