Creepy Nutsの宿題と革命の意味。別口のアプローチが求められていた世の中で、韻のオサレな踏み方と心地よさは日本を「音痴」をそしてハソラシドレミな世界を革命する力になっていく。
さて。
始めるにあたって
今回は始めるにあたってどこからディグり始めていたかを
確認するまでがまず大変だった。
モンペとはいろんな人を「Out of 眼中」にしてきた人生を
送って来た人の成れの果て。野性爆弾の「くっきーさんは今、
みんなが思ってるくっきー像を演じてるだけだ」に限りなく
近くて、観方によっては大恥ずかしい。でもモンペのままだと
それにすら気づけない。|torov|note
といふことで手がかりから探したら、さぼてん主婦さんと
会話してたコメントの中に宿題が残ってたと。
で、この発言の大元はさぼさんの記事に投下した
このコメントが元になってる。
モンペと言ったら?|さぼてん主婦|note
、で。
M-1もR-1もキングオブコントもメインのテーマソングが
Creepy NutsかR−指定が参加している梅田サイファー
で完全制覇されたこともあって、の例示が出来ていなかった
から歯痒がったのですが、ようやくその諸元が揃ってきたので
この3月でANNを卒業するCreepy Nutsはどういう働きを
して世の中に対して革命を成し遂げてきたのかを総括して
みようか、説明でもして見るべえか、というのが今回の主旨。
まずはお笑い賞レースに大三元、から。
まあわかりやすく説明された大ネタとしては
これがわかりやすいですかね。
で、「べしゃり暮らし」から飛び出して、原作者の
森田よしのりがM−1参戦したなんてこともあったわけ
ですが、最終的に2020年の煽りPVで【板の上の魔物】が
使われると。
Creepy Nutsの「バレる!」
こちらは「R-1グランプリ」に書き下ろされたテーマソング。
hime:でもCreepy Nutsは、例えば「たりないふたり」みたいに、
「足りない」とか「コンプレックス」をバンバン出しますよね。
私も足りないところがいっぱいあるので、Creepy Nutsの曲は、
自分の世界と直接重なったし、こんなに共感できるラップは初めて
聴いたなって。
そしてキングオブコントは梅田サイファーとしての採用。
で、メイキングのようなものもここに公開されとるわけで。
で、件のPVはこれか。
これで大三元な役満完成、と。
「音痴」の基準を別軸に変えていくまでの革命。
このお笑い3大レースのテーマソングにCreepy Nuts
ひいてはHip Popが使われることで、Hip Popの重要性と
箔が格上げされていく過程を見られるようになったと。
(それは本来のメロディーやリズム、グルーブにノレない
人をはじく概念として使われてきた「音痴」の基準を別軸に
変えるベースの一つにもなっているのがまた革命。
だから本来音痴を背負っていたオードリー若林がHip Pop
好きを(それまでジョイマンで全て凌いでいたところから)
開放することによって、ANN55周年記念ジングルで見事なライム
を決めてタモリや秋元康にも評価される、って軸が出来たのも
またこのラインと革命がベースの一つになっている(無論
ベースになってるトラックを星野源がやっている成果もあるけど))
『ヒプノシスマイク』とどついたれ本舗と『あゝオオサカ
dreamin’night』
と同時にアニメにおいてもそれを革命に導いた面があり、
それが『ヒプノシスマイク』とどついたれ本舗と『あゝオオサカ
dreamin’night』ってことなんだわな。
で、この話には続きもあるので。
ってことを一通り成し遂げてきたから、あっという間に「バイ
きんぐ小峠の後輩」からANN0→ANN月曜一部昇格を経て、
この3月に卒業するところまで来たのがCreepy Nuts
であると。
まあ多分「コント先生」の東京03飯塚さんが全く脚本を
読んでこなかったDJ松永を許せずにコント補習を受けさせている
絵は如実に浮かんでいますが。
って感じで、Creepy Nutsの宿題と革命の意味、でした。