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「喰らっちゃったな、悔しいな」があったので、今度こそ勝つために旗幟ははっきりさせて、これもまた持ちネタにする(ただサヨウナラとはしたくないので、逃げないと)。

まあこれも本質的に「リスペクトベース」で
物事を語る通り道を獣道から開拓する上で
避けては通れない剪定作業になるのでしょうか。

なぜなら、

「リスペクトベース」で語っていくと、
どうしても、どうやってもリスペクト出来ない
壁にブチ当たることは、よくある話なので。

ま、あればの設定で今日のBGMは
これにしてみようか。

だからハッキリ言わないといけない時が
やはり訪れる、ってことになるのかと。

私は基本的に声優のなりそこないなので、
同時に声優を対象とする研究者としての
性格も強い訳ですが(一応卒論相当の
論文は声優論、でした)、時代的には
まだ「新劇の大政奉還」以前に無認可校
(と言う名の大部屋)に通っていた嫌いも
あり、本質的には声優と云う可能性に満ちた
職業をその喰えなさから「声よろず屋」に
貶めた新劇俳優の特性がもともと好きでは
ありません。

「新劇の大政奉還」は主に青年座の
重鎮だったかないみかの父が亡くなった
ことで青年座を退所した西田敏行が
三谷映画や探偵ナイトスクープに出る
ようになって、小劇場劇団出身者の
時代になることで成された、と観ては
いますが。

憧れて、でも現場に携われなかった者と、
喰えない中でも上手にこなして、声優の
職業自体を貶めずに少しづつでも向上
させた小劇場劇団出身者に対しては
そんな人達の出現で自分達が埋没してた
としてもまだ「リスペクトベース」で
語れるのですが(こち亀のアニメに
出てた堺雅人や八嶋智人、ベニシアさん
のナレーションなどでうっすらと知名度
を上げてた八嶋と同僚で元ネルケプラン
ニング出身のカムカムミニキーナ山崎
樹範とか)、それ以前の段階でちやほや
されただけで、新劇系を齧りつつ
(妙な形で先輩の劇団を引き継いで
しまったりして)、さほどの実力も
トーク力もないのに、深夜ラジオで
下ネタ含めたロクな話を展開できなかった、
「声優を傘に来た新劇もどきな人」は
どうしても好きにはなれなかったわけで。

なもので珍しくサインを貰ったこと
のある三人が出てた「ボクらの時代」が
あっても、三人のうち先にサインされた
クリアファイルを買っただけで、深夜
ラジオでは下ネタしか喋ってへんし、
ギャンブラーlynnが憧れてしまってるのも
含めて結局肝付兼太さんの劇団も放った
息子も娘も声優になってる山口勝平を
好きになれる要素が皆無なのは仕方のない
ことだし、『ゲンジ通信あげだま』から
関係性を観ているから、普段からたてかべ
和也氏に『ミスター味っ子』の頃から優遇
されてて(同期の三石琴乃が見学しに
行ったり、田中真弓さんの著書にはオー
ディション受けたけどその後の展開が一切
書かれてないとか、叙述方面においても
一切記録に乏しい優遇ぶりをされてて)、
大した演技も見せられないクセにいつの
間にか水鳥鐵夫氏が指導してたあかぺら
倶楽部まで引き継いでる同期四人の中で
一番嫌いな高木刑事の話を「鎌倉殿の13人」
ネタで捻り出されてしまうと、やっぱり
「喰らっちゃったな、悔しいな」になって
しまうわけで。

ってことでこれに呼応するカセットテープ
が残っていたよな、と探してみる。

あった。

同期四人でやってた(なんで林原閣下や
ギャバンネタがシナリオに混ざっているんだか)
ラジオドラマは「ラブリィBLOOD」で、
トークパートで進行してたブッちやん
(出渕裕)が四人のトークに入りきれず
困惑している珍しい展開があったのは
【ゆうきまさみ文化学院】かな。

ってことで相変わらず棒演技はキツいな。
白鳥由里がクサいのは聴いてられるのですが。
声の出演で一言言ってく並びが大塚周夫、
藤原啓治、中嶋聡彦って並ぶとなんか
それだけでグッと来てしまいますな。
(脚本は大野木寛(ひろし)か。番組
自体のディレクションはとまとあきが
やってはるもの、流石ですわ)

まあ現在の声優のポジションは紆余曲折
あって「東京のスタジオに通い婚ができる
個人事業主」に落ち着いて来たのは喜ばしい
流れではありますが、まあ半端に「ハチワン
ダイバー」なところをしたり顔で見せ付けて
来た連中に対して、かける憐憫も言葉も
とうに枯れ果てててないんだわ。
ってことでご察し下さい、と。
(まあこうした時に日本語は主語を出さずに
くねくね語れるのは、いい言語てもあるよな、
とも思いますが)

ま、それなりに逃げずに書きたいことは
ここまで来て書けたかなと(持ちネタとして)。
 ま、こんな考え方もまああるってことで。

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