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連れてってくれる機会があったので、南六条電停跡とパールモンドールへ行ってきた。そんなとある夏の集成レポート。

パールモンドール南6条店が8月末で閉店するのはここが
詳しいですかね。

まあ写真は取り込みの一段階目を踏んだので、あと少し。
 一応こちらの関係も一気に片付く案件なので。

日本鉄道旅行地図帳を使って、少しだけ「札幌温泉電気
軌道」の歴史と沿革を深く。|torov

そこで牛鍋蝸牛さんが言うてた通り、パールモンドールの
元の施設は拓銀の南円山出張所か。


閉店する方のパールモンドール

ま、店舗内は撮影しなかったので、それはこちらに。

喫茶コーナーは閉まったまま、隔てる透明暖簾もまだ窮屈に、でも
あったので。ただオーダーすれば買えるサバランを
買えたのは良かった。



山田航と「ブラサトル」の間を縫って、好奇心のある部分に
しっかりと補助線引いて一記事に仕立てる。~探してたお目
当ての写真は見つかったから、替えが利かないを縦にして
ここは突っ切ってみる。|torov

ロードバイクを乗り回していた頃はここを通ってはいた
けれどこの視点には気付かなくて、気づいたあとはなかなか
この現地に辿り着くのも難しくなったが故に執念が
成せる業としてここまで辿り着いた、とまあそんな話でした。

としてスキャンするまでだったけど、今回は弟の協力も
あって晴れて行けたと。

パールモンドール

夜のネオンな感じも特徴的だったけど、こんな感じでは
確かにあったか。
 まあ滅多にケーキなどあたらないアパート暮らしの中で
(やっと家でユニットバスが付いたくらい)、憧れの
ケーキの一つはやはりこのパールモンドールでした。


パールモンドールのネオン


で、こちらが後日ブツ撮りしたモンデリカ。かつて丸井今井
にテナントが入っていた頃は町中でも買えましたが、今や
なかなか買える機会もなく。

モンデリカ(アーモンド味)

まあ札幌圏のケーキ屋の菓子としてはスタンダードで、
行ってみればパールモンドール版の「マロンコロン」と
言ってしまえば身も蓋もないのですが。

賞味期限は閉店日まで

 三枚重ねのビスキュイを二枚にして味をつけたレモンマロンコロンのブツ撮りはこちらに。

2023年5月のみちしるべ。どうにか節制収縮期間は完了したのでみちしるべなのですが、対策シフトとしては継続で日曜までは看板記事継続とします。小樽行と5月のドニチカキップ行を振り返りつつ、GW中に行った5月の
ドニチカキップ行は完結編。|torov

「マロンコロン」の話はこちらでも触れています。

「小樽のモンブラン」にまつわる由緒と謎をつらつらと
また紐解いてみる。〜午後からの小樽ソロ旅行で、半ば
感傷的に。|torov

マロンコロンの新作にはレモン味があった。パールモンドールにも
モンデリカ、って同根の菓子があるけど、こちらは
歌にもなっている分知名度も高い。

 といふことで閉店基調のパールモンドールに関しては、
ここまでかな。


 もう一つここにわざわざ行った理由はあるんで。
そちらのベースになる記事はこちら。

日本鉄道旅行地図帳を使って、少しだけ「札幌温泉電気軌道」の歴史と
沿革を深く。|torov

円山村近辺から伸びた軌道がここを通って現在の旭山記念公園あたりまで、大正景気でバブった定山渓からの引き込み温泉とを
結ぶ(札幌温泉)「札幌温泉電気軌道」の話がまずある。


 まあこれも見事にハジけてバブルがポンだったのですが。

(で、その後遺症からか民間の電気軌道はまかりならん、
な感じで電車といえば札幌市が経営する路面電車(軌道線)という
痕跡と呼び慣わしが遺っていると)
「電車」(路面電車)と「汽車」(国鉄→JR)と
「地下鉄」(札幌地下鉄は新交通方式のゴムタイヤだからJRと
乗り入れは、だからありえない)の呼び慣わしの一端が
古くからの札幌市民に受け継がれている一端はこれなのかも
、の曰く付きな変電所焼けて放置されて廃止に至ったバブル
軌道線でもあるんですが。

 で、先程のパールモンドールも映ってた山田航の連載記事
にある写真に痕跡器官として「南六条電停」の跡だけが、
わずかに遺されている、ってのを永らく現地で確かめられなかった
経緯があったと。


で、現場で撮ってみた写真がこれになると。

痕跡器官として「南六条電停」の跡

この風景的にはかつて右側の方はロータリーになってたけれど、
そちらは残念ながら既に解消されていた。


なんかパールモンドールの向かい側に喫茶店か何かの菓子店
らしきものがあった。意外と情報がないが、ソフトクリーム
は一つの売りなのか。

パールモンドールの向かい側に

まあここはさまざまな偶然が重なって痕跡が生き残ったケース
であるだけに遺しておきたいものではあるけれどもね。


パールモンドールへの道と意匠

それとこれが真っ先に消える意匠かな、思って保存しておいた。
この綺麗な斜め通り(山根通)が克明に記載されている
意匠を含めた地図が必要でなくなるのと共にまるきり喪われるのは
余りにも悲しいのでね。

パールモンドール南六条店の閉店は8/31だそうで。
連れてってくれる機会があったので、南六条電停跡と
パールモンドールへ行ってきた。そんなとある夏の集成レポート、でした。

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