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ユニークな人が多すぎて動物園みたいだけど、僕はこの会社が好き

なぜか面白い人が集まってくるマイベスト

うちの会社の面白いところは「面白い人がたくさんいること」です。

思えば、創業当初からうちにはなぜか面白い人が集まっていた気がします。

そもそも僕もどういう人を集めればいいのか最初は全くわかっていませんでした。初めての起業だし、お金も調達していないし、IT業界出身でもないのでネットワークもない。ようするに採用する力もコネもなかった。でも、それが今のマイベストの多様性あふれるカルチャーの礎になった気がします。

今回はマイベストのアドベントカレンダーのラストということで、マイベストの面白い人たちを紹介していきたいと思います。

初期の頃は「隠れ優秀人材」に助けられた

会社を作ったばかりの初期の頃は、戦略的に採用できていませんでした。しかし、一緒に仕事をしてみると「優秀じゃん!」と思うような人がたくさん入ってくれてきました。

会社を作って一番最初に、大手の飲料メーカーを辞めてニートをしていた人がうちに入ってくれました。当時初めて人を採用しようと思い、知り合い経由で声をかけてみたところ、「週3のバイトだったらやるよ」と言ってくれたのが始まりです。しかし実際の働きっぷりを見て、実はすごく優秀な人だということがわかりました。実務を重ねるうちにどんどん力をつけて、最終的に海外事業の役員をやってもらうまでになりました。

次に入ってきた子は、当時新卒2年目で、今まで在籍した2社とも上司とケンカして辞めてきたような子でした。しかしある意味もうどこにも逃げ場がなかった彼女は、うちでとても頑張ってくれて、10カ国近くの海外事業の立ち上げをゼロから全部やって軌道に乗せるような活躍をしてくれました。

あとは大学を中退してそのまま引きこもりになった子も採用しました。外注のライターとしてリモートで働いてくれてた子なんですが、そのときからとても熱心にやってくれていて、あるとき僕の方から一緒に対面で働きませんか?と声をかけました。その後、地方から上京して会社に入ってくれて、コンテンツ制作の体制作りを中心に活躍をしてくれました。

また、新卒で入った会社を1年経たずして辞めてうちに入ってきた子もいました。その子は今もまだ20代なのですが、とても優秀で、現在は100人くらいの制作の組織を管掌する執行役員になっています。

最初は採用も行き当たりばったりでした。いろんな人が入って、いろんな人が辞めていきました。そんな中でも、いい意味で期待値から大きく外れるような優秀なメンバーがたくさん出てきて、サービスが成長し、組織が回り始めました。

さらに、そこから色々なドラマがありました。ここでは語り尽くせないので割愛しますが、その中で試行錯誤しているうちに、中途のキャリア採用もやっとうまく行き始めてきました。たとえばこの数年で、前職で組織を100人から1,000人レベルまで成長させた人事責任者の品川や、モノ批評雑誌の最大手「MONOQLO」元編集長の浅沼、大手ASPの営業部長をやっていた土橋、数々のベンチャーで役員をやっていた岸本といった部長クラスのメンバーが加入してくれました。経験もあって、面白くて、優秀な人が来てくれるようになりました。

(これまでの組織の変遷は下記のnoteにも詳しく書きました。)

話は飛んで、今はどうかというと

初期のメンバーは、今も活躍してくれてる人もいれば、辞めて他の会社で働いているメンバーもいます。ただ、そういったメンバー全員が今のマイベストのDNAを作ってくれてきました。誰がいなくても今のマイベストはなかったように思います。

そんなこんなで今は200人くらいでやってるんですが、直近ではいわゆる有名なメガベンチャーで働いていたような優秀な人が入社してくれていて、まさに第二創業といった感じです。

例えば今月入社した小野さんは、DeNAでソシャゲのプロデューサーをやっていて、その後起業したような経験もあり、直近は物流系のスタートアップで役員をやってた人です。

うちはこれまでデータベースやコンテンツに力を入れていましたが、最近は「プロダクト」が大切なフェーズに移行してきています。これまでは僕がプロダクトの部長をやっていたのですが、あまり手が回っていないのが実態でした。もっともっとプロダクトにおけるトライアンドエラーを頻度高く繰り返していかないといけないフェーズなのに、開発組織としての生産性が上がりきらない。そういった課題に対して、彼はデザイン組織やエンジニアリング組織のマネージャーと利害調整しながら、アウトプット最大化に向けて取り組んでくれています。

また、ちょっと前に入社したプロダクトマネージャーのサユリさんは、10年以上ヤフー(現:LINEヤフー)で働いてきて「Yahoo!ニュース」のプロダクトマネージャーをやっていた方です。Yahoo!ニュースは日本で最大級のトラフィックがあるサービス。社会インフラとも言えるようなサービスを担当した知見は貴重です。

たとえばYahoo!ニュースのヘッドラインは文字数が決まっています。一方でスマホの画面が大きくなってきたこともあり、当時ヤフーの社内で「ヘッドラインの文字数を1文字増やそう」というプロジェクトがあったそうです。

ただ、その1文字を増やすのに1年ほどかかったそうです。

それくらいインフラたるサービスは、老若男女いろんな人が使っているので「ユーザービリティに問題がないのか?」「不具合が起こらないのか?」といろいろと考えなければいけない。編集方針やオペレーションも変わるし、各媒体への説明など社内外の調整はとても大変だったんでしょう。

そういった利害関係の複雑なプロジェクトを進めていく技術と社会インフラを運営していく経験値があるのでとても頼りにしています。

エネルギッシュなガテン系広報

広報の坂井さん(NaoSakai-.- マイベスト広報 (@NaoSakai2) on Xもスゴい方です。

僕よりも年齢が上ですが、喋り方とか動き方がエネルギッシュ。馬力があって、めっちゃ元気です。

うちはこれまでステルスでやってきたので広報を採用してきませんでした。ただ、もうそういう規模ではなくなってきたので1人目の広報として入社してもらいました。

彼女はバルミューダやCRISPで広報をやっていました。彼女を一言でいうなら「ガテン系広報」。テレビや雑誌の人とつながっていたりして、メディアリレーションが本当にめちゃくちゃ強いんです。

彼女が入社してまだ半年ぐらいしか経っていないですが、もうすでにTBSの朝番組や日経MJなど、さまざまなメディアでマイベストを取り上げてもらっています。いままでメディアの取材はほとんどなかったのですが、テレビや新聞、雑誌など、いまは定期的に受けるようになってきました。彼女は持ち前のパワーで、入社早々ガンガン成果を出してくれています。

会社初のエンジニアリングマネージャー

このまま最近入った人を全員紹介したいくらいなのですが、あと3人だけ紹介させてください。

なおぱーさん(なおぱー (@naopr) on Xはエンジニアリングマネージャー(EM)です。メルカリの子会社・ソウゾウから来てくれました。うちにとって初めてのEMです。

なおぱーさんのミッションは、エンジニアリング組織を拡大したり、生産性を上げていったりすることです。ミートアップを開いてエンジニアを呼んできてくれたり、いろいろと動いてくれています。

サービスを作るうえで、組織の拡大や生産性の向上は最も重要な課題。そのなかでもエンジニアは特に重要な職種で、採用の難易度もいちばん高い。そこを担ってくれているので、彼への期待は大きいです。

ちなみになおぱーさんは日本酒好きです。というか、酒好き。ひとりでよく飲みに行っているみたいです。

US攻略のnoteを見て入社してくれた

この前「アメリカ攻略の道筋が見えた」というnoteを書いたのですが、そのnoteを見て「US攻略、面白そうですね! ちょっと話聞きたいです」と感じで連絡をくれたのが塩川さんです。「じゃあ一緒にやりましょうよ!」ということで入社してくれました。

ちなみにこちら(↓)のnoteです。

実は彼の奥さんは、もともとマイベストで僕の秘書をしてくれていました。その時から顔見知りではあったんですが、彼は当時はTerra Droneというドローンのスタートアップにいました。ずっと海外事業畑を歩んできていて、中東とかアラブ首長国連邦とかアメリカとかに拠点を作ってきた人で、すごく優秀な人だなという印象でした。

そんな彼がうちに興味があると言ってくれたときはとても嬉しかったです。英語もネイティブ級にできるし、ビジネス能力もとても高い。かつ「海外で事業を成功させたい」というパッションがあります。いまはうちのUS事業を中心にみてくれてますが、とても心強い存在です。

ヌートバーや斎藤佑樹とつながっているイケおじ

favlist(ファブリスト)」という新規事業の責任者をやっている河野さん(Masahiro KONO (@drumasahirock) on X)もユニークです。

もともとグノシーのプロダクト部門の責任者をやっていて、そのあとNOINという化粧品ECの会社で役員をやっていた人。

彼は人脈が半端じゃない。この間は会社に斎藤佑樹さんを連れてきてましたし、このまえは「いまからヌートバーと会ってきます」とも言ってました。(どこでそんなつながりができるんだろう?)

「favlist」は著名人やインフルエンサーのおすすめを紹介するサービスなので、彼の人脈がものすごく生きるんです。しかもグノシーやNOINを経験していることもあって、プロダクトへの造詣もすごくあるし、経営もわかってる。すごくビジネス能力の高い人だと思います。

見た目や喋り方も含めて、本当テレビのプロデューサーみたいな感じです。44歳ぐらいなんですけど、見た目はめっちゃ若いイケオジです。

僕らはこれからこの「favlist」にも力を入れていきます。選択という行動において、これまでの「比較」だけではなく「人のおすすめ」で選択する文脈もカバーしていきたいなと思っているから。

そこの推進役としてすごく期待しています。

そんなユニークなメンバーが全員集まった忘年会

まだまだ紹介し足りないのですが……とにかくうちにはユニークな人がたくさんいます。ユニークな人が多すぎて動物園みたいな会社だなと思っているくらいです(笑)

社員数は200人くらいで全員の顔と名前が(ギリギリですが)一致する規模。社長である僕との距離感も近く、会社のフェーズとしてもすごく面白いと思います。

そんなマイベストでは、年末に一番気合いの入ったイベントを開催します。

それは忘年会です。

忘年会は僕が幹事をやり、1年前から会場を予約して準備します。業務が忙しいのに忘年会の準備もしてむちゃくちゃ大変です。昭和っぽいかもしれませんが、忘年会も二次会の部署対抗カラオケ大会もちゃんとやります。しかも業務時間内に!

2023年忘年会の様子

先週の金曜がちょうど忘年会だったんですが、やっぱり楽しかったです。上記に書いたようなユニークな新旧メンバーと、日々の大変な業務はいったん忘れて、たくさんお酒を飲みました。

僕が忘年会の幹事をやるのは、もともとそういうイベントが好きだから。学生のときも文化祭の実行委員をやっていました。あと、これは会社というより僕のポリシーなのですが「四季のイベントを大事にする」というのも、自分の中では大切にしています。

春だったら花見、夏だったらバーベキュー、秋だったら運動会、冬だったらクリスマスパーティーとか。年始には「会社で餅つきをやろう」という話もしていて、そういうシーズンごとのイベントは必ず実施しています。なぜなら、仕事だけしていると、家とオフィスの往復になって、四季がわからなくなるような単調な毎日になるからです。

僕はいま38歳です。寿命で言えば、あと50年も生きられたら良い方でしょう。

人生で冬が来るのはあと50回もない。人生を振り返ったとき、四季のイベントがシーンとして思い浮かぶと思うんです。僕が直接見ているチームではメンバーの誕生日も盛大に祝っていますが、そういう節目節目のイベントは流れないようにしています。

なにもせずに過ごしちゃうと、死ぬときになにも思い出せない。それがイヤだからイベントはちゃんとやるようにしています。

せっかくこんなにたくさんのユニークなメンバーと仕事をしているんだから、仕事だけじゃなく、色々な思い出をみんなで共有しながら今後も働いていけるといいなと思っています。

We are hiring!!

そんなマイベストは今も絶賛採用中です。

マイベストには、これまで紹介してきたような優秀で経験豊富な人がたくさんいますが、若いメンバーもとても多くて、手をあげればチャレンジできるような環境です。

新卒を毎年30人ぐらい採っていて組織全体が若いので、若い人にもチャンスは多いと思います。平均年齢は29歳くらいで、中央値をとると25歳ほど。来年の春にも、また次の新卒が30人入ってきますが、どんどん若い人が入ってくるから会社全体が常に活性化されているような気がします。

若い人がたくさんいて、優秀で経験豊富な人材もどんどん入ってきている。

マイベストは今まさに第二創業というとても面白いフェーズです。ぜひ興味を持った方は気軽に声をかけてもらえるとうれしいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
メリークリスマス!


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