チキンライス。別名、ケチャップご飯。
ケチャップが主役だがチキンがきちんと入っていないと完成しないものだ。
.
ここでは一般的名称と思われるチキンライスと呼称しておく。
.
私にとってのケチャ・・・じゃないチキンライスの作り方が定まったのは多分大学の頃。好きなだけ自炊できるという生活の日々のこと。
たぶん、NHKとかの料理番組で見た作り方が起源だ。違うかもしれないけれど。もう30年くらい前の出来事か。
.
作り方のポイント。その1、玉ねぎ、鶏肉を炒めたら、塩コショウしてケチャップで煮詰めること。その2、その際にバターをたっぷり入れること。煮詰めることで鶏の味をケチャプに移し鶏もケチャップ染まる。ケチャップの酸味を飛ばすという効果もある。ここにご飯を入れてしっかりじっくりケチャップソースをまんべんなくしつこくご飯にまとわせつつ火を入れる(<-しつこい)。ご飯にソースを染みさせるという気分で炒める。これがポイントその3である。
以上3点のポイントを30年くらい続けている。
30年もやっているとケチャップのメーカーだのいろいろ変わるわけだが、それでも噛めばチキンとした味わいは変わらない。
ところで我がチキンライスは黒胡椒たっぷり目である。お子様向けとは言い難い。稀に子供向けに作ることがあるが、そのときは黒胡椒を頑張って減らすのであるが、スパイシーだったらごめんなさい。30年もやってると、考えなくても手が動いてしまうのよね。
.
ちなみにオムライスは、映画「たんぽぽ」(伊丹監督作品)で見た一度オムレツを作って開くあれが原点である。
.
ん、やっぱり、チキンライスというよりもケチャップご飯がしっくりくるな。