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植物性ヨーグルト(豆乳・大豆・アーモンドミルク)5種類を食べ比べ! 実食レビュー&栄養成分を比較 

こんにちは!
代替肉ベンチャー「ネクストミーツ」の竹内といいます。

ヨーグルトといえば牛乳から作られたものを思い浮かべる人が多いかと思いますが、最近は乳成分不使用の植物性ヨーグルトも広く販売されるようになりました。

そこで今回は、スーパーで買えるプレーンタイプの植物性ヨーグルト5種類の味や成分を徹底的に比較していきます!

比較する商品紹介

今回食べ比べた植物性ヨーグルト5種は以下の通りです。
主原料は豆乳が3種類、大豆が1種類、アーモンドミルクが1種類です。

ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖(ポッカサッポロ)
豆乳グルト(マルサンアイ)
国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト(マルサンアイ)
まるごと大豆のヨーグルト(フジッコ)
GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖(ポッカサッポロ)

豆乳・大豆ヨーグルト4種類
アーモンドミルクヨーグルト

アレルギー表示について、豆乳・大豆のヨーグルトは4種類全てにおいて大豆のみ、アーモンドミルクヨーグルトはアーモンドのみで、全て乳成分不使用かつ100%植物性となっています。

食べ比べ

それでは1種類ずつ、実際に食べながら比較していきます。

ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖(ポッカサッポロ)

1つ目は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の豆乳ヨーグルトです。

ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖 パッケージ正面

原材料は、豆乳と食物繊維のみでシンプルです。

ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖 パッケージ側面

栄養成分について、牛乳のヨーグルト100gあたりの値は以下の通りです。
(今回の比較対象は明治ブルガリアヨーグルトのプレーン)
・エネルギー:62kcal
・タンパク質:3.4g
・脂質:3.0g
・炭水化物:5.3g
・食塩相当量:0.13g
・カルシウム:109mg

よって、この豆乳ヨーグルトの方がカロリーと脂質、食塩相当量はやや低く、タンパク質はやや高いことがわかります。

ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖 パッケージ側面

フタを開けると、固形のヨーグルトと水分に分離した状態です。

ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖 中身

スプーンですくってみるとしっかり固まっていましたが、食べてみると滑らかな口当たりでした。


ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖 中身

味は酸味が牛乳のヨーグルトより控えめですが、コクはしっかりあり、まろやかさも感じました。
後味に大豆の風味、濃さを感じましたが、嫌な臭みはありません。無調整の豆乳と比べると、豆乳ヨーグルトはそのままでも十分食べられる味わいで、ヨーグルトとして普通に美味しかったです。

    

豆乳グルト(マルサンアイ)

2つ目は、マルサンアイ株式会社の豆乳ヨーグルトです。
「お通じを改善する」機能性表示食品となっています。

豆乳グルト パッケージ正面

原材料は豆乳のみで、とてもシンプルです。

栄養成分は、ポッカサッポロの商品と比べて、脂質がやや多く牛乳のヨーグルトと同じくらいです。一方、炭水化物はとても少なく、半分以下となっています。

豆乳グルト パッケージ側面
豆乳グルト パッケージ側面

こちらも、中身は水分と固形のヨーグルトが分離していました。

豆乳グルト 中身

スプーンですくってみると、固さは少し緩めでした。

豆乳グルト 中身

味は、酸味を牛乳のヨーグルトほどではないもののしっかり感じ、脂質のわりにさっぱりした後味です。大豆の風味もどちらかというと控えめでした。

  

国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト(マルサンアイ)

3つ目は、マルサンアイ株式会社の豆乳ヨーグルト2種類目です。
2つ目の豆乳グルトとの違いは、国産大豆の豆乳を使用している部分のようです。

パッケージには、リッチテイストと書いてあり、その分、通常の豆乳グルトよりも価格がやや高くなっています。

国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト パッケージ正面

原材料はこちらも豆乳のみです。

栄養成分は、通常の豆乳グルトと比べ、脂質と炭水化物がやや少なくなっています。

国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト パッケージ側面
国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト パッケージ側面

フタには、使用されている植物由来の乳酸菌の説明がありました。(先ほどの豆乳グルトにも同様の説明あり)

国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト フタ

中身はこれまでの2種類と大差なしです。

国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト 中身

スプーンですくってみた様子も、2つ目の豆乳グルトと基本同じでした。
持ち帰る時にしっかり保冷できていなかったためやや緩めの固さでしたが、もう一度買った時は普通の固さでした。

国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト 中身

味は、リッチテイストとテイストと書いてあるだけあり、まろやかさや大豆の濃さがしっかり感じられました。酸味も控えめで、非常に食べやすい味わいでした。

   

まるごと大豆のヨーグルト(フジッコ)

4つ目は、フジッコ株式会社の大豆ヨーグルトです。

まるごと大豆のヨーグルト パッケージ正面

原材料は、大豆粉と乳化剤のみです。
ここまでに紹介した3種類と比べ、大豆そのものを使用しているのが特徴です。

牛乳のヨーグルトと比べると、カロリーと脂質、炭水化物は控えめで、タンパク質は高く、とてもヘルシーな印象です。

まるごと大豆のヨーグルト パッケージ側面

見た目は他の豆乳ヨーグルトとほぼ同じです。

まるごと大豆のヨーグルト 中身

すくってみると、固くも緩くもないくらいでした。

まるごと大豆のヨーグルト 中身

味は酸味もまろやかさもバランスが良く、一方で、大豆の濃さは控えめでした。
栄養価が良くて食べやすいものの、味にはこれといった目立った特徴がなく感じました。
  
    

GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖(ポッカサッポロ)

5つ目は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社のアーモンドミルクヨーグルトです。
アーモンドミルクと食物繊維を乳酸菌で発酵したヨーグルトで、一日分のビタミンEと乳酸菌、食物繊維が効率よく一緒に摂取できる商品とのことです。

他の植物性ヨーグルトと比べて、内容量はやや少なめで、価格は高くなっています。

GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖 パッケージ正面

原材料は、アーモンドペーストと食物繊維に加え、デキストリン、寒天、乳化剤、ビタミンEです。
寒天が入っていることから、固めるのが難しいようです。

GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖 パッケージ側面

栄養成分は、牛乳のヨーグルトや豆乳ヨーグルトと比べて脂質が多く、その分カロリーも高くなっています。
一方で、牛乳や豆乳のヨーグルトにはない食物繊維とビタミンEが豊富です。

GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖 パッケージ側面

中身は分離しておらず、さらに完全に固形の部分が無く、ペースト状です。
また、全体的に薄いオレンジ色で、アーモンドの色がついています。

GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖 中身

すくってみても見た目通り、飲むヨーグルトのような液状です。

GreenBio アーモンドミルクヨーグルト プレーン無糖 中身

味は、とてもまろやかで酸味はほとんどなく、アーモンドの風味も感じます。コクがしっかりあり、そのままでも十分美味しく食べられました。

比較表・まとめ

以上、プラントベースヨーグルト5種類の食べ比べでした。
以下の表にそれぞれの特徴をまとめてみたので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください!

個人的には、マルサンアイの「国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト」が、まろやかさと大豆の濃さをより強く味わえて好みでした。
植物性ヨーグルトは、健康に小腹を満たせるプラントベースフードとして重宝しているので、好きな種類をメインにしつつ、たまには気分を変えて別の種類も試しながら楽しんでいきたいです。
ぜひみなさんも、好みの植物性ヨーグルトを見つけてみてください。

それでは今日も食を楽しみ、人生も地球も豊かにしていきましょう!


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