【映画】すずめの戸締まり

【鑑賞メモ】
地震、、、今も昔も、日本を襲う災い、
その地震と向き合いながら、主人公が成長する姿を描いた映画です。

ミミズは日本列島の下をうごめく巨大な力だ。目的も意思もなく、歪みが溜まれば噴き出し、ただ暴れ、土地を揺るがす。

すずめの戸締まり

要石は、実際に鹿嶋神宮で見たことがあります。
鹿嶋神宮のは「絶対に外せない」姿なのですが、
この映画に登場する要石は、「外したくなる」お姿でしたね。

そして、扉にカギをかける時の祝詞(のりと)が、
とても美しく、癒されました。

かけまくもかしこき日不見(ひみず)の神よ。
遠(とお)つ御祖(みおや)の産土(うぶすな)よ。
久しく拝領つかまつったこの山河(やまかわ)、
かしこみかしこみ、謹んでーーー
お返し申すーーー!

すずめの戸締まり

東日本大震災について
自分はたいした被害に遭わなかったから、
もう大丈夫だと思っていました。

でもこの映画を観て、
まだ傷は癒えてなかったんだな、ということに気づけました。
その傷を、わたしも閉めてもらったように思えます。
前に進みたいです。

すずめの戸締まり、
扉を閉めてくれて、ありがとう。

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