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【116】「細胞」の物語:私たちの記憶はどこにある?

私たちの体は「約60兆個の細胞」でできていると言われています。そして、これらの細胞は「約1年半」でほぼ全てが新しく入れ替わるそうです。考えてみると、これは驚くべきことですよね。何故なら、私たちは幼い頃のことをよく覚えているからです。「懐かしい」と感じるのは、昔のことを覚えているからです。細胞が全て入れ替わってしまうというのに、どうして記憶は残るのでしょうか?

その答えは、記憶が細胞から細胞へと引き継がれていくからです。細胞とは、私たちの「意識」そのものなのです。私たちが経験したこと、感じたこと、学んだことは、細胞の中に刻まれ、新しい細胞へと引き継がれていくのです。この不思議な現象は、私たちの存在が、単なる物理的な体以上のものであることを示しています。

私はこのような写真を見ると、とても懐かしい気持ちになります。幼稚園の頃、このフックの上に名前と絵が描かれたシールが貼られていました。私の絵は「ふね」でした。小学校でも、ここに帽子や上着をかけて教室に入りました。同年代以上の方なら、この風景をとても懐かしいと感じることではないでしょうか。今では個々のロッカーがあったり、そもそも教室の壁が無いというイメージが一般的ですが、昔は違ったのですね。

では、この事実をどのように私たちの日常生活に生かせるでしょうか?一つの方法として、ポジティブな思考や良いイメージを心がけることが挙げられます。良いことを想像し、そのイメージを心に描くことで、私たちは自分の細胞にポジティブな影響を与えることができます。その結果、心も体も健康に保つことができるのです。

たとえば、幸せな家族との時間を思い描いたり、仕事や勉強で成功している自分を想像したりすることで、私たちの細胞はそれらのポジティブなイメージを受け取り、より良い状態へと導かれます。これは、自分自身を励ますだけでなく、ストレスを減らし、精神的なバランスを保つ効果も期待できます。

私たちの体は、単なる物質の集まりではなく、「意識」そのものなのです。だからこそ、心の持ち方一つで、私たちの体や心に大きな変化をもたらすことができるのです。今日から、細胞の一つ一つに良いイメージを送ることを意識してみてはいかがでしょうか。ポジティブな思考が、より良い自分へと繋がる第一歩になるかもしれません。

★ワンポイント

私たちの体は約1年半でほぼ全ての細胞が入れ替わりますが、記憶は細胞から細胞へと引き継がれています。この事実から、私たちはポジティブなイメージや思考が心身に与える影響の大きさを理解することができます。日々、良いことをイメージして、細胞の一つ一つにその力を行き渡らせてみましょう。

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