見出し画像

【60】「いつか」を手放して、すっきり仕事環境を

皆さんは、多くの物に囲まれて生きていませんか?それも、いま使わないもので部屋が埋め尽くされていませんか?

仕事や勉強をする場所を快適に保つことは大切です。快適な仕事環境を作る一つの方法は、思い切って要らないものを手放すことにあります。今回は、そんな断捨離のススメについてお話しします。

「でも、いつか使うかもしれないから...」と考えて、なかなか手放せない物もありますよね。でも、実はこの「いつか」という言葉はとても曖昧で、ほとんど訪れることはないんです。「いつか」を理由に物を持ち続けることで、脳が余計な思考で埋め尽くされてしまうんです。物があることで、多くの感情が動かされてしまうんです。

「いつか」は「悪魔のささやき」で、永遠にやってこないということを覚えておきましょう。どんなに大切にしまっておいても、天国にまで持っていくことはできません。「最後は他人によって処分されてしまう」という運命が既に決まっているんです。「備えあれば憂いなし」と言いますが、要らないものはサッサと手放して、本当に必要になった時にまた考えれば良いんです。

例えば、要らない物をメルカリなどのフリマアプリに出品してみてはいかがですか?「こんなものが本当に売れるのか?」と思うかも知れません。でも、壊れた家電製品でも、自宅の押し入れや天井裏で眠っている古物でさえ、なぜか売れてしまうものです。日本では売れなくても、インターネットでは世界中の人たちが見ています。そういうものを欲しがっている人が、世界中には大勢いるんですよ。

余談ですが、私は「トイレットペーパーの芯」を段ボールいっぱいに集めて「お子様の工作にいかがですか?」と出品したら、これが売れてしまいました。壊れた製品・ジャンク品(例えば電源が入らないパソコン)だって、どんどん売れていきます。メカに詳しい人が修理して再利用したり、部品取りなどにも役立ちますからね。世の中に必要のない物なんて無いのかも知れません。

こうして売れたお金で、私は新しいものを買っています。未来の自分のため、新しい何かに投資するための資金に充てています。そうすれば「過去」を「未来」に変換することができますよね。あなたの仕事環境だけでなく、あなた自身の未来にもポジティブな変化をもたらすことができるのです。

「勿体ない」という言葉は、何も「物」だけに当てはまるものではありません。本当に勿体ないのは、要らない物を置いているスペース(デッドスペース)、そして余計な思考、なのです。断捨離をすることで、物理的なスペースだけでなく、心の中にも新しいスペースが生まれます。要らないものを手放すことで、身も心もスッキリとし、仕事や勉強に集中できるようになります。

快適な仕事環境を作ることは、自分自身を変える第一歩とも言えるのです。過去に囚われず、新しい自分に向かって進むためにも、過去のものを手放す勇気が必要です。これは、仕事の効率を上げるだけでなく、日々の生活においてもポジティブな影響を与えます。自分自身を取り巻く環境を整えることで、仕事や勉強の質も自然と向上していきますよ。

★ワンポイント

「いつか使うかもしれない」の「いつか」は永遠にやってこないということを念頭に置き、いま使わないものは思い切って手放しましょう。身も心もスッキリして、新しい自分に一歩踏み出す勇気を持つことが大切です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?