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【81】年齢を超えた挑戦:「何をするにも遅すぎることはない」と教えてくれた人たちの物語

人生は予測不可能で、時には挑戦と失敗が続くこともあります。今回は、私が感銘を受けた二人の人物から、「何をするにも遅すぎることはない」という教訓を学んだ物語をお伝えします。

一人目は、カーネル・サンダースです。彼は30代でガソリンスタンドを経営していましたが、それは失敗に終わります。その後、レストランを経営していたところ、息子を亡くし、さらには火事にも見舞われるなど、逆境に立たされました。しかし、65歳になっても彼は諦めず、自ら開発したスパイスと調理法を使ったフランチャイズビジネスを立ち上げました。これが大成功を収め、今では世界中で愛されている「ケンタッキー・フライドチキン」の創業者として知られています。

二人目はエステル・ゴランタンという女優です。彼女は85歳で映画のオーディションに合格し、その後、最優秀女優賞を受賞しました。中でも90歳目前に出演した映画「やさしい嘘」は、とても高い評価を受けました。彼女は戦時中の厳しい経験を乗り越え、晩年に奇跡を起こしたのです。

また、現在の世界最高齢は、スペイン・カタルーニャ州に住むマリア・ブラニャスさんです。彼女は現在117歳で、22年間老人ホームに暮らしていますが、健康状態は良好で聴力と運動能力以外には問題がないと言います。特に記憶力が非常に優れていることが科学者によって確認されています。彼女は、長寿の秘訣として「秩序、静けさ、家族や友人との良いつながり、自然とのふれあい、情緒の安定、ポジティブであること、そして有害な人たちから離れること」を挙げています。また、「ナチュラル・ヨーグルトを食べること」も大切な日課だと話しています。

また、過去の世界最高齢記録は、日本の田中カ子さんで、119歳まで生きられました。

これらの話を知って、私は自分の人生に対する見方が変わりました。57歳の今でも、「もう57歳」と捉えるか、「まだ57歳」と捉えるかで、これからがまるっきり変わってきます。人生の第二幕は、年齢など関係なく、いつからでも始めることができるのです。

私が一番お伝えしたかったのは、新しいことを始めるのに、年齢は関係ないということです。人生は常に新しいことに挑戦し続けることができます。あなたも新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

★ワンポイント

挑戦は年齢を問わず、いつでも始めることができます。カーネル・サンダースやエステル・ゴランタンのように、この命が尽きるまで、新しい夢を追い求める勇気を持ってください。それが、真の若さを保つ秘訣です。

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