東芝 UIデザイン

(株)東芝のデザイン部 UIデザインチーム公式noteです。 業務事例、チームの雰囲気…

東芝 UIデザイン

(株)東芝のデザイン部 UIデザインチーム公式noteです。 業務事例、チームの雰囲気、デザインTipsなどをお伝えします。 https://www.global.toshiba/jp/design/corporate/uid.html?utm_source=noteprof

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はじめまして、東芝UIデザインチームです。

みなさん、はじめまして。東芝UIデザインチームです。わたしたちは、株式会社東芝のインハウスデザイナーとして、自社製品のユーザーインターフェース(UI)をデザインしています。 弊社でUIデザインの仕事が始まったのは1995年ごろからです。古株・・・ですよね、きっと。ところが、現場にいるデザイナーの存在はあまり知られていないのではないでしょうか。 今回、そんな知られざるデザイナーたちのことや、ここから生み出されるUIデザインのことを、みなさんにもっと知ってもらいたい!という想

    • デザインスキルを上げるならこれを読むべし!基本の人間工学記事 3選

      こんにちは!東芝UIデザインチームnote事務局の小林Jです。 みなさんは「使いやすさ」について、どのように考え、どのようにデザインしていますか?ちゃんと「使いやすい」ものづくりができているか不安になったことはありませんか? そんな時によりどころになるのが「人間工学」です。 「人間工学」とは、人間にとって使いやすく、安全な道具や製品、システムを考える学問です。人間特性をもとに環境や道具の使い勝手などを研究する学問でもあります。 「人間特性」とは、知覚から認知、身体に至るま

      • #UIデザインのコツ1 たくさんの情報やボタンの配置に困った時は、木の幹か?枝葉か?をイメージして画面を組み立てよう。

        こんにちは、東芝のUIデザイナー柴田です。 普段の生活のなかで大量のボタンで埋め尽くされたようなUIを、目にしたことがありますか👀 画面ではありませんが、テレビのリモコンにはたくさんのボタンが並んでいますね! 我が家のリモコンには、なんとボタン68個!!! この68個ものボタンの配置や色や形はどう決めているのでしょうか…? テレビのリモコンのように、社会インフラを支える監視システムの操作画面も、画面いっぱいにボタンを並べることは珍しくありません。 プロフェッショナルな

        • 人と地球のためのUIデザイン

          こんにちは東芝UIデザインnote事務局です。 もうすぐ桜のシーズンを迎えますが、その開花の時期は、気象庁のサイトによると1960年代は3月30日頃だったのに2000年代には3月22日頃と、40年間で8日も早まっているそうです。桜に限らずですが、気候が大きく変わってきているのを肌身で感じる今日この頃です。一方でSDGs達成に向けての計画は大きく遅れていると言われています。そんな中、社会インフラ事業を担う企業のインハウスデザイナーとして、何が求められるのか?どんなことを考えて

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        はじめまして、東芝UIデザインチームです。

          UIデザイナーが知るべき知的財産権のこと。真似させない、真似しないための必須知識をプロが解説!

          みなさん、こんにちは。 私は、東芝デザイン部門で、デザインのオリジナリティを権利で守る仕事(他人に真似させないし、自分も真似しないこと!)などをしています。 UIデザインというと、快適なUXを創り出すために見た目や操作性を考えることがすべて、と思われがちですが、実はそれだけではありません。デザインは、企業としての狙いやデザイナーの想いがこめられたひとつの作品ですから、他の会社などに真似されないように、そのデザインのオリジナリティを守る必要があり、そのために「知的財産権」とい

          UIデザイナーが知るべき知的財産権のこと。真似させない、真似しないための必須知識をプロが解説!

          東芝UIデザインnote、2023年の人気記事BEST3!

          こんにちは。今年も残りわずかとなりましたね⛄チームメンバーも、それぞれ年越し準備のラストスパート真っ最中です! 私たちUIデザインチームが運営しているこのnoteも、スタートから約2年が経ち、UIデザインの事例やTips、人間工学のこと、働き方、インターンシップのご案内など様々な記事をお届けしてきました。 今回は、その中から人気のある2023年の記事ベスト3をご紹介したいと思います✨ 第3位🥉社会インフラを支える東芝のデザインシステム 社会インフラを支える業務(交通、水

          東芝UIデザインnote、2023年の人気記事BEST3!

          デザイナーが教える人間工学 使いやすさの正体 ~ユーザビリティの定義を読み解く~

          こんにちは。東芝共創センターCreative Circuit®担当の池田Sです。 グラフィックデザインをバックグラウンドに、現在は東芝の共創センターの運営に携わっています。 みなさんは日々の生活の中で、何かをスムーズに使えなくて煩わしさを感じたという経験はありませんか? それはどんなものでしたか? 逆に、「使いやすい」ってどういうことなのでしょう? 今回はISO(国際標準化機構)の規格を読み解き、ユーザビリティについて考えていきたいと思います。ISOってとっつきにくい印

          デザイナーが教える人間工学 使いやすさの正体 ~ユーザビリティの定義を読み解く~

          12月より冬季インターンシップの募集が始まります!夏季とは一味ちがう様子をご紹介

          こんにちは、東芝UIデザインチームnote事務局です。 以前の記事では8月に開催した夏のインターンシップについて、参加者のコメントを中心にご紹介しましたが、東芝のインターンシップは冬も開催しています! これらの記事を読んで興味を持たれた方は、12月より冬季インターンシップの募集が始まるので、是非応募していただきたいのですが、冬は夏とはちょっと違うプログラムになっています。 「夏とはどう違うの?」「どんな雰囲気なんだろう?」と疑問や興味を持ってくださった皆さんに向けて、今回は

          12月より冬季インターンシップの募集が始まります!夏季とは一味ちがう様子をご紹介

          社会を支えられるデザインに携りたい!東芝デザインのインターンシップ参加者に体験談を語ってもらいました

          こんにちは!東芝UIデザインチームnote事務局の小林&柴田です。 8月の末、東芝デザイン部門では夏季インターンシップを開催しました。 この記事では、UIデザインチームでインターンシップに参加してくれた学生さんに語り手のバトンを渡し、彼女たちが体験した業務やそこから得た学び、感じたことなどをご自身の言葉で紹介していただきます。 ぜひ最後までご覧ください! 夏季インターンシップとは? デザイン部門で実施する夏季インターンシップは『実務体験型』です。約2週間ある期間中は毎日

          社会を支えられるデザインに携りたい!東芝デザインのインターンシップ参加者に体験談を語ってもらいました

          UIデザインチームをマネージメントするということ ~インダストリアルデザイナーからUIデザインチームマネージャーになった経験を語る~

          こんにちは。UIデザインチームの高間です。 私は、入社して25年間、家電製品のインダストリアルデザイナーをしていました。10年前のある日、突然UIデザインチームへ異動となり、戸惑いながらもインダストリアルデザインの経験を活かしながらマネージャーとしてチーム運営に取り組んできました。 今回はそんな経歴の私から見た、UIデザインの魅力と難しさ、マネージャーとして心がけていることをお話ししたいと思います。 1 経歴モノづくりが好きで大学では工業デザインを専攻し、将来は人々の生活の

          UIデザインチームをマネージメントするということ ~インダストリアルデザイナーからUIデザインチームマネージャーになった経験を語る~

          ユーザーインタビューの準備って何してる?よい質問を作るコツと心得

          こんにちは。東芝UIデザインチームの小野です。 UXデザインや人間中心設計のステップで「ユーザーインタビュー」ってよく聞きますよね。仕事や大学の課題でやっています!という方も多いでしょうか。 簡単に言えば「人に質問をして情報を得る」ことですね。UXデザインやUIデザインのフェーズごとに、その役割をもう少し詳しく解説します。 現状分析…ユーザーそのものや課題への理解を深める 仮説検証…考えた仮説(アイデア)がユーザーのニーズに沿っているか確かめる ユーザビリティテスト

          ユーザーインタビューの準備って何してる?よい質問を作るコツと心得

          デザイナーが教える人間工学#6  ヒューマンエラーを防ぐ!デザインのひみつ

          私たちの生活の中には「ミス」を防ぐ様々な工夫がされています。皆さんは意識したことはありますか? 鉛筆削り、充電器、画鋲の形状などなど、何気なく使っているものの中にある工夫を人間工学の観点から理解することにより、デザインの見え方が変わったり、これからデザインする場合にも役立てることができたりします。今回は「デザイナーが教える人間工学」の第6弾として、「ヒューマンエラー(人為的なミス)」をテーマにお話したいと思います。それでは具体的な事例を見ていきましょう! 1.

          デザイナーが教える人間工学#6  ヒューマンエラーを防ぐ!デザインのひみつ

          手厚い環境で学べるってホント?インターンシップ経験者にホンネを聞いてみた

          こんにちは、東芝UIデザインチームnote事務局です。 学生のみなさん、インターンシップってどの会社に応募しようか迷っていませんか? 東芝デザイン部門のインターン参加経験者に話を訊くと「東芝はお堅い企業」「キレッキレの即戦スキルがないと参加できない!」といった印象が参加前にあったそうです。 ところが、参加後には「職場の雰囲気がやわらかく親しみやかった」「サポートが手厚かった」と、事前の印象とはいい意味でギャップがあったとよく聞きます。 今回は、東芝のデザイン部門のイン

          手厚い環境で学べるってホント?インターンシップ経験者にホンネを聞いてみた

          社会インフラを支える東芝のデザインシステム

          こんにちは。UIデザインチームの松島です。 最近「デザインシステム」という言葉を良く聞くようになりました。 私達もその有用性を感じて、TOSHIBA SPINEXデザインシステムを2020年から運用しています。(TOSHIBA SPINEXについてはこちらをご覧ください。) 今回は、私達が「デザインシステム」を試行錯誤しながら作ってきたお話をします。 1. デザインシステムとは デザインシステムとは、サービスアプリの一貫した使用体験を効率的に実現するために、色彩計画やレ

          社会インフラを支える東芝のデザインシステム

          デザイナーが子育てしながら働くってどんな感じ?

          昨今、働きながら子育てをするのはあたりまえの時代になっていますよね。皆さんの職場ではどうでしょう。 東芝デザインチームには子育てしながら働いている人がたくさんいます。 どんな風に働いているの?工夫していることは?周囲の反応は? 今回は育休から復帰して約1年の星野さんにお話を聞きました! ―お疲れ様です!星野さんのお子さんは2歳になったばかりですよね。1歳になったころに仕事復帰したと伺っています。さっそくですが、子どもが生まれてから働き方は変わりましたか? はい!一番

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          デザイナーが教える人間工学#5 記憶のしくみと認知の働き 認知特性に基づくデザインのコツ!

          こんにちは。東芝共創センターCreative Circuit®担当の池田Sです。 グラフィックデザインをバックグラウンドに、現在は東芝の共創センターの運営に携わっています。 今回は「デザイナーが教える人間工学」の第5弾として、「記憶のしくみと認知の働き」、特に人の認知特性をデザインに活かすにはどうすればいいか?をテーマにお話したいと思います。情報の識別性を高めたり、見やすいレイアウトをするためデザインの認識のしやすさにも人間工学の知見が役に立つそうです…気になりますね!

          デザイナーが教える人間工学#5 記憶のしくみと認知の働き 認知特性に基づくデザインのコツ!