料理という本気のあそび。

23歳で、自炊を始めてから25年ほど続けている料理。もともと家に遊びに来た人たちをもてなす料理を始めたことがきっかけで、人に料理を振る舞う楽しさをきっかけに会社員の傍ら、週末に家カフェ、料理教室をやったりしていた時期もありました。
昔、出していた電子料理本（＃ちゃんとたべものBOOK）。

友人で、無農薬野菜を作っている農家さんの野菜を食べてから、その野菜の味の濃さやシンプルに焼いて美味しいことを知ってから、料理は、素材が8割だと思っています。
素材を下ごしらえして、調理、盛り付ける、食べる空間を整え、人と向かい合って、会話しながら美味しく食べる、原始的な人間の行為ではありますが、シンプルにクリエイティブな行為だと思います。

段取りの部分は特にプロデュースやディレクションの仕事にも通ずるところもあり。遊びの要素がとても大事な料理の世界。一生続けていこうと思っているものの一つです。

ホームパーティも料理がおいしいとお酒も会話も進むので、とても大事。今日はそんなホームパーティで喜ばれるお肉料理や付け合わせのつまみ料理をご紹介します。

バルンバルンの森を営む田代さんご夫妻のところでの食事会。

田代さんご夫妻とは、本業の株式会社地域科学研究所でやっている公共不動産ディレクターのお仕事がきっかけで仲良しになりました。
田代さんたちが運営する「バルンバルンの森」というキャンプ場は、中津市が所有するもともと洞門キャンプ場という名前の「公共不動産」です。この公共不動産キャンプ場を、センスよくリノベーションし、人気のキャンプ場になっています。

老朽化したロッジやキャンプサイトのリニューアルにあたり、中津市とバルンバルンの森の指定管理事業者である田代さんたちの間に入り、改修事業に繋げるお手伝いをさせていただきました。

ホームパーティで喜ばれる料理の基本。

今回ホームパーティで喜ばれる料理の基本として、おすすめなのは、肉や魚を使ったグリル系料理です。野菜とお肉、魚を組み合わせたオーブン料理は冷めても美味しいので、ホームパーティに適している料理だと思います。
つまみにもなるパンも、喜ばれます。オーブン料理の肉のソースをつけて食べたり、おなかにも適度にたまります。

あとは、お酒の口直しにもなるサラダ系があれば、バランスよく提供できます。今回は田代邸で愉しんだホームパーティに合う料理3選をご紹介します。
今回使わせていただいた人参は、大分県由布市で無農薬野菜を作っているほおのき畑、林田君のお野菜。
彼の作る野菜は、しっかりとした味わいとやさしさがあるお野菜をいつも提供していただいています。基本的に毎週届く定期便のお野菜セット。野菜は、農家さんから直接定期便で買うものをベースにしたほうが、旬の野菜をしっかりと取ることができておススメです。
彼のやっているほおのき畑は、勤めている会社、株式会社地域科学研究所が出資して作った農業法人。順調にお客様も売上も増えていて、人気の農家さんになっています。

永久保存版、ハーブマリネの豚ひれ肉ソテー、つまみになる豆とスパイスパン、口直しになる人参とイチジク、アーモンドラペのレシピ。

さて、そんなホームパーティ料理の基本をベースに作ったグリル系料理とつまみにもなるスパイスパン、サラダのレシピを紹介します。とても美味しかったので、永久保存版として作り方のコツをまとめました。どれもシンプルで、簡単できますが、味わい深い料理になります。