今年もこの季節がやってきた。1ヶ月ほど前からここ東京の街中もライトアップされだんだんとそのムードになっていたが、ついに本格的に消費者の購買意欲が上がるクリスマスシーズンがやってきた。

自分に置き換えて考えるとわかりやすいがこのシーズンになると、あれが欲しい、あれをプレゼントしたい、あれが食べたい、あそこに行きたいなど自然にモノやサービスへの購買意欲が高まる。
消費者は皆同じことを考える。それを狙い各事業者が鎬を削る。そう、これがクリスマス商戦だ。

僕が商売を始めてから今年で4年回目のクリスマスになる。アパレル商売を行っていた過去3年間は予想もつかないほどの驚くべき売上をこの12月はたたき出していた。自然とモノが売れるからだ。だが、今年は違う。ご存知の通り未だ中国は鎖国状態にあるため、今年僕はアパレル事業を撤退した。

その代わりにというとなんだかおかしいが、今始めようとしているのが韓国との美容品のトレーディングである。このクリスマス商戦に供給を合わせ準備をしてきた。まぁあまりにも急ぎすぎたので、本格的に販売を開始するのはもう少し先にはなるだろう。

そのため今年は準備と仮説検証をするクリスマスになりそうだ。毎年かなり忙しかったこの時期も今年はなんだか少し寂しい。まぁこの新しい事業の話が出たのが10月だったため、もう少し動き始めるのを早めていたら間に合っていたかもしれない。それくらい出だしの“即行動”というのは重要である。

モノやサービスが売れやすいこの時期に何もしていないのは本当に勿体無い。僕も今準備段階ではあるが、少しずつ仮説検証をするようにしている。そこでもある程度の売上がたつ。このように少しでも良いから何かしようという粘りがすごく重要だと思う。

このクリスマス商戦に動ける人とそうでない人では雲泥の差がある。また、この時期にどれくらい人の購買意欲が変わるかというのも実際商売を行って肌で感じておくことも非常に重要だと思う。