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日本のカレーやラーメンのようなフュージョン料理、韓国式おでんの可能性

 ソウル狎鴎亭にあるおでんbar。ここは“YUME おでん”という店名でソウルに数多く出店している。日本には珍しい、各テーブルに一つおでん用電気鍋が設置されており、いつでも温かい状態で食べられるのが特徴だ。

 店内は全員韓国人なのに日本語が話せるスタッフが多く、日本リスペクト感がすごく漂っている。リスペクトをしながらも料理の方は、おでんの中にトッポキ、餃子など韓国的なものまでぶちこんでいくスタイル。どうやら彼らに聞くと、おでんの出汁はなんでも合うらしい。だからバリエーションが増えるので飽きがこなく多くの韓国人が好きだと言う。地下鉄の駅にもおでんが売られているくらい韓国では愛されている。

 バリエーションで言うと日本式のカレーやラーメンも同じことが言える。もともとカレーはインドからラーメンは中国からインスピレーションを受け発明された物だと思うが、そのバリエーションは数えきれない。カレーはご飯、麺類、パン大抵の炭水化物にマッチするし、ラーメンの味の種類なんかは時を追うごとに急増している。

 そこには競争原理も働くので、進化の止めようがない。この様に何にでも合わせやすくバリエーションが豊富なフュージョン料理はレベルが高い。韓国式おでんもまた今後どんどん変化していくだろう。

 フュージョン料理、特に韓国式おでんの進化は、単に新しい味を追求するだけでなく、異文化理解の促進、持続可能な食材の使用、テクノロジーの活用といった、より幅広い意義を持つこともできるら。このような料理の発展は、食文化の多様性と創造性を示す素晴らしい例であり、未来に向けての可能性は無限大である。

 

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