“We all have that one friend who is always travelling and no one really knows if they still have a job or where the money is coming from”
というのがSNSでプチ話題になっている。
要は、いつも世界中旅をしててこの人働いてるの？何で稼いでるの？みたいな人がたまにいるよねということだ。

　私のことをそう思っている人もいるかも知れないが私からすれば、スマホもできSNSも構築され情報民主化社会でこれほど便利に高効率な生活ができる時代に何言ってたんだろ？と思うのだ。収入源などスマホさえあれば無数にあるし、多くの人間が毎日こなしているよくわからない作業さえやめれば基本人間は暇だし時間もかなり有り余るだろう。

　だが、多くの人間はそれを理解できないのだろう。特に日本では終身雇用、年功序列、経験年数などが国民に染み付いている。経験が長いほど素晴らしいと思い込まれているのだ。鮨職人が独立するには10年修行が必要とか言っているのが最たるものだ。勿論、スマホのなかった昔はそうだったかもしれないが今はスマホがありSNSがあるのでYoutubeやインスタリールなんかを2週間みて実践練習をすれば誰でも鮨なんかは握れる。

　新鮮な魚の仕入れ方さえ知れば海から離れた辺りの10年修行している大将が握った鮨よりも美味しかったりする。しかし、日本の飲食業界は面白いことに10年も激務をこなし働いているとすぐにYoutubeを見て成り上がってきた人間を妬み、どうせペーペーだろうと思い込み批判してしまうのだ。そうやって壁を作りたがるのだ。

　だから料理人、飲食業界の参入障壁が高くなり飲食業界全体の競争力が弱まりどんどん古株ばかりが残って行くシステムとなる。勿論、そこにはセンスというものが必要になるのは経験上重々承知している、なのでセンスのある人間はどんどんチャレンジして行くべきだ。恐る必要はないし、今は熱量と行動力さえあれば資金調達も容易にできるので、10年歳をスキップすることが可能である。

　10年貯金がてら修行しているくらいなら2週間Youtubeで学んで資金調達をして1ヶ月後に始める方が時間効率も良いし結局10年後の成果は格段に違ってくる。何よりも失敗の数、場数を踏める。

　そのようにして毎年何個ものチャレンジをして行くとだいたい１つは当たるので、それによりいつも海外旅行をしているのが彼らだろう。とにかく自由な生活をする為に、自分がやりたいことを即実行にうつす実行力がこの時代には求められるのではないだろうか。