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井上陽一・食文化の継承と技術革新への挑戦が生み出す未来

猛暑を通り越して、酷暑の日が続いています。
皆様、水分補給にはお気を付けください。

そんなある日、こんな記事を見つけました。

島国の日本


日本は海に囲まれた島国です。
当然ながら、肉食文化の前に魚を中心とした食文化が主流となっていました。

私自身も近年では唐揚げよりもお刺身を頂きたくなっています。
年齢的なものも多分にありますが、根底にあるのは魚文化なのではと思っています。

だからこそ、魚を食す際の注意や調理法が必要になってきます。
中でも食中毒は、通年でニュースに上がる問題です。

私も数年前に、アニサキスに当たり痛い思いをした経験があります。
あまりの痛さに病院へ行き、そのまま1週間の入院となりました。
最初の3日間は食事が出来ず、4日目に少量の流動食から徐々に回復していったのです。
退院後も、重い食事は避けて魚や野菜を中心に食べる様にしていました。
幸い、刺身などの生魚に対するトラウマなどは持ちませんでしたが、やはり退院後はしばらくの間、口にするのを躊躇する瞬間はありました。
人によっては魚を食べられなくなる人もいるだろうと思います。

本来は身体にも良く、日本の食文化の基礎となている魚だからこそ、
食中毒などの経験で食べられなくなるのは残念な事です。

鯵と鯖で世界の人々を健康にし、 豊かな食生活を創造する

株式会社 ジャパンシーフーズ
福岡県に本社を置き、業務用にアジ及びサバを生食用に加工している水産メーカーです。
1987年に設立し、加工工場から事業をスタート。現在では創業から35年で年商39億円に昇り、BtoBのみに限らず、ECサイトを使ったBtoCへの展開も行っています。

展開している商品へのこだわりも強く、経済産業大臣賞を始め、多くの賞を獲得しています。
食品安全マネジメントシステムに関する国際規格ISO22000、環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO14001も認証され、グローバル基準で事業品質を維持している企業です。

常に革新を加えてより良い商品作りを目指し、お客様の売上に貢献する

32期目から2代目の社長に就任された、井上陽一氏の言葉です。
この言葉を体現するかの様に、ジャパンシーフーズでは自社で食品研究室を設け、品質管理から研究開発まで、常に新しい技術への挑戦を行っています。

その一つの結果が冒頭にご紹介した「電気によるアニサキスの撲滅」と言えます。
社長就任前から続く研究と挑戦が、2021年に完成しました。
これは従来の除去方法を一新し、電気を使った完全撲滅と言える技術です。

詳しくは記事をご覧頂ければと思いますが、お伝えしたいのはこの方の執念とも言える目標達成へのこだわりです。
実に30年に及ぶ研究は、想像を絶する苦難や失望の連続だったと思います。

それでも成し遂げると決意し、そして実際に成功させた事に、井上氏の情熱と覚悟を感じるのです。
経営者として、社会人として、自分が取り組む事業の先、どんな未来が待っているのかを想像し続け、投げ出す事なく挑戦をし続ける。

「革新」というたった2文字の中に、こうしたアツい情熱と試行錯誤の日々が詰まっていると感じます。

世の中の沢山の方が今日もこうした挑戦を続けています。
私自身も自分の目標を捉え、その目標に繋がる挑戦をし続けていきます。

そしてこのマガジンを読んで頂いている方の、刺激の一つになれば幸いです。

ではでは☆

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