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学校教育が「生きにくさ」を作り出している!?学校教育の成果が私自身

※stand.fmでこの内容の音声配信を聴くことができます。

こんにちは、TOSHIです。

私は、人の成長を支援させていただくことを仕事にしています。これはライフワークだと思っています。

その原点にあるのが、私自身が「生きにくさ」に苦しんで、だからこそ仕事でもビジネスでも成果が出せなかったという体験があります。

そして、その「生きにくさ」を作り出したのが学校教育だったのではないか、と思っています。

学校教育の最高の成果物が私

自分で言うのもなんですが、私はいわゆる優等生でした。学校での要求にはすべてほぼ完璧に応えてきた自負があります。

最終的に高校を主席で卒業するほどの成績でしたし、先生たちに怒られるようなことはせずに褒められることを率先しておこなってきました。それを小学校6年間、中学校3年間、高校3年間と計12年に及び、実践してきました。

学校が要求することにすべて応えた結果が私自身です。学校教育の最高の成果物が私だとも言えるでしょう。

大学以降の転落人生

ピークは大学入学のときでした。京都大学に現役合格したところが山のてっぺんだったのです。そこからは下っていくばかりでした。

大学に入った頃には、完全に自分の人生を見失っていました。自分が何をやりたいのか、何を目指したいのか、さっぱりわかりませんでした。それまで他人の要求に応えるだけの生き方をしてきたからなのでしょう。

違和感が一段と強くなったのが、大学3年で就職活動が始まったあたりです。同級生はエントリーシートを書いたり面接を受けたり、就活に精を出していました。その様子を見ていて、「嫌だ!」と思ったのです。

自分の人生を生きられていない感覚

何がどう嫌なのか、違和感があったのか、それは定かではありませんが、はっきりとした拒絶反応がありました。

まったく自分の人生を生きられていない感覚、ここで流されてしまったら一生自分の人生を生きることができない、何のために生まれてきたのかわからない、といった感じです。

就活を拒絶したところで、何をやりたいというわけでもありませんでした。ひとまず1年間休学して、大学院に進学して、計3年間先延ばしにするだけでした。先延ばししたところでどうなるわけでもなく、その時は訪れてしまいます。

就職が嫌だからと、自己流でせどりをやってお金を稼げないかと実践してみたこともあります。もちろん、うまくいきませんでした。

卒業まであと数か月となった段階で、慌てて就活をすることになります。周回遅れだったことや、自暴自棄になっていたことも合わさり、ブラック企業に就職してしまいました。入社にして3か月もしないうちに、うつ病になって退職することになります。

「生きにくさ」に苦しんだ約10年

何とも言えない「生きにくさ」を抱え、その正体もわからずに苦しみ続けることになった社会人生活の約10年間でした。

そこから脱却できたのは、もうどうにもならなくなって自分でビジネスをすることを決心し、それでもにっちもさっちもいかなくなって、やむにやまれず自分自身の内面と向き合って、一つ一つ信念をほぐしていったときです。35歳近くなっていました。

学校教育の呪縛に苦しむ人へ

もちろん、学校教育だけが原因ではないでしょう。その他の育った環境や、私自身の生まれつきの性格によるところもあるでしょう。ですが、やはり学校教育の占めるウエートは大きかったと思います。

学校教育がそのようなシステムである以上、私と同じように「生きにくさ」を抱えてしまう人が多く輩出されるに違いありません。真面目な人や素直な人ほどそうなってしまうのではないでしょうか。

少しでも、そんな方が楽に社会に貢献できて自分自身を肯定して幸せに生きていけるように、私がお役に立てればと思って日々の活動に引き続き取り組んでいきたいと思います。

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