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【ビジネス】再現性

人やビジネスの価値は「再現性」で決まる。
スキルや能力があってもそれを利用し成果を出さなければ意味をなさない。いかにこれまでの成功や失敗をもとに物事を再現できるか。それが人やビジネスの価値であると本書は言っている。

私が部下に良く言うのは、僕が求めている人は2つ。

①安定した成果を出し続ける人
②①がクリアしたらそれを人に教えることができる人

これは、まさに自分の成功や失敗をもとにした成果の出し方を再現しているからできる事である。②は少し難しいのでまずは①をと伝えている。その後に②に挑戦n、自分だけではなく周りの人や部下ができるようになるのか。誰もが使用するに適した形でアウトプットができるのか。ここまで出来たら

これまで自分がやってきたこと(その時ついた役職や経歴等)はあくまでも過去の栄光であり、その経験からどんな学びを得てどんな事を再現できるのか。それが自分の価値です。企業が求める人材はそれぞれですが、その求めるものにはまるものであれば必要とされる。

自分の価値を高めたいのであれば、過去の成功や失敗の経験から物事を再現できるようになれば良い。本質的な価値とは、なぜそれがうまくいったのか、その構造をプロセスを解き明かし再現できることである。

ここで以前紹介した振り返り方法がかなりはまってくる。

前職では4象限振り返りと言っていた。今リーダー育成に使っている。highlight、lowlight、action、asksの4つの項目で振り返りを行う。失敗をしても成功をしても必ずその原因を把握する。今の会社では達成時は何も深堀をしないからそこは変えていきたい。そこにこそ、再現性を生むタレが入っている。

highlight:前週のactionで良かった点と要因(なぜできたのか?)
lowright:前週のactionで悪かった点と要因(なぜできなかったのか?)
action:できなかったことを改善するaction
asks:自分では解決できない相談事項

優秀な社員は、手順化する、習慣化をする

成功をした時に手順化をする。これ結構盲点だったかもしれない。成功した要因の振り返りの時にその手順化まで指示をして報告をしてもらえば強制的にアウトプットもできる。この章の前に、何かを言い続けて意識を変わるのを待っていても基本は変わらない、ある種強制的にやらせて行動変化を起こすのも必要であると書いてあった。まさにここはそれをしても良いかなと思う。そして、手順化されたものを習慣化できるように何度も繰り返すように意識していく。この手順も全てが完璧なものではなく、常にこの手順があっていると思ってはいけない。常に何か良い方法はないかと模索することが重要である。

その為には…止まって考える時間を設ける必要がある。

定期的に仕事を振り返り改善点を見つけ出す事。
結局ここにいきつくんだよね…いつも><

カレンダーに予定をおさえているんだけど、結局なかなかできない。
優秀な人はこんなことをしているらしい。

・何故忙しいのか?
・何かやめるべきことはないか?
・何に無駄な時間を費やしてしまったのか?

などの内なる反省を定期的に行いその気づきや学びを次の行動に活かしている。振り返る時間はほんの15分程度、長くても30分程度との事。

学びや反省をもとに同じ間違いをしないように行動を変えていけばおのずと成果が改善していき、自分のモチベーションも他者からの評価も高まる。

自分は部下にはこんも4象限を使い振り返りを徹底させる。
いざ自分は?となるとほとんどやらない…だから同じ失敗を繰り返す事や、これまでの実績はと聞かれたときに自分ではなかなか言えない事がある。それが実績だとか成功だとかがわかっていない。振り返りをしていないから。人にたまに話すと自分の経歴を称賛しくれる人がいる…そこで初めて、あ…俺はそれなりの実績あるんだって自信を持つ事がある。

まず自分に必要な事は、、、振り返りの時間を設ける事だな。
毎日15分これをやろう。優秀な人は1時間に一度休憩をし進捗確認をするらしい。うまいことリズムにしたいな。


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