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「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」を読んで

10年くらい前だろうか。30歳になったあたりの頃。
仕事で思い切り壁にぶち当たっていた時にとにかく本を読み漁っていました。
今よりもっと、幅広く、他ジャンルに、選り好みせず。

その中で「座右の書」ともいうべき名著にたくさん出会うことができました。

媚びない人生|ジョン・キム|2013年
カバー帯についていたこのコピーに”ハッと”したのを覚えています。
些細なことに悩んでいたんだろうなぁ。。。
当時が過去のことに思えるくらい読後スッキリとした気分になれる名著です。

従順な羊ではなく、野良猫になれ。

媚びない人生|ジョン・キム

呻吟語〜時代を生き抜く人のための中国古典〜|呂 新吾 (著) 祐木 亜子 (翻訳)|2009年
仕事でお世話になっていた大先輩からのご推薦本。
それこそ、何の気なしに読み進めていったわけなんですが、仕事の進め方とか、相手との間合いの取り方とか、気遣いの仕方とか…。
自由気ままに過ごしてきた自分にとって、発見と学びの機会が全ページに散りばめられたような名著でした。
大先輩は僕の弱点を早々に見出して下さってたんだなぁとも。

そして最近、何度も読み返しているのがこちら


直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN|佐宗 邦威|2019年
2019年ベストセラーという感じで平置きしてあったのをたまたま手に取ったのですが、書中に出てくる「『妄想』を現実にしていくプロセスを描いたイラスト」に目が釘付けになりました。
「妄想」「知覚」「組替」「表現」という4つのプロセスを素早く、何度も、動かし、研ぎ澄ましていくことで圧倒的なインバクトへと繋げることができる。
このことを事例やコラムを交えて詳しく解説されています。

最初に、斜め読みしただけではビジネス書としての域を出なかったのだが、2度、3度と読み込むうちに、著者の熱を感じられるようになった。
その中でも印象的だったフレーズを引用しておきます。

成功するプロジェクトとそうでないプロジェクトの違いは、そこに「妄想」を持った人がいるかどうかでしかない。あなたの内面から掘り起こした「好き」や「関心」をおいてほかにない。「自分モード」こそが、目の前の変化の波に流されないための「錨」になってくれるのだ。

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN|佐宗 邦威

読後の印象や早速取り組んでみたことなんかを共有できるといいなぁと思います。
僕は早速、無地のノートと15分の瞑想タイムを日々の生活にインストールしました。

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