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【グラストンベリーへの道】 ホントに行けるのかグラスト?? まずは事前登録!!(20年改訂版)

さて2019年になりました。
先日フジロックの早割が募集され、サマソニに関しては20周年の3日開催アナウンスがあったりと今年の夏フェスの情報が段々と解禁されてきて、徐々にフェスシーズンに向けて計画を立て始めている方も多いのではないでしょうか?

僕も新年1発目なので今年の展望や計画などを書こうと思ったのですが、今年はすでにハイライトフェスが決まっています。

なぜならば、今年2019年は

グラストンベリーフェスティバルに参加するからです!!!


主見出しの通りなのですが、書いて見ると現実感が増します。

ではまずなぜ半年も先のフェス(6月開催)の参加をこうもテンションを上げて宣言しているのかというところですが、既に19年のグラストのチケットはソールドアウトしています。それは2019年1月現在でというよりは、チケットの販売をスタートして30分間の間で、という意味合いを含んでいるからです。

チケットはインターネットから購入(正確には予約)することになりますが僕はこのチケットの購入に成功しました。文字通り争奪戦なのでかなり運が良かったと言えると思います。

本当に参加できるのか届いたメールを何回もチェックしましたが、どうやら偽物ではないようです。(チケットの正式な引き落としが4月なのでまだ若干ハラハラしてますが。。。)

ということで今年はグラストが開催される、6月までの間はこれまでのグラストの歴史や持っていくもの、アナウンスされた出演者情報などを定期的に、“グラストンベリーへの道”と題してアップして、徐々にテンションを上げていこうかなと思います。

そもそもこの【世界のフェスに行ってみる】を書き始めるきっかけもグラストの記録をしたいというところが出発点だったので、この企画はやり遂げたいと思います。ということで他のフェスの計画もしていますが、とりあえず6月まではグラスト1本でいきたいと思います。

ではそもそもグラストンベリーフェスティバルって何がすごいの?という所をまずはざっくりと概要から始めたいと思います。

このフェスについて

グラストンベリーフェスティバル / Glastonbury Festival of Contemporary Performing Arts

正式名称が長いですが、一般的にはGlastonbury FestivalまたはGlasto(グラスト)で通っています。
場所はイングランド南西部の街ブリストルから南へ40kmほどにあるグラストンベリー近くの広大な農場“Worthy Farm”でほぼ毎年行われます。

100以上のステージで3,000を超えるライブが行われるので、すべての出演者を把握するのはまず不可能なことで、それに加え音楽だけでなくサーカス、演劇、映画などもあったりとエンターテイメントの遊園地として、名実ともに世界最大規模の音楽フェスティバルです。
また前述の通り、例年13万5,000枚のチケットが瞬時にソールドアウトすることでも有名です。

動員数は例年約15万人以上が来場しています。フェスとしてはそこまで巨大過ぎないところが、チケットの取りづらさにも繋がっているようです。ちなみに18年のフジロックは延べ12万5,000人だったそうで、中々接近してきています。

またフジロックとの関係でいうと、大将ことフジロック主催者の日高正博氏はこのグラストを見て日本でもこんなフェスがしたいと思ったところから、フジロックの開催に至ったということで、フジロックの雰囲気や出演者がグラストっぽいというのも、繋がりが深いところです。
実際毎年のラインナップが6月のグラストから7月のフジロックへと流れるように出演者が結構かぶることでも有名です。

開催時期
2019年6月26-30日(例年6月最後の日曜を含む5日間)

2020年の開催日程
6月24-28日(水曜-日曜)

※農場で開催するため、約5年に一回は牧草の保護という観点から休催年を設けています。直近では2018年。

フェスの歴史
最初に開催されたのは1970年、その後前述のように休催年を設けながら続き、2019年は36回目となるようです。

音楽ジャンル
メインアクトはロックミュージックというのは過去の話で、ジェイ・Zがヘッドライナーになった時はひと騒動ありましたが(wikipedia)、現在では様々なジャンルの出演者がメインを務めます。
さらに、ヘッドライナーに関しては過去にローリングストーンズ、デビット・ボウイ、アデル、ビヨンセ、エド・シーランなどが出演するなど、単独ツアーしかやらなそうなアーティストが登場することでも規模の大きさがわかるかと思います。

どうやって取ったか?

これは裏技などではなく、前述の通り、18年の10月のチケット発売開始と同時にウェブサイトにアクセスし無事購入に至ったわけです。
なんてとても簡単に言いましたが、これがものすごく運のいいことだということをこれから説明していきます。

グラストはチケットを取るのに普通のフェスより事前準備が必要なので、ちゃんと予定を立てる必要があります。

まずは事前登録!!

まず購入資格を持つためには事前に顔写真付きのRegistration(登録)が必要です。これは転売の横行を防ぐための措置として顔写真での本人確認の義務付けがなされたためです。
そしてこの登録をチケットが発売される10月よりも更に1ヶ月前の9月中に完了させないといけません。(受付終了はイギリス時間の9月最終日までです)また10月になると登録自体を締め切ってしまうので、うっかり忘れてしまうとこの時点で次の年のグラストへ続く冒険はここでほぼ終了となってしまいます。もちろん登録は無料なので興味があるだけの人も登録だけはしておいた方がいいと思います。
*購入資格があるのは13歳以上の方です。

2020年の登録締め切りは
2019年9月30日(月曜日)17pm(英国時間)まで
*顔認証で失敗することがよくあるので、余裕を持って登録をしてください

登録はこちらのページからできます。

では登録の方法ですが、必要なものは何と言っても顔写真です。
顔写真はもちろんスマホで撮ったもので問題ないのですが、背景が白などでしっかりと顔がわかるようなものでないと結構簡単にはじかれてしまいます。

公式にある注意点を箇条書きにすると
・最近のカラー写真で頭の先から肩までが写っていてピントがしっかり合っていて顔全体が見えること /・真正面を向き、カメラを見て、自然な顔で両目を開いて口を閉じていること /・切り取ったパスポート写真や履歴書の写真。ただ風景と写っているのはダメ / ・白地か、何もない背景で撮ること / ・フォトショなどの加工したものはダメ / ・自然な顔で口を閉じ、目を開けて、カメラを見てください(大事なことだから2回言っているぞ) / ・帽子やサングラスなど顔を覆うものはダメ、メガネの反射や赤目などにも気をつけて / ・あなた以外の物や人が写っていてはダメ / ・jpg形式で100KB - 500KBまでのサイズ内で、少なくとも横900px × 縦1350pxの大きさでアップして(ご丁寧に写真リサイズの仕方のページもあります)

列挙してわかりましたが、かなり細かいですね笑
顔写真は意外と厳しくて、僕も2回ぐらいはじかれたと記憶してます。

登録は下記の画面、NEW REGISTRATIONSから下の部分です。

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顔写真をアップロードし、リサイズなどを終えると、下記画面のような名前、住所などを入力するページに移ります。ここでの住所は日本のもので構いません。ちなみに知っている方が多いと思いますが、住所の書き方は日本とは逆に番地から書いていきます。

例えば“苗プリ”の住所なら
Address1: Mikuni 202 Yuzawacho 
Address2: Minamiuonuma-gun
Address3: 
City: Nigata
Postcode: 949-6292

という感じで大丈夫だと思います。
そしてこの中で重要なのがPostcode(郵便番号)です。これはチケット購入の際に、入力することになるので間違えないように慎重に入力しましょう。そして続けてE-mailなどを入力し、プライバシーポリシーなどにチェックを入れて登録ボタンを押せば終了です。

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登録が完了した。というメールには
“Thanks for registering for Glastonbury Festival! Your registration photograph has been accepted.”
という一文が入っています。逆に
“IMPORTANT: You will not be able to book until your photograph has been approved. ”
という文言がきてしまった人は、写真などではじかれてしまったということなので、これもグラストあるあるなので、慌てず落ち着いてもう一度登録し直してください。

ちなみに一度登録すればそのままずーっと使えるので、毎年チケット争奪のたびに新たに登録する必要がありません。ただほぼ1年に一回しか使わないので、登録アドレスなどはメモっておいた方がいいです。

これで登録は完了です。こうしてようやくグラスト争奪戦への挑戦権を獲得したことになります。

では長くなりそうなので、今回は一旦この辺で終わりにして、チケットブッキングは次回にまわしたいとおもいます。





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