オットー_ネーベル

折々の歌詞(64)

頭上に降り注ぐ流星 まるで五月雨か小夜時雨/潔癖の大地を裸足で歩く この線路だけを手掛かりに/繋ぐ君の手は暖かく/汚れたままの掌で


 ムック

「流星」(2006)色彩感ゆたかな語彙に目がくらむ。生身の肉体性の表象、「裸足」「暖かく」「汚れ」に救われる。幻想ではない人間の物語に着地できた。

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