オットー_ネーベル

折々の歌詞(105)

幾千光年の憂鬱が/降りそそぐ

 THE BACK HORN

「幾千光年の孤独」(2001)  谷川俊太郎「二十億光年の孤独」、マルケス「百年の孤独」、「鳥獣戯画」、「絵画に閉じ込めた向日葵」(ゴッホ)、「太陽のたてがみ」(ユング)などさまざまな次元で間テクスト的な読みを要求している。
「顔のないキリスト」「十字架」といった神学的世界観、宇宙の広がりを暗示しながら、いかなる関係も世界、他者とむすぶことのできない主観的な「孤独」の投影であることは明らか。

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