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折々の歌詞(91)

こんな小春日和の穏やかな日は/あなたの優しさが染みて来る/明日の嫁ぐ私に 苦労はしても/笑い話に時が変えるよ/心配いらないと 笑った


 さだまさし

「秋桜」(1978)情景、心理の描写、「あなた」と私の関係性、「穏やかな」時間の流れだけでなく、過去と未来にも開けた広大な展望。歌詞においてこれほどのストーリー性を実現することは凡手には不可能で、軽率に模倣してはならない。

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