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孤独と理解

ルドルフ・シュタイナーも言っていたと思いますが、私たち人間というのは、一人で一つの種。この地球上でたったひとりの種族の生き残りのようなものです。

そこに、圧倒的な孤独があります。

「自分はどこか他の人と違う」とおもったことはありますか?
周りの人たちを見て、「一人で別の惑星に来てしまったようだ」と思ったことはありますか?
家族の中の黒い羊のように思っていますか?

その感覚は間違っていないのだと思います。

孤独でいることは、人の基本のように思います。特に繊細な人にとっては、周りからの感覚感情、情報を断つことで、自分に立ち返ることができます。

安易な仲間意識というのは、人の間に分断のラインを引いて「ここからここまでは仲間。あとは知らん」というもの。差別意識と地続きです。
それは、人をあまりにも雑に見ているようにも思います。

人を理解するとは、その人の絶対的な孤独を理解することだと思っています。


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