ピアノを始めて約4か月の進捗状況
前回のエントリー(ピアノを始めて2週間程度の進捗状況)から3か月以上経ってしまったので、振り返りも兼ねてメモ。
進捗状況
現在の進捗としては、「ブルクミュラー25の練習曲 全音ピアノライブラリー」の1番目の曲「すなおな心」がほぼ間違いなく弾けるようになり、ここ2週間は2番目の「アラベスク」を練習中。先週か先々週から片手ずつ練習を開始、今週から両手を組み合わせて弾いている。が、難しい・・・これで最も簡単な部類とすると先が思いやられる。想定しているよりは上達しているようにも思う一方、目指すところ(トルコ行進曲)との彼我の差は大きい。
前回からの推移
「ぴあのどりーむ5」を飛ばし飛ばし練習してきて、「アビニョンの橋の上で」が大体弾けるようになったあたりで、ブルグミュラーを試してみたくなった。
以下のような表を見る限りでは、難易度は多分そこまで変わらないのでは・・・とも考えた。
https://gakufubin.shimamura.co.jp/ec/contents/gakufu/00piano-textbook/index.html
時間を見つけ、ブルグミュラーの楽譜を11月2日に購入。近隣の楽器店を訪れて現物を見て購入したが、楽譜の多さに驚いた。
最近の練習状況
最近はほぼ毎日ピアノに触れている。時間としては30分くらいか。「アラベスク」の練習がメイン。ちなみに、ピアノの場所は普段過ごしている机から3mくらいのところで、移動の動線上にあるのも良い。
ちなみに、ブルグミュラーの前に、ヒットソングなどの「知っている曲」を弾いてみようとも思い、楽譜を見て弾いてみようと思ったが、どうにも練習しようという気になれず。これは人によるのかもしれない。
ブルグミュラーの「すなおな心」を練習したところ、楽しかったので、これだと思い続けている。
雑感:大人と子供の違い
ピアノの上達スピードは、大人の方が早いのではないか。自分の場合、ほぼ器楽をやったことがなく、ピアノも全く弾けないところから始めて、かつ毎日ではなく30分〜1時間の練習で4か月経たずに一応ブルグミュラーの最初の曲が弾けるようになってはいる。自分が子供だったとして、このスピードではマスターできる気がしない。
なぜか。一つは主体的にやっていること、もう一つは考えて練習していること、かなと思う。この2つは関連しているが、練習自体が楽しくないと上手くなろうと思わない(主体的に練習するわけではなく、ただの「作業」になりがちなので)。また、どうやれば上手くなるか、という思考が働かないと、同じ練習時間でも密度や深度、上達速度が異なる。この辺りは、大人だからできることなのかな、とも思う。
また、独学だからこそ考えて練習したり、やりたい練習を出来てモチベーション維持が出来ている、ということはあるかもしれない。
思い込み
ブルグミュラーは数年経ってから練習するレベルのもの、という記事や掲示板の書き込みも見たが、最初からその上達速度を前提としているからそうなっているのでは、とも思う。
課題
いくつもあるが、最も重要だと思うポイントだけ書く。
譜読み
譜読みの力が弱い。ト音譜表については大体は見て音階がわかるようになったが、ヘ音譜表はまだまだ・・・ なので「すなおな心」も「アラベスク」も暗譜している。譜読みに関する本も読んでいるが、コツというよりは練習、回数を重ねることなのかなと思っている。
表現力
表現力がない。楽譜に書かれた音を押さえられることと、ピアノで表現することは全く異なることが分かってきた。例えば、「すなおな心」も表現力、という意味ではスラーが正しく表現されているかと言えば心もとないレベル。YouTubeでの模範演奏を聞くと、いくつかの意味で溜息が出る。ここは練習を重ねるしかないところかとも思うが、教室に通えばもっと進度は早いのかもしれない。
ペダル
ペダルを上手くコントロールできない。ただでさえ両手を正しく動かすだけで必死なのに足までタイミングを合わせることは・・・今は出来る気がしない。まずは「アラベスク」で正しい音をそれなりのスピードで弾けるようになってからかな、と思っている。
最後に
1曲が2週間で弾けるようになれば、「ブルクミュラー25の練習曲」は1年で最後まで行きつくと思っていた。しかし、「アラベスク」は既に2週間くらいはやっていて、まだまだの出来。全部の曲はやらなくても良いかもしれないが、「トルコ行進曲」はまだまだ見えてこない・・・ 気長にやろう。
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