みなさま、いつもご愛読ありがとうございます。

すっかりご無沙汰していました「音楽の夕べ」シリーズですが、この記事で最終回とさせていただきます。

今回紹介する曲はボビー・マクファーリンの「ドント・ウォリー、ビー・ハッピー」です。

この歌はタイトル通りの極めてハッピーな歌で、
「悩むのはやめて、幸せに生きましょう」
とユーモアたっぷりに呼びかけてくれます。

曲の作りがまたユニークで、なんとすべての演奏がマクファーリンのボーカルだけで多重録音されてるんですね。

タイトルの「ドント・ウォリー、ビー・ハッピー」という文句ですが、マインドフルネスの考え方そのものだなと思っていたのですが、今回調べてみたら、インドの聖者メヘール・ババ Meher Baba という人の言葉だそうです。

この曲はとても思い入れの深い曲なのですが、それはピーター・バラカンが昔やっていた「ザ・ポッパーズmtv」というTV番組のおかげです。

この番組は1984.4 から 1987.9 まで tbs系で深夜にやっていたのですが、ちょうどぼくの大学時代に重なります。

ヨーロッパのロックを中心に通好みのミュージックビデオが紹介されるのを毎週楽しみにしていました。

この番組の最終回の一番最後にかけられたのがボビー・マクファーリンの「ドント・ウォリー、ビー・ハッピー」でした。

番組が終わっても
「くよくよせずに、楽しく生きましょう！」
というわけです。

ボビーのパフォーマンスは、

や

えも大変おもしろいので、お時間あるときにお楽しみください。

てなわけでみなさん、ご機嫌ようっ♬

[有料部にはちょっとしたおまけとして音楽への想いををつづります。投げ銭がてらお楽しみください]

--- --- ---
☆音楽の夕べ・バックナンバー
第一夜 - 六本木の地下の闇が西インドの孤独な魂を揺さぶる 2018.12.4
第二夜 - 七人のKさん 2018.12.11
第三夜 - 音楽と宗教 2018.12.18
第四夜 - イブは過ぎたけど、インドのクリスマス 2018.12.25
第五夜 - あの頃ぼくらはダサい世田谷の少年だった 2019.01.01
(以上は、こちらの記事にまとめてあります)
https://note.mu/tosibuu/n/n438e9a17b82d

第六夜 2019.01.08
かすかな言葉はさようなら - 細野晴臣・矢野顕子「終わりの季節」
https://note.mu/tosibuu/n/nb9e12c59e1b0

第七夜 2019.01.15
アーティスト・パワーの坩堝で、やさしく溶かされて - Chara「Swallowtail Butterfly」
https://note.mu/tosibuu/n/n0c80ee6b0734

第八夜 2019.02.24
21世紀は静かにサイケデリクスで始まった - ザ・ビートルズ「アクロス・ザ・ユニバース」
https://note.mu/tosibuu/n/n7a40f98429c8