ととびる

アラサーOL /生きづらさと寄り添いつつ、しなやかにすり抜けていくためのnote

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喪失と向き合う 母ロス後をどう生きるか。

「忘れなくていいんだよ」大切な人の喪失は、あっけなくやってくる。突然の交通事故、自死。たとえ病気であることが分かっていても、長い闘病生活の中でどんなに覚悟を決めていたつもりでも「その時」というのは、あっけないものだ。 大切な人を失った後は、混乱した感情や、うまく言葉にできない想いに押しつぶされそうになる。「いつまでも泣いてちゃだめだ」「落ち込んでばかりじゃだめだ」「早く立ち直らなきゃ」なんとか日々をやり過ごすために一時的にでも忘れたいとも思うけレド、これまでに感じたことのな

    • ZERO to ONE 要約と感想

      「ZERO to ONE」ピーターティール著の要約と感想メモ「ZERO to ONE」Paypalの創業者で、現在は投資家のピーター・ティールによって2014年に書かれた本だ。テーマは、新しい何かを創造する企業をどう立ち上げるか。 最もたる主張は、タイトル通りゼロから1を生み出せということだ。 進歩には2種類あるという。 1:水平的進歩(グローバリゼーションのような成功例をコピーするもの) 2:垂直的進歩(テクノロジーのような、新しい何かを行うこと) 前例を追いかける水

      • 雰囲気を飲む ビールがおいしくなった日

        仕事終わりのビールが、美味しい。 そう思うようになったのは仕事を始めて半年くらい、下っ端が任される飲み会の幹事に慣れてきた頃だった。全く好きでなかったが、先輩たちと違うものを頼むのもめんどくさいから、とりあえずビールを頼む。 苦さを覚悟して飲んだが、あれっと思った。冷たさが、ほてった体に染み渡る感じがした。あれを「のどごし」というのだろう。とにかく、味がどうこうというのではなく、紛れもなくうまかった。ただほんのちょっと苦くて、冷たいビールが、仕事の疲れや気遣いを洗い流して

        • 都市と地方のグラデーション

          地方出身の私にとって、東京はキラキラしている。使い古された表現だけど、 そう、東京はキラキラしている。 憧れが詰まっているのだ。 好きな場所はいくつかあるけれど、特に大手町のKITTEが好きだ。大手町はビジネス街だけど、私は休日にわざわざ行く。 おしゃれで、ストーリーがあって、付加価値の分だけ高い商品が並ぶデパート。洗練された、素敵なカップル。彼女の履くカジュアルだけど、質が良さそうな揺れるスカートに目を奪われる。道ゆく人へも、憧れが募る。週末にこんな風に夫と家具を選ぶ

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