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できない子なんていない。ただ他の子とは学び方が違うだけ。 日々の子育てや留学経験、児童…

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できない子なんていない。ただ他の子とは学び方が違うだけ。 日々の子育てや留学経験、児童福祉施設での出来事を元に、思いついたことをつらつら書いています。 自分自身、小・中・高と全く勉強もできず生きずらさを感じていたが、海外生活を経て本当の自分と向き合うことができた。

最近の記事

男女格差

男女格差って女性不利な指摘が多いけど、合コンとか婚活は一律男性が払う額が多かったり、まだまだ男性は一家の大黒柱の稼ぎ主って考えの女性も多くいると思う。専業主婦になりたい女性もたくさんいるだろうし。男女格差を男性のせいだけにしているうちは何も変わらない気がする。

    • ミミズクがいる

      ミミズクがいる。 「ミミズクですか?」と、ここぞとばかりに知らないおばちゃん2人に声をかける。 もう一羽がどうしても見つけられず、首も痛いしもう諦めても良いと思ってる自分。 「ここの枝を上がって、ふたてに別れたところを…」と、こちらが見つけるまで説明を続ける覚悟の1人のおばちゃん。 「今日は一羽見つけたから一回は良いことがあるね」と、ふんわり終わらせようとしてくれるもう1人のおばちゃん。 見つけられない自分に対しての2人の全く違ったベクトルの優しさが面白かった。 今回は

      • 言葉にしなきゃ分からない?

        「伝えないと分からない」「言葉にしないと分からない」という人がいる。 自分のまわりでは女性に多い。 そう思っている人に伝えたい。 例えば何かに落ち込んでいる人がいるとする。 Aさんは「大丈夫。私がずっとそばにいる。いつでも呼んで。」と言葉で伝えて家に帰った。 Bさんは「……」と、なにも言わずにただ寄り添った。今日も、明日もその次の日も。時間が傷を和らげてくれるまで付き添った。 自分はBさんの方が好きです。言葉では伝わらないこともあるし、言葉以上に伝えられることとある

        • Threadsよりまずnoteやろ

        男女格差

          季節外れの花火

          11月に入り、花火を見に行った。 季節外れの花火だったこともあり、なんか感情的になった。 今回は2年前から空き家になっている祖父母宅に車を止め、歩きながらの観覧。 小さい頃にも同じように祖父宅から花火を見に行ってた。真夏。待ちに待った花火大会。祖父母宅は酒屋を営んでいて、お菓子やアイスなんかも一緒に売っていて花火大会の日は人の出入りも多くなった。 花火の日の夜は特別で、帰ってきてから疲れてお風呂に入れないのを危惧した親たちは、花火大会の前に子どもたちをお風呂にいれた。幼

          季節外れの花火

          水をこぼしたらなんて声かける?

          誰かが水を床にこぼしてしまったらなんと言いますか? 「おかげで床がピカピカになったわ」 (床を一緒に拭きながら) これは自分がオーストラリア留学中にホストマザーに言われた言葉です。陽気な調子でユーモアたっぷりに言ってくれて、こんな素敵な返しがあるんだと学生ながらハッとさせられました。 子育てや子どもとの関わりの中でも、同じような発想の転換が必要なことがあるんじゃないかと思います。 つい、 「遊んでいるからでしょ」 「あーぁ」」 「だからちゃんと食べなさいって言ったでしょ

          水をこぼしたらなんて声かける?

          期待する愛情。期待しない技術。

          「この子は日々の勉強が定着したら伸びる」 「けじめを学んでほしい」 「根本を知れば理解が深まる」 「幅広くいろんなことに興味を持ってほしい」 子どもと関わっているとこんな期待が湧き上がることがあります。 こういう想いが湧き上がるからこそ、子どもと関わる仕事や子育てに興味を持ち、モチベーションを高く保って向き合うことができています。 でもこの想いが強すぎると自分自身だけでなく、関わっている子どもも苦しめてしまうことがあるのではないかと感じます。 「もっともっと上を」の精

          期待する愛情。期待しない技術。

          私には母親がふたりいる

          高校卒業後、シドニーへ留学。その後4年半の間、ずっとホームステイをしました。 そのホームステイ先で出会ったのがニュージーランド出身のホストマザー。 4年半の留学生活を乗り越えられたのは、彼女のお家で過ごせたからと言っても良いほど良くしてもらいました。 彼女にはすべてを受け入れてくれるような優しさがありました。学校でちょっと良い点数をとった時はすごく褒めてくれたし、誕生日の日は朝起きると家中飾りつけてあってプレゼントとメッセージカードがデスクに置いてあったり、とにかく「自

          私には母親がふたりいる

          甥っ子を成長させたのは校則違反

          私には高校3年生になる甥っ子がいます。 私はこの甥っ子が生まれたときから可愛くてしょうがなく、地元に帰ったときなどは、旧友そっちのけでいつも甥っ子と遊んでいました。 優しくてとても良い子ではありますが、小さい頃から自主性があまりない子でした。興味のあることと言えばゲーム。家にいるときや、移動中、外出先は基本的にゲームばかり。 小学校はサッカーチームに入ったり、中学ではテニス部に入るなどしましたが、どれも熱中するには至りませんでした。勉強も苦手で、これといって得意なものや興

          甥っ子を成長させたのは校則違反

          理解しなくても良い。受け入れることが大事。

          社会人4年目くらいの時、会社の人と入った定食屋で頼んだカレーが予想外に超大盛りで、それを見た瞬間、急に残せないプレッシャーが押し寄せてきてひと口しか食べれなくなったことがある。 こんなの理解してもらえないだろうなと思って人にもちゃんと話さなかったし、そもそもいろんなストレスがあって、話すにしても生活のすべてを話すことになるから現実的でないと判断していたんだと思う。 それ以来、人との外食が怖くなって悪循環に落ちいった。人との外食や飲み会も億劫になり、理解してくれそうな人にだ

          理解しなくても良い。受け入れることが大事。

          大人が英語を学ぶ時、邪魔をしている思考回路。

          英語を学ぶのに必要な言語は英語だけ まず、日本語を学ぶのに必要だった言語は日本語だけですよね。日本語をわざわざ英語で学ぶ人はいないと思います。 それと同じように、英語を学ぶために必要な言語って英語だけのはずなんです。 大人になればなるほど先入観、頭の固さ、知識の量、などが問題で英語だけでは学びずらくなってしまっているように思えます。 そもそも「私、英語が話せます」ってどういう状況のことなんですかね。うちにいる1歳10か月の息子はまだまだ単語だけだったり、2語文やたまに

          大人が英語を学ぶ時、邪魔をしている思考回路。

          苦手なことはやらなくていい

          「苦手なことなんてやらなくて良いのよ」この言葉は実際に自分がかけてもらった言葉です。 この言葉をかけてもらった時、とても気持ちがラクになったのを覚えています。 子どもの居場所は家、学校、習い事、学童、放デイ、など限られています。この限られた居場所の中で、「できないことは、できないままでいいよ」って言ってあげてるところってどこだろう? 子どもはどこに行っても、「成長」「マナー」「常識」「教育」「療育」「苦手を克服させてあげたい」「できないことをできるようにさせてあげたい」「

          苦手なことはやらなくていい

          支援方法を統一する葛藤

          日々の仕事の中で「職員間でどこまで支援方法を統一すべきなんだろうか」という葛藤があります。バランスが難しい。 例えば『おかたづけ』。ある職員は半分くらいでOKとしたり、またある職員はひとつ片付けられればOKとするなどバラつきがあったりする。それをハタから見ていると「あの子はこういう声かけをすればもっとできるのに」とか「日々の接し方をもう少し工夫すればもっとやってくれるのに」とか思ってしまうことがあります。 でもそれと同時に、 いろんな人との、いろんな関わりが大事なんじや

          支援方法を統一する葛藤

          英語を英語として理解する方法

          英語学習の考え方のひとつとして参考になればと思い、留学生活2年目くらいに気づいたことについて紹介します。 それまでは英語を日本語に変換して理解し、日本語で考えた言葉を英語に変換して伝えるということを行なっていました。 でもある時ふと、「英語圏にいて英語ネイティブの人と関わるだけなら、もしかして日本語に変換する必要ないんじゃない?」って思ったんです。 そこからは英語を英語のまま理解することを意識し始めました。 分かりやすい簡単な例で言うと、「Good mornong」は

          英語を英語として理解する方法

          泳げない子に共通している『思い込み』。

          この前、小6の甥っ子とプールに行きました。 事前情報では、クロールで25m泳げるか泳げないか。それを聞いて自分が教えたら絶対泳げるようになると確信しました。 なぜなら、、、 自分は多くの泳げない子には共通している『思い込み』があると思っています。そして自分自身もそうだったし、それを改善できたからです。 その『思い込み』はなにかと言うと、「クロールの推進力はバタ足だと思っていること」なんです。バタ足で前進しようとするので、常に全力で足をバタバタと動かし続けているんです。そ

          泳げない子に共通している『思い込み』。

          夢や目標がなくたって素晴らしい

          「夢を持つことは素晴らしい」「目標を持っている人の方が偉い」みたいな見方されることって多くないですか? 遡ってみると小学生くらいから「将来の夢は?」って学校で書かされたり、人前で発表させられたりし始めたような気がします。人生のこんな早い段階からもうそのマインドセッティングは押し付けられ始めていたんですね。 自分はこの質問が嫌いでした。「これだ!」っていう将来の夢なんてなかったからです。サッカーをやっていたので、周りの友達とかのを横目で見ながら「サッカー選手」などとそれっぽ

          夢や目標がなくたって素晴らしい