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ドンマイ G.W. PartⅡ

昨日は眠さのあまり、朝3時半PartⅠとして
G.W.最初の3日分緊急公開しました。

文頭の ”今日(7月15日)から5日間の夏休み”
というところを何とか守ろうと苦肉の策
煩悩の賜物です。

正確には、既に7月16日になっていたのですが、
寝なければ日付は変わらない”というマイルール適用対象商品なのです。

とはいえWordファイルでの原稿全日分出来てますので
PartⅡ、PartⅢとトントンリズム良く続けて公開していきます。

では、三部作 PartⅡ スタート

5月2日(火)ドンマイレベル3 


カレンダー上は平日
ポコぞうが学校から帰った後、トトム実家へ行く予定です。 

朝6時に起きる。

午前中にアルファロメオのグリルの剥がれかけた塗装をきれいに取り除く。

午後から、父親の銀行口座凍結解除書類に必要な
印鑑証明を取得するため区役所へ行く。

実家に帰った時に書類実印を押してほしいとだけ言われているのだが、
実印を実印と証明するもの”が必要な筈なので、
あえてお年寄りの母親に、印鑑証明の要否など事前確認せずとも
準備をしておくのである。

待ち時間なしですぐに発行してもらえる。

家に帰り、アルファロメオグリルの塗料剥がしの続き、
溶剤で落としたり、サンドペーパーで削ったり。

16時半に完了。この作業が一番しんどいが、下地作りが大切です。
次に大変なのがマスキングかな。

ふーつ。塗料剥がしはグリル部以外ロッソアルファの塗料を
傷めないように注意が必要ですが、ミスもなく無事完了

特徴的な逆三角形のフロントグリル。アルファの盾と呼ばれる。

今日は、ドンマイ起きなかったな。
連続ドンマイは3日間で終了か⁉

ポコぞうも学校から帰ってきており、
ぼちぼちトトム実家に向けて出発しようかと思っていると、
急にポコぞうが『学校にタブレットを忘れた。』と叫ぶ。

新型コロナリモート対応できるよう
全員が学校指定タブレットを持つようになっているのですが、
タブレットでの宿題があり、
ゴールデンウイーク中に先生に送信しないといけないらしい。

 時代は変わったな。

教室の鍵を開けてもらう必要があり、ますは家から職員室に電話。

すぐに来てくれたら大丈夫ということらしいので
17時30分に学校に向け、車で出発

先ほどの電話には優しい先生が出られたのだそうだが、
行った時に職員室にいるのが担任体育会系の先生だと
忘れ物したことを怒られる気が気でないポコぞう。

クラブ活動を遅くまでする生徒たちはまだ学校にいるが、
それでも下校時間18時となっており、
それを過ぎると更に怒られ度アップらしい。

忘れ物くらい誰でもするものだし、
この調子なら18時前に付きそうだから大丈夫。気にするな。
とポコぞうを慰めながら運転

”気にするな⁉”、 Don’t mind 、ドンマイ

おー、ネタ来た~

今日は何もトラブル無しで終わるかと思ったが
救世主登場。(こいつは一波乱あるか?)
にやけ顔を隠しながら、心の中ポコぞうにマジ感謝

18時の下校時間前ギリ到着。
校門裏口に車を停めるとすっ飛んでいくポコぞう。

だいぶ時間がかかっていのでちょっと心配していたが、
『結局職員室に担任の先生はいなかったので、
優しい先生が鍵を開けてくれた。』と
ホッとした顔で戻って来るポコぞう。

持って行った空の鞄がなぜかパンパンに膨れている。

タブレットどころか、山ほど教科書一式忘れていたらしい。

いやこれ、”学校に忘れ物をした”というよりも、
”学校から何も持って帰ってなかった”というレベルじゃね?

マジ担任の体育会系いなくてよかったっスよ。ポコぞうさん!

よし、ポコぞうの天然ぶりも含め、今日のドンマイノルマ達成。

しかし往々にしてハプニング続いて起こるもの。
It is never raining without pour.

明日午後から実家父親四十九日法要があるのですが、
ゴールデンウイークの高速道路渋滞を避け、
本日夜のうち車で移動というミッションが残っています。

もうこれ以上のドンマイは要らない注意、注意

”出発前”
忘れ物チェック。ヨシ

”道中”
道を間違えないように注意
(何回も通った道なのですが、山陽自動車道に乗る所と下りる所が
 いずれも間違いやすく、ベストルート逸脱を過去何度も経験。)
とりあえず、山陽自動車道に無事乗るところまではクリア。

”サービスエリア”
途中サービスエリアで晩御飯。

急にカツ丼が食べたくなる。

レストランは21時までと書いてあり、
まだ21時前なのになぜかレストランは既に入口にcloseの札。

まぁフードコートでもいいや、と券売機のところへ行くと、
なんとカツ丼売り切れ。

カツカレー販売中なのに、カツ丼出来ないとは如何なる事情?

考えろ!考えろ!
カツ丼に有って、カツカレーに無いもの”は?

とんかつ? ブッブー
ご飯? ブッブー
カレー? ファイナルアンサー? ブッブー
 (それはカツカレーにあってカツ丼にないものだ)
卵? ”ピンポン”か?
(では卵を使った料理が他に全て売り切れなのかというと、
 さすがにそれは無いのではないだろうか?)

 どうしてもカツ丼を食べさせたくないらしい

それ以外に不条理な出来事もなく、無事実家に到着。

夜ということもあり渋滞にも合わず、
無事に正しい出口で山陽自動車道から下りれたのですが
実家に到着すると既に23時過ぎ
母親を起こさずに合鍵で家に入りそのまま就寝。


5月3日(水)憲法記念日 ドンマイレベル4

7時半起床。
おはようございます。と一家でご挨拶

朝ごはんのあと、ポコぞうは学校の宿題。
トトムは実家近所の猫散歩

実家は海の近くで、さびれてはいるが水産業者の魚捌き場もあり
地域猫がチラチラといるのである。

近寄らせてはくれない

11時半 兄一家実家に到着 仕出し弁当でお食事

13時 四十九日法要のために檀那寺ご住職到着
(歩いて5分くらいのところですが)

正確には7週間目四十九日ではないが、現代は核家族の時代。

一族全員がいつでも集まれるというわけにはいかないので、
四十九日法要も”早い分には問題ない”ということで、
申し合わせて本日ということになったのです。

しかし最初に住職から以下のご挨拶

昔はお葬式の後、7週目までの間、1週間ごと
法要を行うのが慣習でしたが、だんだんと簡素化が進みまして、
今は初七日お葬式と同時に行い、2週間目から6週間目省略して
7週間目だけこのような法要を行っておりまして、
7日×7週間で四十九日法要と言われます。(九九ですね。)

ご主人様が3月30日になくなって、今日で5週間ですね。
三十五日法要を行わせていただきます。


いや、別に5週間目合わせて集まったのではなく
四十九日法要を早めに行う”ということで良いのではないかと
思うのですが、どうしても三十五日法要にしたいらしい。
和尚、頑なだな

まぁ住職がどう思おうと家族が四十九日だと思えばそれでよいのです。


お経焼香も終わり、
法名(戒名)に関するそれほどありがたくない法話を
していただいた後にいよいよ納骨

母が住職に
納骨の時には、骨壺はお墓へ箱ごと持っていくんですか?』と聞くと

スマホ写真を撮りますか?』と予想外の住職回答

 え?あー、撮ると言えば撮るかなぁ。 
虚を突かれた一同、ガヤガヤ相談

『じゃあ法名を持って行って、一緒に写してもいいですよ。』

『いや骨壺の話です』すかさず軌道修正する母

『そりゃー、お骨をお納めするんだから。(当然ですね)』と住職

『いや、骨壺の箱の事です。』

続くすれ違い正座したまま見守る一同。

『あぁね』

おー、やっと箱のことに焦点が合いました。

ホッとする間もなく。

石材屋さんなら引き取ってもらえます。燃えるゴミでいいんですが、
ちょっと捨てにくいでしょ。』

捨てるために持っていくというのならば、
別に持って行かなくても良いということかな? 
もはや推理の領域。

葬儀会館の人に祭壇と一緒に引き取ってもらおうかと』と
逆に石材屋さんに”骨壺の箱の廃棄を頼む”という事に遠慮して母が訪ね、
話は箱廃棄問題という別の方向へ。

『祭壇はレンタルなので葬儀会館へ返しますけど、
確かに骨壺の箱再利用しようと思えばできるけど、捨てますからね
石材屋さんが捨ててくれるんですよ。
実はあの石材屋さん廃棄物処理業者と知り合いらしいんです』

と更に話は謎の方向へ進む

『だから葬儀会館の人に頼んでも、捨ててもらえるのかという話で』
と母も食い下がる

石材屋さんで大丈夫ですよ。

『…じゃあ石材屋さんに頼みます』


ポコぞう曰く、“惑星間ほども距離の開いた会話”でしたが、
最後まで食い下がった母、正座のままその様子を見届けたみんな。
ドンマイです。

ご住職は法要の道具を一度お寺においてから墓に来ていただけるそうで、
お墓までは別行動

さっそく歩きながら、先ほどの惑星間会話の話題。

和尚さん、何歳なん?

80歳を超えてる。 
へ~もう少し若く見えるけど耳が遠いのかなぁ。

うちのお墓は急な坂の上だが、
和尚さんは、そんな高齢なんだったら大丈夫か?
85歳の母急な坂を上りながら話すのもおかしな話。

母親はまだ、足腰もしっかりしていて大丈夫なのだが、
和尚さんが坂から転げ落ちてあの世に行ってはドンマイでは済まない。

納骨中 容赦ない陽射し。めっちゃ暑い。

暑熱順化していない身で急な暑さがこたえる。
こっちが転げ落ちるところでした。

ちなみに話題の石材屋さんは、中学の同級生が家業を継いでやっている。

彼とはボークスの通販エッシー1/72 戦車模型をいっしょに購入して
分配したという思い出がある。

久しぶり。と短い会話を交わす。彼は無口なのです。

彼が墓石の前のところをずらして、骨壺の部屋が開く

こういう構造だったとは。

ほー、お墓の中はこんなになっているのか?
中には水も浸透しておらず、
もとからお墓に入っていた祖母(父親の母)の骨壺もきれいな状態です。

同級生に納骨までしてもらったあとは、
何も言わなくても箱を持って帰ってくれました

帰ってから、たねやのゼリーをみんなで食す。
外が暑かったのでちょうど良い。

今日は兄一家が飼っているビーグル犬エルちゃんを連れてきている。

エルちゃんとは初のご対面だが、非常に人懐っこい

ポコぞうが新しく買ったiphon13の威力

玄関前でなでなでしていると、
近所のリカちゃん(5歳 実名、ドンマイ)が、
おばあちゃんと通りかかり、

『あっ!ワンちゃん

『おとなしいよ、撫でて見る?』と姪のメイちゃん(仮名)

『わーい』とリカちゃんがやって来て、エルちゃんをなでなで

ここはリカちゃんのおばあちゃんも加わり、ご近所話が始まるところ
かと思っていたのだが、
リカちゃんのおばあさんは、犬と孫にはまったく構う素振りもなく、
足を止めずにおうちへと帰っていく。

リカちゃんのおばあちゃん、5歳の孫にご近所とはいえ、
”犬と遊びたければその後、一人で家まで辿り着くがよい”と
使命を課す剛の者なのか、
はたまた犬がめっちゃ怖いのかどっちかやな。

晩御飯買い出し、母を車でイオンに連れて行く

メイちゃんスケジュール帳を買いたいので一緒に行くという。

じゃあ私も一緒に行くポコぞう
ポコぞうは姉貴分メイちゃん大好きなのである。

トトムとおばあちゃんとで晩御飯のおかずを買いますので
女子二人は水入らずでごゆっくり買い物をお楽しみください

おかずの買い物が終わり、ポコぞうに電話をすると
まだ買い物をしているということなので、じゃあゆっくりしといたら?
と伝え、一度母親を実家に連れて帰ってから、
再び車で二人を迎えに戻る。

16時過ぎ、車で実家に着くと兄一家は帰ろうと既に外に出ている。

やばーい。ちょっと遅すぎたかな?』とメイちゃん。

『メイちゃんの母さん、笑って手を振ってたから大丈夫だよ。』

『笑っとっても、後がこわいんよ。』

車の中だからできる会話である。


兄一家を見送ってからポコぞうが喉が渇いたというので、
残り物のコーラでも飲む?と言ってみる。

ポコぞう、実はそれまで一度もコーラを飲んだことがないのである。

やりますか?コーラ初飲み

グビグビ。
どう?
美味しくない!

ちょっと気が抜けているからね。
もっとシュワッとしてるときに飲むと、違うかもしれないよ。
と一応コーラの名誉のために、コーラの弁護を試みるが

『いや、気が抜けてなくても、だいたい味は想像できるよ。』
コーラに下された判定厳しいものでした。

砂糖の塊であるコーラ推奨する気は毛頭なく
現在私自身もコーラを全く口にはしませんが、
以前は会社で“外国のお客様の工場案内”という大仕事を終わらせた後のみ、自分へのご褒美としてコーラを飲んでいたトトムとしては、
コーラ、ドンマイ”でございました。

本日も実家にお泊りです。

晩御飯は筍ご飯。イオンで買った地物鯛の刺身が絶品

食後はスイカを食べてからおばあちゃんのスマホ特訓

今日は惑星間旅行もして疲れたろうから、みんなそろそろ寝ましょう。
おやすみなさい。



5月4日(木)みどりの日 ドンマイレベル 1


Uターンラッシュを避けて本日神戸に戻りますが、
少しでも母親と話をする時間がとれるように、朝早めに起床。

何時頃出発するん?』と母

午前10時頃かな?』

やはり、昨日賑やかだったのに、
急にみんないなくなると寂しいのかな?と思っていると

『じゃあその前に精米機でお米ついて来て!9時から開いとるから。』

寂しがられる前に、現実的なご用事を言いつけられるのは良いこと。

精米機のあるところは車で15分くらいなので、9時くらいに出かける。

精米をしたついでに、地元名物バッケンモーツアルトのお店
寄ってショートケーキやらシュークリームを買って来る。

ついでと言いましたが、√3倍どころではないくらい、
遠回りになるので、実家に帰ったのは10時前

遅いねぇ。なんか有ったんかねぇ。
と訝しがられているところで帰着

みんなで買って来たスイーツを食べてから、そろそろ出発

父の形見その2ブラックパンサー杖も車に積み込む。
(実は2016年に両親とハワイ旅行へ行き、
その時ホノルルで、父が買ったなぜかイタリア製の杖)

悪の首領感が演出できます。

ゼニファーの運転で出発しようとするが、
『シフトがD(ドライブ)に入らない』との申告

どれどれ?『ブレーキ踏まな!

踏んどるよ!』 
そりゃーパーキングブレーキのペダルだぞい。

そうしていると、今度はポコぞうが
私の財布はどこだったっけ?』

車に積んでいたスーツケースをまた車から下ろし、
開いて中のチェックをしていると、ゼニファーが
『ポコぞう、あんたのリュックの後ろポケットにあったよ!』

みんな落ち着こう

まぁ、財布が有って良かった、もう気掛かりないね
10時半に出発。

なんども言うようですが、今年のG.W.は車が非常に少ない

分散型というよりも、
日本の人口の1/3くらい異世界転生されてんじゃないの?
思ってしまうレベル

この異世界転生が起こったせいで、
この間は、普段絶対渋滞する高速の出口
車が一台もいなくて一旦停止のところでつかまったんだぞい。

異世界から召喚する神官たちよ!責任取ってくれたまえ!

11時30分、少し早いが吉備SAで昼食(SAもそれほど人が多くない)

かつ丼食べるん?』とゼニファーに聞かれる。

うーん?先手を取って聞かれる言いづらいのですが、そのつもりです

ただ昼間にレストランというのもアレなんで、
またフードコートメニュー確認

メニューにあるのは岡山名物デミカツ丼(?)って、これカツ丼?

デミってフランス語系の英語半分の意味なので、ハーフサイズかな?
(ちなみにフランス語だとDemiと書いて、ドゥミと発音)

券売機でチケットを買うと自動注文なのに、
準備ができたものの注文番号の画面表示はなく。
番号が呼ばれている

よく見ると放送ではなく、マイクを持った人が表に立って、生アナウンス

フルオートならぬ、ハーフ・オートシステムWith パフォーマンス
こりゃあ何のサービスだ

『755番、ご用意が出来ております。』
プレミアムな生アナウンスに呼ばれて取りに行くと。

ガーン、茶色のソースが掛かっている。

これは!デミグラスソースか? それでデミカツ丼なのか!

丼を持ってテーブルに戻り
デミグラスとは思わなかった』とつぶやくと

『わかるよ!というか写真出てたやん

殊更、自動を強調する張り紙。

写真見てませんでした。

『それでデミカツ丼、おいしいん?
カツとしてはおいしいけれど、それだとカツカレー食べてても一緒やね。
やっぱり卵とじカツ丼が食べたかった。

どうやら縁が無いのはとんかつではなくの方らしい。
人生のめぐり逢い深いなドンマイ

高速は終始空いていて14時には家に到着

その後アルファロメオグリルの塗装、
マスキングからプラサフ吹きまでの工程。

家に帰ったあと昼寝して力を蓄えてたんで、
深夜1時まで頑張ってやり遂げ、就寝

左:マスキング完了、 右:プラサフ吹き付け


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