見出し画像

ドンマイ G.W. PartⅢ

いよいよ、三部作 PartⅢで完結

おそらく感動的な結末が待っていないことは想像に難くないのですが
何とかG.W.最終日まで話のネタがあってくれと願うばかりです。

5月5日(金)こどもの日 ドンマイレベル 0+5i

8時過ぎに起床

ポコぞうは9時にゼニファー実家に行くといっていたのに、
8時50分過ぎても寝ているので起こす。

自分が寝坊したのだが…』と言いつつあわててお泊り準備
休日の日課の朝食後のお皿洗いはトトムに任される。
名誉なことである(# ゚Д゚)

準備をあっと言う間に終わらせ、ゼニファーに送ってもらい旅立つ人


アルファロメオグリル塗装はいよいよ大詰め。

プラサフ研磨し表面を滑らかにして、凸凹の有無をチェック

前の塗料が少し残っていたを均して、2度目プラサフスプレー
更に凹み部修正して、再研磨してから3度目のプラサフでOK

その後、ブラック下地塗装
一回ホコリ取りのための磨きをして、再下地塗装

車用のスプレー塗料は乾燥が早く、下地処理まで完了すれば、
サクサクと塗装が進みます。

いよいよ、アズールグレーパールメタリックを塗装。
メタリック塗料は塗る面積によって見え方がかなり違うのですが、
実際のグリルに塗ってもイメージ通りの発色で安心。

メタリック粒子が泳がないように少しずつ3回塗り

間髪入れずクリアーコート。
これも1回目を薄く
2回目をウエット気味にして、
3回目は光沢が出るようにたっぷり吹き付け
これでOK。

今日は残念な出来事なし
ドンマイが無かったことにドンマイ

かえって明日、大きな事件起きないかな?心配だな。

だって久々の乗馬なんだもん。

ちなみに今回のドンマイレベル0+5i複素数です。
0は実数軸で、実際にある危険レベル0
5iは虚数軸で、潜在的もしくはジンクスなどにより
現実化するかもしれない危険レベルは5高い数値です。

実は三木ホースランドパークで家族3人、乗馬習っています
明日の乗馬に臨む前に、
乗馬をすることになったいきさつ”を以下でおさらいしておきます。

Phase 1 ≪2014年7月 蒜山高原でのキャンプ≫
牧場で馬にエサをあげるついでに、
みんなで馬に乗ってみようということになる。

当然牧場の人に馬を引いてもらいポクポク歩く引馬体験
コースは馬場から出て林の中を抜けるちょっと長めのコースにする。

トトムは子供時代に1回だけ馬の乗ったおぼろげな記憶があるが、
ほぼ初めて。

馬上では鞍に手で掴まる部分があるのですが、
ここを握っていては手綱を取ることができず、
不思議に思って馬を引っ張ってくれている人に尋ねる。

トレッキングでよく使われるウエスタン鞍

『手綱を握ったら、どうやって体を支えるんですか?』

オートバイのハンドルも体を支えるためのものではないが、
それでも手綱よりはずっとしっかりとした手ごたえがあるのである。

『いや、鐙(あぶみ)のうえでバランスを取るんですよ。』

『え? じゃあ、バランスだけで乗っているようなものなんですね?』
と絶句

『まぁお尻をついていますし、でもちょっと馬体を挟むんですが』
などと話をしていると、元のところへ戻って来て終了

あとでゼニファー、ポコぞうに話すと、

『そうそう、それで手綱を持って右に引っ張ると右に曲がるし、
左に引っ張ると左に曲がるって教えてもらったでしょ。』

いや、ずっと鞍の持ち手を持っていたし、そんな説明はなかった。』

『え?引馬体験て、手綱を持って
こうしたら馬が言うこと聞くんですよってやるもんなんじゃないの?
私達はしたよ。』
なんとポコぞうまでも

なんで俺だけ手綱操作なし

『よっぽど鞍の持ち手を離すのが不安そうだったんじゃないの?』 

あつ!鞍の持ち手と手綱を同時に握っている!


Phase 2 ≪2016年5月ハワイ旅行≫
ハワイ島
一周観光のルート上にあるワイピオ渓谷

眺めが素晴らしいのですが、よく見ると遠くに馬に乗っている人が見える。

『なんかハワイで乗馬って気持ちよさそうだね。』

『でも外国の乗馬ってインストラクターテキトーらしい。
乗りましたね。こうやると右、こうやると左へ行って、
こうすると止まります。
はい、あとはご自由にどうぞ!って感じらしいんよ』
とゼニファー

いやトトムは蒜山高原の引馬でもそれやってないし。
英語の説明だけだと不安だね。

日本で乗馬ライセンス取っていれば安心だね
なんて話をしてみたり。

ワイピオ渓谷 崖手前の湾になった部分がトレッキングコースのようである。


Phase 3 ≪2018年6月 三木ホースランドパーク トレッキング≫
三木市 ふるさと納税のお礼の品で
三木ホースランドパークでのトレッキングチケットをゲット

ポコぞうと二人でトレッキング体験に行きました。

トトムは念願の手綱操作でした。

ちょっと乗馬やってみたいなという気持ちになるが、
正式の乗馬教室入会は子供小学6年生から。
来年4月にポコぞうと一緒にやってこよう。と子供を頼りにする父

前の馬について行ってくれるので実は手綱操作不要


Phase 4 ≪2019年4月 体験乗馬≫

やはり乗馬というのはそれなりに、リスクもあり、
一度乗馬教室を体験してみて入会するかどうか決めるというシステム。

鞍はブリティッシュタイプでウエスタンタイプほど
しっかりした持ち手がない。(ヘルパーという革紐だけ)

トレッキングではないので、室内馬場にて長い紐でつながれた馬に乗って
で合図を送って並足で歩かせ、手綱を引いて止めたり。

少しだけ速足も体験。
ちなみに速足とは、
暴れん坊将軍のオープニングのような豪快な駆足ではなく、
コント55号の坂上二郎さんの赤ニンジャみたいな
ピョコピョコした走り方です。

でも見かけによらず上下動が激しく、
うっかりしていると振り落とされそうになります。

でもポコぞう全然怖くなかったと言う事ですし、
トトム何とかついていけそうなので正式に入会しました。


Phase 5 ≪2020年3月 新型コロナが拡大≫
この頃はYou Tube新型コロナの動画で持ち切り。

非常事態に備える”とか、”コロナウイルスの正体”とか
千差万別玉石混合

その中に、”未来から来たカウボーイの証言≫という超眉唾ものがあり。

その未来のカウボーイが言うには、
自分がやって来た未来では既に新型コロナで世界経済崩壊

ガソリン生産も止まっているので自動車も動かず、
西部開拓時代逆戻りしてが貴重な移動手段となった
弱肉強食の世界なんだそうです。

これは生き残りを賭けて頑張り
乗馬が出来るようになっておかなければ!


5月6日(土) ドンマイレベル2

10時からトトムとポコぞうの二人で乗馬レッスン。
(ゼニファーは足に怪我をしてお休み中)

本日はドンマイとならないための関門がいくつもある
第1関門 を間違えないこと
第2関門 乗馬大会をやっていないこと
第3関門 更衣室のロッカーが空いていること。
第4関門 お手入れではないこと。
第5関門 これが最大の関門 駆足落馬しないこと。
これらの関門を全て回避しなければならないのである。

6時40分起床

7時45分家出発。
まずはゼニファーの実家に泊まっているポコぞうをお迎えに。

第1関門は道を間違えないこと。
たしかトトムの実家に帰る時も同じようなことを言っていたのですが、
要は良く道を間違えるんですよ。

三木ホースランドパークへ行くには3つのルートがあり、
・下道最短ルート
・高速使用最短・最速ルート
・ゼニファーの実家経由ルート
それぞれのルートを選ぶのに、家を出発した直後に息つく間もなく
分岐点がやってくるのです。

特に朝は若干寝ぼけていることもあり、
うっかり間違えることが多いのです。

リスクアセスメントの観点から言えば、
いずれの道へ行っても結局到着するので発生時の被害は小さいが、
発生頻度が高いので要注意に該当します。

”今日はゼニファー実家へ行く”と唱えながら運転し
二つの分岐点を間違えずに無事クリア

やっぱり道路は空いている。
異世界召喚された人達はまだ帰って来ていないみたい。

実家でポコぞうをピックアップ。

『荷物全部持ってきたね? 乗馬が終わったらホースランドパークから
おうちにまっすぐ帰るからね。大丈夫?』
と確認してからホースランドパークへ向かう。

次の第2関門の乗馬大会とは!
三木ホースランドパークは関西最大規模乗馬施設を有しており
乗馬教室だけでなく、
兵庫県民大会から日本全国から一流選手が集う全国大会まで
さまざまな乗馬大会頻繁に開かれています。

乗馬大会の時は馬具乗馬用品などのお店も出店され、
なかなか楽しいのですが
コロナも収まった今、朝早くから多くの人が詰めかけ、
駐車場が一杯になるのです。

そうなると少し離れた別の駐車場に停めることになり、
乗馬教室まで歩く距離が増えてしまいます。

まぁ大したことではないのですが、荷物が結構重いので
近い駐車場に停めれるに越したことは無い。

で、本日は大会もなく駐車場はガラガラ。 

関門クリアー


第3関門の前にちっこいハプニング発生。

ゼニファー実家のおばあちゃんからポコぞうにLINE
ナイトキャップ忘れてるよ。

それを見て、ポコぞうナイトキャップを取りに帰りに実家に寄るという。

帰りの時間25分プラスだぞ!
60分に25分プラスといえば√2倍だ!
ナイトキャップ新しいの買ったらどうなん?

お願い、お願い』とナイトキャップの信奉者のようなポコぞう。

しかたねーのぉ。(若干上から目線)

まぁ、ハプニングがこれで済めば今日は落馬はすまい。
厄除けの代わりと考えよう

第3関門 ロッカーが空いていること。
乗馬大会に参加する選手は乗馬教室用の更衣室は使用しないので
乗馬大会の有無には左右されないのですが、
この更衣室のロッカー電子ロック半分くらい壊れていて、
もともと使えるのが少ない。

乗馬教室は特に女性が多いので
女子更衣室のほうがロッカー確保が厳しいらしいのですが
本日は男子更衣室、(ポコぞうによると)女子更衣室ともガラガラだった。


第4関門はお手入れ
お手入れとは馬体のお手入れです。

レッスンで乗った馬が、その日最後のレッスン対応だった場合には
レッスン後に馬を洗って乾かしたあとブラッシングする
というお手入れをしてあげなくてはなりません。
なかなか重労働で30分以上かかります。

普通は午後もレッスンがあるので、
午前中の乗馬でお手入れがあるということはまずないのですが、
G.W.で旅行に皆さん出掛けたりと(それでなくとも異世界に召喚されて
いる人多数なのに)、馬に乗る人が少ないと、
午後のレッスンがなくなって、お手入れの危険性も十分ある。

最初に事務所に寄り、乗る馬の名前準備後片付けの内容を教えてもらうのですが、果たして本日は⁉

トトム リアルブラック 馬装あり。レッスン後はお部屋戻し
ポコぞう 明藍 馬装あり。レッスン後はお部屋戻し

選手紹介

馬装は馬に鞍を付けたりする準備で、馬装ありが基本。
前の人のレッスンから連続の場合は不要です。

レッスン後お部屋戻しは、続けてのレッスンはないが、時間を空けて
次のレッスンがあるので、一旦馬装を外して、
馬房に連れて行ってあげます。

ということで本日のお手入れは無し関門クリアー

第5関門 落馬しないこと。
これは説明するまでもありますまい。
走っている馬から落ちることです。

一番避けたい関門なのですが、トトムは既に3回落馬している。

1回目 初めての駆足で、思ったより遠心力が大きくて
外側にツルリ滑り落ちる。ダメージはなし。

2回目 部班(複数頭で走ること)で後ろの人が落馬、
エアバック式ジャケットの作動音
ビックリしたトトムの馬が跳ねて落馬。
(太腿を打ってちょっと痛かった)

3回目 これは駆足ではない。並足中に馬が躓く。
前へのつんのめるのなら、まだバランスが取れるのだが、
今回は馬が横方向にガクリとずっこけ。

完全に想定外で馬上に重心が残せない。

飛び降りる
変にしがみつこうと足掻いて、挙句バランスを崩し頭から落ちるより
良いだろう。(この間0.3秒)

できる! ぴょーん スタリ。

落馬、大丈夫でしたか?』
とトレーナーが心配そうに駆け付けるが、
『いえ、落ちる前に飛び降りました。』と平然と答えるトトム

『え?飛び降りた⁉』『飛び降りたって、どう言う事?
とホースランドパークの事務所騒然(ジェニファー談)

イヤイヤ、後から考えるとブラブラしただけが足掛かり
馬の上から飛び降りるなんて、普通ならば絶対に考える訳はない、
トンデモナイ判断なのですが、
火事場の馬鹿力というか、その時は当たり前のように出来ると
思ったんだなぁ。

ポコぞうに後から聞く。トトムの様子どうだった? 
ひらり、スタッって感じで華麗だっただろ。

いや小豆滑り降りた感じだった。

人に落馬の歴史あり


本日は久々だがまぁまぁうまく乗れました。
駆足できるかどうかは今のところ
トレーナー次第

駆足に移行するには、
騎乗者の重心や馬の動きに合わせた合図のタイミングなどの条件を
揃える必要があり、並足速足と違ってなかなか難しいので、
未熟な騎乗者の場合、馬にやる気がないと簡単には走ってくれない。

どういうときに馬のやる気があるかと言うと、
トレーナーが馬に厳しいかどうか。これに尽きます。

馬は騎乗者ではなく、専らトレーナーを意識しており、
厳しいトレーナーの時は、
駆足はじめ』の合図だけで、馬はトレーナーの言葉を聞き取り
『駆足やるんですね、はいわかりました!』と
勝手に走り始めてくれるのである。

ただし超厳しいトレーナーだと、馬が過敏に反応して
トレーナーがちょっと馬の方を見ただけで、
ビクッとしてスピードが上がり、乗っている方は怖し。

また優しいトレーナーの場合には、馬の余裕が出来て
騎乗者の合図がなっとらん!と思うのか当然走らない。
その結果、馬にフラストレーションが溜まり、
最後には馬が不穏な動きをし始めるのでそれはそれで怖いのですが。

今日はほどほどに厳しいインストラクターで駆足は無事クリアー。


5つの関門すべてクリア
じゃあ着替えて帰るか。

そこそこ汗をかいたので、
ロッカーでシャワーをするか、それとも下着だけ着替えるか
どっちにしようかなと思いつつ、
乗馬用具一式が入った大きいバッグをまさぐる

って下着がない! というよりも着替え一式忘れた。

パンツ、シャツ、靴下、ポロシャツ、綿パン、タオルを一式
にいれてたんですが、その袋ごと家に忘れている。

仕方がない。汗でしっとりした乗馬服のまま更衣室から出る。

更衣室の外でポコぞうと合流。
『ポコぞうよ。父の姿を見よ』と着替えをしていない事を披露しつつ、
今からゼニファー実家に忘れたポコぞうのナイトキャップ
取りに行きます。と高らかに宣言

『いや、トトムは着替え一式すべて忘れておりました
”忘れ物というのは慎重にチェックすれば防げるんじゃ、”
と言いたいところだが、
物事を忘れるのは脳のメカニズム上正常なんだよー。
わっはっは!』

では忘れモノ軍団 おばあちゃんちに向かってGO


家に帰り付きご飯を食べてから、一休みして
アルファロメオグリルのマスキングはがし

グリル上部のゴムパッキン部はマスキングのために
ガムテープを貼っていたのだが、
ガムテープのノリがべっとり付着して、きれいに剥がれない

このテープ使うんじゃなかった!

指でゴムパッキンに付いたノリをこすり取り、
強力洗剤、最後は塗装部を溶かさないように注意しながら溶剤で除去

無駄に時間がかかったが、
パッキングがもとよりきれいになったのでヨシとしよう。

あとは1週間くらい経って完全に乾燥させてから
ペーパー研磨コンパウンド磨きですが

スプレー吹きっぱなしでも既に発色が良い感じなのはわかります。


一連の塗装工程まとめ


5月7日(日) ドンマイレベル1

GW最終日であること自体がすでに残念

今日は少し朝寝しようと思うのだが、
なにやら家内(”家の中”であり、”奥さん”の意味も)が騒がしい

眼鏡が見つからないポコぞうと二人で探し回っている。

昨晩どこかで眼鏡を外したまま、寝てしまったとのこと。

あちこち探して部屋の隅っこで発見される。


noteがゴールデンウイーク中
『シュペルターと歩む』のフランス旅行記3部作
仕上げるのが目標だったのだが、容易には完成に漕ぎつけない。

今は第2部を書いているのだが、本日中の完成はちょっと難しそうである。


お昼ご飯
明星の中華三昧 北京風香塩(ラーメン)を作って食べよう

作り方を見ると別途サラダチキンをご用意ください。とある。

ないな。そもそもサラダチキンってなんだ?
売っているものだろうか。

わからないが、とにかく無い

売っているようです。

考えろ!考えろ!

チキンというのだから、シーチキンでもいっしょだろう。
サラダに使うし。

ラーメンスープホタテベース海鮮出汁だし、
同じ海の物として合わないはずがない

うんおいしい。と一人満足していると
ゼニファー再び何かを紛失した、と探し回っている

『奥様、今度は何をお探しでしょうか?』

リビングの絨毯とかソファーのあたりで、
ポコぞうの体操服に体育祭用のゼッケンを裁縫していて、
使っていた針がどこかにいった!とあっさりとおっしゃる

こわいなぁ!

今日はずーっと雨、
夜には大雨警報
明日、大丈夫だろうか

ゴールデンウイークそんな締めくくりでした。

夏休み連休にむけての教訓は!

絨毯ソファーに潜んでいるかもしれない裁縫針に気を付けましょう。


(後記)
アルファロメオのフロントグリルは1週間かけて完全乾燥させたのちに、
目の細かいペーパーとコンパウンドで磨き上げて完成。

左:コンパウンド磨きまで完了したグリル、右:張り切るアルファさん

アルファロメオ本体に取り付けして、元気に走っています。


乗馬はあれからトトムは毎週欠かさず励んでいますが、
6月10日に4回目の落馬

駆足中に馬が何かに驚いて暴走。
落ちた時にお尻を打って2週間くらいは痛かった。

それに挫けず4級乗馬ライセンス取得を目指して練習中です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?