さてJ1リーグも開幕から2試合を消化。我らがアルビも今週末ホーム開幕戦を迎えます。相手は名古屋。天気はまだまだ冬模様なので、防寒対策をバッチリにしてスタジアムへ行きましょうね！

そんなリーグ戦とは別にいよいよ始まりますよルヴァン杯！我らがアルビは二回戦からになりますが、3月6日(水)と3月13日(水)の二日間に分けて一回戦17試合が行われます。そのルヴァン杯を今回ネタにするべく始めた「ニャポ太の野望」。今回は一回戦の中からまずは6日に行われる試合からいくつかピックアップしてみます。

6日に行われる一回戦は下記の通り。

ルヴァン杯はやるかやられるか一発勝負。J1～J3全60チームが参加ということで、密かに楽しみなのが九州バトル！福岡県はアビスパ福岡とギラヴァンツ北九州があるので、九州７県に8チームが鎬を削るわけですよ。その中から６日に唯一の九州勢対決大分トリニータvsギラヴァンツ北九州を取り上げました。

大分は切支丹大名大友宗麟。北九州は悲劇の城井谷城主城井鎮房（きいしげふさ）にしました。城井鎮房は宇都宮鎮房ともいいます。秀吉や黒田官兵衛、長政親子とのやり取りで、最後には長政に暗殺されてしまうのですね。その城井家には古くから伝わる「艾蓬の射法」という秘法があったとされています。吉凶の占いや、邪気を払い、また戦勝祈願に用いられる弓術儀式で一子相伝だったらしいです。そのため城井鎮房イラストには弓を持たせています。

次は鹿児島vs千葉です。一回戦からJ2同士の熱い戦いが繰り広げられそうです。今シーズンからJ2に昇格した鹿児島と、開幕から好調をキープしている千葉。この戦いは楽しみです。鹿児島といえば島津家ですよね。その中から島津義弘にしました。貴久、豊久あたりでも良かったかも。千葉は里見義堯です。南総里見八犬伝の舞台ということで、８つの仁義八行の玉をちらしてみました。カラーはサムライトルーパーカラーにしちゃいました。懐かしい！

宮崎vs岡山について。宮崎は伊東義祐です。戦国時代の九州はこの伊東家や大友家、島津家などの攻防が面白んですよね。J1のアビスパ福岡やサガン鳥栖はどの武将が割り当てられているかも楽しみにしていただければ。岡山は豊臣政権下の五大老の一人宇喜多秀家です。どうしてもこの人、五大老で一番若いせいか、キザというイメージがありますね。

愛媛vs長崎は三島水軍の鶴姫と日本初の切支丹大名大村純忠にしました。長崎は天草四郎とも考えたのですが、彼は長崎のイメージがありますが生まれは熊本でした。実は今治は今治城主の藤堂高虎にしたのですが、三島水軍も今治市が拠点だったんですね。松山市の方は有名な村上水軍だった。でも鶴姫描きたかったのでよしとしましょう。

そして今回取り上げる最後は讃岐vs秋田です。讃岐は三好長慶の弟、十河一存（そごうかずまさ）。「鬼十河」と呼ばれて敵に恐れられた彼は、その髪型に特徴があって、「十河額」と呼ばれて真似する家臣も多かったそうです。そのためイラストも「十河額」にしました。秋田の安東愛季（あんとうちかすえ）は秋田愛季とも言います。文武に秀でた彼は、「斗星の北天に在るにさも似たり」と評されたそうです。

いかがでしたでしょうか。正直こんなにいっぱいイラスト描くつもりはなかったのですが、あれも描きたいこれも描きたいとしているうちに、20体以上も描いてしまいました。戦国武将を割り振るのが難しい地域もあって（特に関東）描き切れなかったのがまだ少し心残り。描いたチームがなるべく勝ち進んで欲しいなぁと思いつつ、今後も続けていきたいと思います。次回は来週の一回戦のこりが行われる前に更新したいです。それでは今後ともよろしくお願いします。